在宅勤務やブログ、動画作成など様々な活動にあると便利なのがホワイトボード。
私もホワイトボードを自宅に設置してから早3年以上が経っているが今でもガッツリ使用しており、心底買ってよかったと思っているアイテムの一つだ。
そんな便利なホワイトボードだが、何が便利なのか?おすすめの使い方をもって紹介しようと思う。
ホワイトボードの購入を検討している人、ホワイトボードを買ったけど何に使用すれば良いか悩んでいる人の参考になればと思う。
目次
ホワイトボードおすすめの使い方
在宅勤務でのホワイトボードのおすすめの使い方を紹介していこうと思う。使い方は以下。
- ひとりブレインストーミング
- 考えの整理・まとめ
- アイディアの客観視
- プログラムロジック検討
- タスク・スケジュール整理
ひとりブレインストーミング
ひとりブレインストーミング(以下ブレスト)というのは、その名の通りひとりでブレストすることである。
ブレインストーミングというのは、複数人で自由にアイディアを出し合い短時間でたくさんのアイディアを出し合い、検討する技法のことだ。ひとりブレストは、一人でそれを行うことを言う。
一般的にそういうのがあるかと言うと分からないが、私は仕事や設計に行き詰まった際によくこの技法を使用する。
やり方は簡単で思いつくアイディアを片っ端から書き出して、良いアイディアを模索するというやり方だ。これをホワイトボードでやることで素早く最適解に到達できるので作業に行き詰まった際に有効である。
プレゼンのアイディアをまとめる時、システム検討する際、様々な場面でアイディアを絞り出す場面があるだろう。頭で悶々と考えていても良いアイディアなんて思い浮かばないので、実際に手を動かすことでアイディアをひねり出すのだ。
ホワイトボードでブレストすることでアイディアを捻り出す有効なツールとなるのである。
考えの整理・まとめ
複雑な事を考えたり、わかりやすいようにまとめるのにホワイトボードが適している。取り敢えず書き出して、線や◯で関係性を紐解いて、まとめるということが簡単にできる。
ホワイトボードは実際に書き出すことで漏れなく記載もできるし、それらを客観視して整理したりまとめたりが楽にできるのだ。
考えたり、まとめるのが苦手という人は一度ホワイトボードを使用して見て欲しい。私も複雑な事を頭で考えることが苦手なタイプなので何か分からないこと、理解できないことがあるとホワイトボードに書き出して整理して理解するようにしている。
こうすることで情報が整理されて、理解もまとめも不思議と出来てしまうのでもう手放せなくなった。
頭がいい人はイメージで瞬時に整理したり理解することが出来ると思うのだが、私のような凡人にはそれは難しいためホワイトボードの力を借りているというわけだ。
アイディアの客観視
自分で思いついたアイディアというのは、その時は凄く画期的と思っても時間が経って見直してみるとそうでもないということがよくある。これは時間が経って客観視できるようになるからだと思う。
これをホワイトボードで同じことができる。思いついたアイディアを素早くホワイトボードに書き出してみて、遠目から眺めてみる。そうすると不思議とそのアイディアを客観視できるようになり、閃いたアイディアについて多角的に検討して、深掘りすることが出来るようになる。
思いついたアイディアを忘れないためのメモとしても、とりあえずホワイトボードに書き出してみるというのは有効であると思う。
プログラムロジック検討
これはニッチな使い方と思うが、プログラムのロジック検討にもホワイトボードは有効だ。
複雑なロジックを考えていると考えることが多く、脳のリソースを半端なく利用してしまう。天才ならいざしらず一般的な人にとってはそれほど考えを巡らすことは難しいので、ホワイトボードを利用して検討するのだ。
ホワイトボードであれば、考えを非常に高速にビジュアル化して検討していけるのでプログラミングとの相性も良い。
紙に書き出すということも同じく有効だが、ホワイトボードはその上位互換で更に直感性に優れているので、できればホワイトボードを使用してもらいたい。
周りのライバルが紙と鉛筆を使っているところに、自分だけ上位互換のホワイトボードを使用していたらどうだろうか?ライバルに差をつけることが可能になるのだ。
特に在宅勤務が市民権を得た昨今では、こっそりとこういう便利ツールを使用することが、生存競争に生き抜くための考え方だろう。ライバルに差をつけろ!!
