私は今年の2月に断酒を決意してから今までほぼお酒を飲まない生活をしてきた。
ほぼと表現したのは、やむなく飲まなければならない場面では形式的には飲んでいたので本当の意味での断酒ではないかも知れないが細かいことは気にしないこととする。
今回は私が今年の2月から今まで約2ヶ月近く断酒をしてみて実感した断酒のメリット・デメリットについて述べていきたいと思う。
色々あってお酒を断ちたいという人、飲酒に疑問を感じている人の参考になればと思う。あくまで学術的な根拠があるわけではなく、完全なる私の主観が入った記事のためこんなこともあるのかという気持ちで読んでいただきたい。
目次
断酒のきっかけ
まずは簡単に私が断酒を決意したきっかけについて述べていこう。
私はもともと酒が好きで、一人でバーや居酒屋に行って飲むこともあれば、家で仕事帰りにウィスキーやビールなど飲むほどにはお酒が好きである。
ただし、お酒お飲むと気が大きくなり騒がしくしてしまうタチであり、調子に乗って一気飲みをして何度も人に迷惑をかけてしまうめんどくさいタイプだった。
そんな私はコレまで何度も失敗している。失敗のたびにお酒を辞めようと考えたが上手く行かなかった。しかし、ここ最近友人の結婚式で例の如く騒いでしまい周りに迷惑をかけてしまった事がきっかけでお酒を断とう決意した。
ちなみに結婚式で暴れたのは1度や2度だけでなく、ほぼ毎回のことでいつしか私は結婚式クラッシャーとしてその名を轟かせてしまった。
このことで私は大いに反省して、真人間になるために断酒を決意したというわけだ。
断酒してみて感じたメリット・デメリット
なんやかんやあってお酒を経って2ヶ月弱。現在私が感じている断酒のメリット・デメリットについて述べていこう。
メリット・デメリットは以下。
メリット
- 睡眠の質が向上
- 痩せる
- 飲食費が押さえられる
- お酒を飲みたいと思わなくなった
- 時間が有効活用できる?
デメリット
- 飲み会時で損する
- ストレスのはけ口が1つ無くなる
- 余計な事を考える事が多くなる
細かく見ていこう。
メリット5選
まずは断酒のメリットを5点紹介していこう。
睡眠の質が向上
最初に感じるメリットとして睡眠の質の向上が挙げられる。知っての通り、寝る前に飲酒をすると眠りが浅くなり睡眠の質が低下する。
平日だと朝起きるのが辛くなり昼間の業務に支障をきたしてしまうのだが、睡眠の質が向上することにより毎朝スッキリ目が覚める事ができるようになった。まるで学生の頃に戻ったかのようなスッキリとした朝を毎朝迎えることができている。
質の良い睡眠は昼間の活動の生産性を向上させ、サクサクと仕事がすすめられるし、健康面では肌が綺麗になるしで良いこと尽くめである。
痩せる
劇的に痩せるという事は無いのだが、飲酒しなくなってから明らかに体重が減ってい来ている。また、体型的には腹が引っ込んでスッキリとすることができた。
飲酒時に無駄な食事を取らなくなた事も大きいと思うが、やはりビールなどプリン体が多い飲み物は腹にダイレクトに響くのだと改めて実感出来た。
ダイエットをしたい場合はまずは食事内容から見直すのが良いというのをどこかで読んだことがある気がするが正に飲酒しないということはダイエットに効果的である。
食費が押さえられる
飲酒しないだけで大分食費が押さえられていると感じる。感じると書いたのは私はマメな性格ではないためしっかりと計算して定量的に評価したわけではなく、定性的な評価しているためだ。
実際にATMに行く機会が減っているので、出費が押さえられているのだろう。
そもそも、食事をするだけなら1000円もあれば十分おなかいっぱい食べられるのに、飲酒をすることにより簡単に2000円、3000円、、、5000円など出費してしまう。
お酒を飲んで2000円くらいの出費で済めば安く飲めたと感じる始末である。そりゃお金もどんどん無くなっていくというものだ。
お酒を飲みたいと思わなくなった
お酒を飲まなくなってから不思議とお酒を飲みたいと思わなくなってきた。例え飲んだとしても余り美味しいと感じる事が少なくなった。
本来は飲む必要が無い成分のため体が拒否しているのだろう。継続的に飲酒している人はこうした間隔が鈍っているのだろう。
時間が有効活用できる?
これについてはあえて「?」をけた。というのは、お酒を飲まない分時間を有効に活用して生産的になると思ったら案外そういう事は無かったからだ。
逆にお酒を飲まなくなった分、一体その時間を何に使えば良いのだ?という事が多くなった。
やることといったら、スポーツジムに行く、映画を見る、ブログを書く、勉強するなど色々とあるのだが、だだでさえ昼間に仕事で気力を使い切った状態なのにそこから主体的な行動をする気が起きず、結局何もやらず暇になる事が多くなってしまっている。
お酒はご飯と一緒に飲むだけなのでかなり手軽なのだ。やることが見つかれば時間を有効活用できると思うのでこれからの課題である。
デメリット3選
続いてデメリットについて述べていく。
飲み会で損する
飲み会は基本割り勘である。私も飲酒していた時は飲まない人よりは多少は多めに払っていたがそれでも、基本割り勘としていたので不満はないのだが、実際にお酒を飲まない飲み会に参加すると損したと感じる。いや、実際に損をしているのだ。
チェーンの居酒屋のご飯は値段の割に料理がまずく、満足感が低い。飲み会の料金の大半はお酒の値段だからであろう。高い金を払った割に料理が微妙で5000円とか取られると次回から参加したくない気持ちになる。
また、やたら飲み会の時間は長く感じる。長い割にそこで話される話は何の生産性が無く、つまらない話ばかりだ。酒に酔っている時に面白く感じる話は、シラフだと聞いてても何も面白くないものだ。少人数で気の知れた人との飲みではそんなことも少ないのだが、職場での大人数での飲み会では特につまらないと感じる。
金銭的にも時間的にも無駄な時間を感じてしまう。酒をあまり飲まない場合は、少人数でサクッと飲んでサクッと食べるというスタイルが良いと思う。
ストレスのはけ口が1つ無くなる
やはりお酒を飲むことの理由の一つにストレス発散だろう。普段溜まった鬱憤を酒により晴らし、余計なことを考えるのを紛らわすのに効果がある。
サラリーマンは、上がらない給料、評価、増える責任、理不尽な事も多く、酒を飲まずにはやってられない事が多いことだろう。
飲酒することで思考を麻痺させてストレスを軽減、発散させてくれる効果があると思うので、断酒することでストレスのはけ口が1つ無くなることになる。
余計なことを考えることが多くなる
酒を飲まなくなると、ストレスと正面から向き合うことになり余計なことを考えることが多くなってきたように感じる。これが想像以上に辛く、メンタルが弱い私にとってはかなり辛い状況だ。
シラフで一人でいると自然と余計なことを考える時間が増えてくる。嫌な思考がグルグルと巡り不安に苛まれることが多くなってきた。対策としては、何か他の事をして紛らわすのが良いのだが現状私は飲酒に変わる何かやることが見つかっていない。
今後の課題は飲酒に変わる「何か」を探すこと
断酒によるメリット・デメリットについて記載してき。
断酒をすることで得られるメリットがある一方でデメリットもあるのが確かである。今後は飲酒していた時間で何か自分を成長させられる何かを探して取り組むというのが課題である。
断酒して折角自由に使える時間が増えたので、それに変わる何かを見つける事が今後も断酒を続けるための秘訣なのではなかろうか。
以上