在宅勤務環境の変遷:コロナ初期、中期、現在の比較

在宅勤務環境の変遷:コロナ初期、中期、現在の比較

コロナ禍に始まった在宅勤務も今年で4年目に突入。

当時は急ぎ作業できるスペースを構築する必要があり、とりあえず身の回りにあるものをかき集めてデスクスペースを作成したものだが、徐々に設備投資することによりより最適な環境へ変化していった。

今回はそんな私の作業スペースの変化とともに、おすすめのアイテムについても紹介していきたいと思う。

在宅勤務環境の変遷:コロナ初期、中期、現在の比較

まずこれまでのデスク遍歴について簡単に簡単に紹介しよう。

コロナ初期のデスクがこちら。

在宅勤務環境:初期

いかにも急ごしらえで作ったという感じだ。当時はまさか在宅ワークなんてするとは夢にも思わなかった時期でもあったのでありあわせで見繕った。

そして、コロナ禍での引きこもり生活にも慣れた頃の環境がこちら。

在宅勤務環境:中期

今後在宅勤務が継続するだろうということで、思い切った設備投資をしている。ウルトラワイドモニターにモニターアームを導入。環境としては洗練されつつあるといった具合だ。ホワイトボードも導入して割りと快適な空間に仕上がっている。

そして、現在のデスク空間がこちら。

在宅勤務環境:現在

モニターも椅子もキーボードも全て刷新して、更に大幅な設備投資を行った。転職していよいよ在宅勤務メインになったので気合を入れて環境整備をしている。そして現在も継続して改善中である。

さて、こうしたデスク環境の詳細についてこれから順を追って説明していこうと思う。良かった製品なども紹介するので参考にしてもらいたい。

在宅勤務デスク環境紹介:コロナ禍初期

まずは、コロナが始まったばかりの時期の私のデスク環境を紹介する。

在宅勤務環境:初期

どうだろう?いかにも急ごしらえで作成した、という感じではなかろうか?

こうして当時の様子を写真に残しておくと中々感慨深いものがある。

机はニトリの折りたたみデスク

机はニトリの折りたたみデスク。値段は確か2,000円くらいだったと記憶している。独身時代、ミニマリストに触発されて購入したものだ。

参照:ニトリ公式

このデスクは意外と頑丈で本記事執筆時点(2023年7月時点)でも絶賛利用中だ。こいつをここまで利用している人は世界広しと言えども私くらいのものだろう。

このデスクは後ほど魔改造されていくのだが、それについては後述する。

折り畳める机なのだがもうかれこれ4年は折りたたんでいないので、私に折りたたみ機能は不要だということが分かった。

椅子はバランスボール

バランスボールを椅子代わりに使用するのが腰に良いという情報を何処かで聴いたことがあり、とりあえずドンキで1,000円くらいのバランスボールを購入し椅子代わりにした。

使用した感想としては正直微妙。

結局疲労は溜まるのであまり集中力向上はしなかった。仕事用の椅子の代わりにバランスボールは良くなかったというのが今回の検証結果だ。

結局1ヶ月くらい使用してみて駄目だと分かってから2年間くらい放置した挙げ句捨てた。

デスクスタンドは空箱と本を活用

机が低いのでどうしても目線が下がる。そうすると首も肩も痛くなるのでモニターの高さを調節するため、その辺に転がっていた箱と本をディスプレイスタンドに流用した。

在宅勤務環境:初期のデスクスタンド

この箱のお陰でタダでさえ狭いニトリの机が更に狭くなってしまったが、とりあえずは作業に集中はできるようになった。モニターの高さは大事だ。

やはりモニターの高さはある程度自由に変更できるようにする必要はあるなと思った。

マウスとキーボードは高品質な物

PC作業でもっとも大事なのは入力装置であるキーボードとマウスだ。

私が利用していた物としては、マウスはロジクールのMX Master3、キーボードはThinkPadキーボードを使用。

在宅勤務環境:初期のデスクスタンド2

どちらもPC作業が非常に捗る最高のアイテムなのでオススメである。

持ち運びも出来るので、自宅に限らずオフィス出社した際にもこの構成で作業できるので常に安定した生産性が出せるのがポイントだ。

あまりお金がかけられない人でもPC作業がメイン業務の人は、最低限マウスとキーボードにお金をかけると幸せになれるだろう。

在宅勤務デスク環境紹介:コロナ禍中期

続いて、中期頃はのデスク環境を紹介する。

この時期はプロジェクトが忙しく、朝から深夜までPCに張り付いて仕事をしていたし、在宅勤務スタイルは今後も続くと思い、設備投資を行った。その環境が以下。

在宅勤務環境:中期

相変わらずニトリのデスクを使用。しかし、机の上は色々と変更しているぞ。

LGのウルトラワイドモニター29インチ

Excelを利用することが多い業務のため、モニターはLGのウルトラワイドモニターをチョイスした。

モニターの横幅は約70cmで、奇跡的にニトリの折りたたみデスクとぴったりサイズだった。ニトリの折りたたみデスクにもぎり配置できた。

LGウルトラワイドモニター29インチ

ウルトラワイドモニターは、横幅がとにかく広いのでExcel編集以外でも、画面を左右に並べて作業する事が多い人にはオススメ。

また、エルゴトロンのモニターアームを使用して高さを自由に調整可能とすることで狭いニトリの机を最大限有効活用できるようになった。Amazonプライムデーで安くなっていたものを購入した。間接が多く自由度が高いのでオススメだ。