タスク・スケジュール整理
タスクとスケジュール整理にもホワイトボードは使える。
私は毎朝仕事を始める前にやることというのをざっとホワイトボードに書き出して、タスク漏れ防止二活用している。タスクは完了するたびに取り消し線で消して、夕方になるとそれが全て消されているのを見て達成感を得ることができるのだ。
また、スケジュール整理に使用するのもオススメ。
スケジュール検討も考える事が多く、色々考えている内に全体が見通せなくなってメチャクチャなスケジュールを立ててしまったりする。これをホワイトボードを使用すれば、考えや検討事項、タスクなど書き出して漏れ防止をするのである。
進捗が出ていなくてモヤモヤしている時とか、一旦ホワイトボードにスケジュールを書いてみて作業が間に合うのか、リカバリ方法はどうするのかと検討することで不安を和らげることができるので便利なのである。
ホワイトボードは脳の拡張メモリ
ホワイトボードは脳の拡張機能のようなものだ。
物事を考える時を考えて見てもらいたいが、考える時は頭で色々な要素を考えて、組み合わせたり深掘りしたりして考えていると思う。
例えば、今日のお昼ごはんを検討するとしよう。
近所にある飲食店は「中華料理」「ハンバーガー屋」「パン屋さん」「うどん屋さん」「定食屋」があったなぁ、中華はこの前食べたし、ハンバーガーとパン屋は気分じゃないし、残るはうどんと定食屋、そういえば定食屋の新しいメニューが出て気になってたんだっけ、いや待てよ、うどんも捨てがたい、、、
という感じで考えると思う。
こんな感じで様々な要素を考え組み合わせて、深掘りするということをやっているんだけどこの作業をホワイトボードでもできるのだ。
こうした検討をホワイトボードに記憶の一部を移すことで、脳内のメモリリソースに余裕を作り検討しやすくすることができる。ホワイトボードは外部の拡張メモリという訳だ。
私は記憶するということが苦手な人間なので、ホワイトボードを使用することでその欠点を補うことが出来ているので手放せない存在となっている。
在宅勤務メインにすることで外部メモリに素早くアクセスできるようになり、作業を捗らせることが出来ているのでもうホワイトボードが無い生活は考えられない。
イメージと出力のラグが最も少ないツール
ホワイトボードは脳内イメージとのラグが最も少ないツールの一つである。
脳内のイメージを具現化する際に身近なアイテムとしては紙と鉛筆というツールがあるが、これらは書いた後に消すのが用意ではなく、そこにイメージとのタイムラグが生じてしまう。
PCはどうだろうか?図形を一瞬で作れたり、文字を打ち込んだりと簡単にできるのだが、イメージ通りに動いててくれずラグが生じる。
いい線行ってるのがタブレットだが、画面が小さく大きいものは値段が高いので手が出しづらい。
そう考えていくと最も安価で、最も手軽で昔からあったホワイトボードというのが最高のツールだということが分かる。
書いて消してが直ぐ出来るので、脳内イメージの具現化がしやすく前述した脳の外部メモリーとしての機能を発揮することができるのだ。
そもそも、PCのメモリというものは通常の記憶装置(HDDやSSD)などよりも高速にアクセスできるようになっている。つまりは高速性が求められる。高速性の観点でホワイトボードが現状最も適任となっているのである。
バーチャル技術が発展して直感的に操作できるデバイスの登場を待ち望んでいるが現状はまだまだ難しそうなので、ホワイトボードを使い続けるしかなさそうである。
以上、最後まで読んで頂き感謝