秋葉原ランチの隠れた逸品!鳥つね自然洞の「特上親子丼」を味わってきた

秋葉原ランチの隠れた逸品!鳥つね自然洞の「特上親子丼」を味わってきた

東京は秋葉原に来たときに昼ごはんはどこで食べるだろうか?UDXの飲食街だろうか?それともジャンク通りのチェーン店だろうか?

意外と食べるものに困る街でもあるのが秋葉原である。というのも観光地化が進み街は人でごった返しており、昼時になると何の変哲もない店に人が行列ができる。たまったもんじゃない。

結局適当なマックやコンビニで済ませてしまうという人が多いと思う。そんな人にオススメしたいのが鳥料理 鳥つね自然洞だ。

秋葉原グルメ:鳥つね 自然洞

鳥つねは秋葉原駅から上野方面に歩いていった、ちょうど秋葉原と御徒町の中間付近にあるお店だ。この辺は冒頭で述べた観光地からは外れたスポットにあるためかなり静かなエリアとなる。

外国人はまず寄り付かないエリアだ。

秋葉原 鳥つね外観

あまり訪れる人少ないエアーポケット的なエリアなのだが、だからこそゆったりと食事ができるお店がある穴場スポットなのだ。

ちなみに、秋葉原グルメとしては神田方面にある「まつや」という老舗蕎麦屋もオススメだ。

新規タブ:会社帰りは神田の老舗蕎麦屋まつやでサクッと一杯。都内在住サラリーマンの日常。

鳥つねのランチメニュー

鳥つねのランチメニューは幅広く、親子丼を始め、もつ入親子丼と珍しい親子丼から、上タタキ丼と気になるメニューが名を連ねる。

秋葉原 鳥つねのランチメニュー

特に気になるのが<特上>限定二十食、というメニューである。

値段が少々お高いのだが、これは食通の私としては頼まないわけにはいかないだろう。ということで入店した。

20食限定の特上親子丼

刮目せよ、これが清水の舞台から飛び降りる思いで注文した鳥つねの20食限定の特上親子丼(¥2,000)だ!!

秋葉原 鳥つねの特上親子丼

見てもらいたいのが卵の色味の鮮やかさ。新鮮でいい卵を使用しているというのが分かる色味ではなかろうか?これは絶対うまい。

シンプルな料理だからこそ、店のレベルが分かるというものだが、この見た目からして只者ではない。ここの料理人は並の使い手ではないだろう。

秋葉原 鳥つねの特上親子丼その2

絶妙に半熟な卵の火の入れ加減は正に職人技である。ビジュアルからして食欲をそそる。

そして中に入っている鶏肉がまたすごい。

秋葉原 鳥つねの特上親子丼の肉

親子丼というと鶏もも肉を使うのが一般的だが、ソレだと食感や味が単調になりすぎてしまう問題がある。

だが、鳥つねの親子丼は一味違う。

とりもも肉を始め、胸肉や食感がコリコリの謎部位の肉などが入っており、多彩な食感の変化球が楽しめる。とにかく様々な食感の肉が入っており飽きがこない工夫がされている。

卵も濃厚。深みがあり、さすがは特上の親子丼というだけある。

秋葉原 鳥つねの特上親子丼のご飯

ご飯にはタレが染み込んでおり、どこを食べてもうまい。味付けもくどくなりすぎない絶妙な塩加減なのだ。ダシが違うのだ!!

そして、影の立役者がこの汁だ。これがまた曲者。

秋葉原 鳥つねの汁物

濃い味の親子丼を食べた後にこのスープを飲むとスープの薄さに驚く。まるで美味しんぼの椀方試験※でもされているのか?と思うくらいに我々食通の味覚を試してくる。

※補足:
椀方試験とは、アニメ美味しんぼ第53話「椀方試験」で登場する試験の名前。本作では料理人の味覚を試験するために汁を飲むシーンがある。

薄くてお湯を飲んでいるのではないか?と思うほどなのだが、後になり口の中をさっぱりリセットしてくれることに気がつく。これはすごい。

確かに親子丼は食べていると口の中が味に飽きてくるというか、単調なのだ。それ単体だとなかなか厳しいものがあるのだが、この汁によりリセットされることで親子丼が最後まで美味しく感じるのだ。

うーむ考えられている。さすが特上。

付け合せのお新香もしっかりとモリモリで3種類もの漬物が楽しめる。

秋葉原 鳥つねの漬物

箸休めにはちょうど良い量だ。個人的意見だが漬物がしっかりしている店は名店である。

2,000円と少々高額ではあるものの、最高の親子丼体験ができて大満足のランチである。是非食べてみて欲しい。

店内はカウンターとお座敷あり

店内は1Fがカウンター席となっておりお一人様でも安心して来店できる。

秋葉原 鳥つねの店内1F

仕事終わりに一人でふらっと夜飲みに来てもいいかもしれない。

そして2Fにはお座敷があり、個室が3部屋ほどありそれぞれ4人がけテーブルがある。

秋葉原 鳥つねの2Fおざしき

複数人で来ても安心。やはり日本人たるもの畳に座布団スタイルがしっくりくるというものだ。

秋葉原グルメ:鳥つね 自然洞の詳細情報

最後に鳥つねの詳細情報について紹介する。まず具体的なお店の場所は以下の場所となる。

場所は秋葉原駅から上野方面へ向かう途中の御徒町駅と秋葉原駅のちょうど中間地点くらいのエリアにある。

この辺は近所に王道家というラーメンの名店もあり、名店が多いエリアとなっており、秋葉原で美味しいものを食べたいと思ったらこの辺のエリアへ行けば間違いなしの穴場スポットだ。

秋葉原で有名なお店らしく行列ができている場合もあるため、来店は早めに行くと良いかもしれない。私が訪れた際は土曜の開店直後。並ぶこと無くスムーズに入店できたので開店直後が狙い目かもしれない。

その他情報は以下の通りとなる。

・営業時間:11:30-14:00,17:30-22:00 (日・祝休み)
・座席数:40席
・TEL:03-5818-3566
・HP:https://toritsuneshizendou.gorp.jp/

以上、最後まで読んでいただき感謝