流石に机がぐらつくため、画面右端を壁にくっつけることでバランスを保つことができていたので、真似しようと思った方はこの辺知っておいて欲しい。

デスク上部にはデスクライトも載せた。これにより手元を明るく照らすことができるため勉強や読書なども捗る。

しかし、ニトリの折りたたみデスクにモニターアームでウルトラワイドモニターを使用しているのは私くらいのものだろう。こんだけ魔改造して全く壊れないニトリの折りたたみデスクはさすがである。

デスクの上はデスクマット

ニトリのデスクは丈夫なのだが、天板が安っぽくコップの水滴の跡が残り消えなくなってしまったので、見栄えを良くするためにデスクマットを敷いた。

デスクマット

デスクマットもちょうど机におさまりが良く、70cmの幅のデスクはカスタマイズ性が良いといことが分かった。

椅子はダイニング用のものを流用

バランスボールでは流石に限界だったので、ダイニングで利用していた下記の椅子を仕事利用することにした。

島忠のダイニングチェア

これは島忠のダイニングテーブルセットに付属していた椅子で、中々腰の部分がいい感じにサポートされていい感じだった。バランスボールよりはマシ。ただ、長時間使用する目的の椅子ではないため座ってられる時間は短い。

壁にはホワイトボード

考える事が多い仕事のため頭の整理やアイディアを練るのに便利なホワイトボードを導入した。

小さいホワイトボード

作業机の右側サイドに配置することでいつでも利用できるようにした。

ホワイトボードがあると、集中力が途切れた際や眠い時のきばらしに利用できて便利である。今では無くてはならない重要アイテムの一つとなっているので、おすすめの品だ。

ホワイトボードは大きければ大きい方が良いので購入を検討する際は大きいものを購入してもらいたい。

在宅勤務デスク環境紹介:〜現在

現在の作業スペースは下記の通り。

在宅勤務環境:現在

相変わらずニトリの机を使用しているが、その他は色々とバージョンアップしている。設備投資額もここ数年で最も高い金額となっている。

モニターは27インチ2Kモニター

メインモニターはLGのウルトラワイドモニターをやめて、DELLの27インチ2Kモニターに変更。

変更理由としては、仕事上プログラミングや資料作成が多く、縦幅表示が弱い29インチのウルトラワイドモニターだとストレスがかかるのと、Web会議で画面共有する際に相手側の表示が小さくなってしまうため変更を決意した。

2Kモニターなので作業領域も広く非常に満足。値段は4万くらいと少々高いが、スピーカーやUSB-TypeC給電などなど至れり尽くせりなモニターなので納得のお値段である。

縦置きしているサブディスプレイはコロナ禍最初から使用していたモニターを流用した。

これら2枚のモニターをモニターアームでデスクに設置している。モニターアーム2本使用しても全くびくともしないニトリのデスクは本当に頑丈だ。

高級キーボードHHKB

キーボードはThinkPadキーボードを辞めて高級キーボードであるHHKBに鞍替えした。

HHKB Professional HYBRID Type-S

ブログで日々3,000文字以上(月間で約10万文字)のタイピングをするため、キーボードの投資対効果が高いとふんでの判断だ。

結果は正解で後悔は一切無く、仕事やブログへのモチベーションを高く維持するのに役立っている。やはり長時間使うものには金をかけるのが正解だ。

これまで使用していたThinkPadキーボードは秋葉原で中古購入したもので値段は5,000円ほど。かれこれ4,5年は使用していたが老兵で、色々と不満が出てきていたので変え時でもあった。

椅子はアーロンチェア

最も金がかかったのがアーロンチェアだ。

転職して在宅勤務がメインになったのと、いい加減ダイニングチェアでは腰が限界を迎えていたので思い切って購入した。

これまでの椅子の場合、すぐに腰が痛くなってしまい、15時ごろになると座って仕事が出来なくなっていたのだが、アーロンチェアにしてからは腰痛は無くなり、冗談抜きで無限に座ってられるようになった。

本ブログを執筆も1日座って仕事をした後に同じ場所で椅子に座って執筆している。したがって、1日最低12時間くらいはアーロンチェアの上で過ごしていることになる。

ホワイトボードも拡大

ホワイトボードも2まわりくらい大きいものにチェンジ。やはり大きければ大きいほどよい。

ホワイトボードシート

プレゼンや資料の図を作る時、システム構成の検討をする時、ブログのアイディア出しなどをこのホワイトボードを使用している。今では無くてはならないインフラだ。

私はできれば背面にもホワイトボードが欲しいと思っているくらいであるなのでそのうち買うかもしれない。

使用しているのはホワイトボードシートで、壁にダメージを与えないようにマスキングテープの上に貼っている。

さいごに

以上で私のコロナ禍が始まってから現在に至るまでのデスク環境を紹介した。参考にしてもらえれば幸いである。

今後も適宜設備を見直してバージョンアップを測っていきたいと思う所存であるので、また何か変更があれば報告していこうと思う。

以上、最後まで読んで頂き感謝