この記事は私の趣味の一つ、蕎麦屋めぐりについて行っただけではつまらないので私が訪れた蕎麦屋について独断と偏見をもってレビューする記事である。
蕎麦についてはニワカ趣味なのでトンチンカンなレビューとなっているかもしれない。ただそう云う見方もあるのかと思っていただければ幸いだ。
それでは早速レビーしていこう。ちなみに食べたのは「せいろ蕎麦」約800円。
かんだやぶそば:評価
まずツユは着けずにメンをそのまますすった感想はのどごしは良いが香りがしないというものだ。
正直蕎麦の知識はあまり無く初心者の意見なのでやぶそばというものがイマイチ分かっていないのだが、これは拍子抜けだ。ただメンは細くそれでいて腰があり、のどごしは良くてどんどん食べられる。
蕎麦は香りも大事だがこの喉越しというのも非常に重要な要素なのでこれはコレでありなのかもしれない。
麺の量は少なく、4~5口程度でなくなるほど少ない。最初店員にせいろ蕎麦を注文したときに、「一枚だけですか?」てきな反応をされて驚いたのだが、周りを見渡すと2枚、3枚と頼んでいる人ばかりである。
一枚800円もする蕎麦を何枚も頼むほど私の懐は暖かくないので、頑なに一枚で注文した。800円..これは高級だ。
ツユにちょっと着けて食べてみる。ツユは辛いThe関東風。どこか駅の立ち食い蕎麦というニュアンスだが口当たりまろやかでどこか甘みがあるツユで深みがある。
キリッとした麺とよく合うツユでバランスが良い。これは無限に食べられる!?
思わずすべて食べてしまいそうになったが踏みとどまり、薬味を着けて食べてみる。
薬味は丁寧にすりおろしたきめ細やかなワサビに、長ネギ。香りが高く非常に質が良いことが分かる。薬味と合わせるとキリッとした蕎麦が引き立つ。そんな計算しつくされたクールな蕎麦だった。
かんだやぶそば:ツユ
ツユは辛い関東特有のそれだ。
濃くて辛いのだが、口当たりまろやか。どこか甘みを感じられるそんな深みのあるツユだ。さすがは老舗といったところだ。
イメージとしては駅の立ち食い蕎麦のツユに近いものだが、それよりも口触りが良く、おそらくは駅の立ち食い蕎麦はここのツユを真似たのだろう。
かんだやぶそば:店内
かんだやぶそばは実は数年前、残念ながら大火事で焼かれてしまい、立て直した店舗だそうで、古く渋い、、、という老舗感は皆無で新しい店舗はどこか観光地のお店という雰囲気が強かった。
できるだけ多く客が入るような間取りにファミレスのような広い厨房。
効率を重視していることが伺えてしまい、老舗の雰囲気はあまり感じられないのが残念だ。
しかし、しっかりとコロナの感染症対策で席もいい感じで感覚が開けられており、だいぶ頑張っている感がかんじられた。頑張ってもらいたいものだ。
かんだやぶそば:総評
イメージは粋でクールな洗練された蕎麦。アメリカで言うとニューヨークという感じ。
洗練された技術により作られた蕎麦は老舗というにふさわしく、他の蕎麦やにない不思議なオーラがある。そんな蕎麦やである。
昔からしこの店を知っている人からすると、味が落ちたと言われているようだが私てきにはこれはコレでOKである。
店には客で溢れ活気にあふれる様は蕎麦について日本人が愛してやまない、そんな姿が垣間見れる。そんな風景が見れる蕎麦やは中々無いだろう。
今後もこの味を守っていっていただきたい、、、が私は値段的な理由によりこちらの常用は断念することにした。
以上