東京での一人暮らしに憧れる人も多いのではなかろうか。私自身も東京に職場があり、普段遊ぶ場所もほぼ東京だったので東京に住み着いている。現在で約2年ほど東京に住んだので見えてきたメリットとデメリットについてわかってきたので紹介しよう。
東京に住みたいけど実際にどうなんだろう?と思うかたも多いと思うのでそうした人の参考になれば幸甚である。
目次
東京に住むメリット・デメリット
私が思う東京に住むメリットデメリットは以下の通り。
■Good Point
- カフェが多い
- 主要な場所へのアクセスよし
- 公共施設が充実
- (場所によっては)民度よし
- 人に会いやすい
■Bad Point
- 空気が悪い
- 家賃が高い
- スーパーが少なく食材が新鮮じゃない
- 夜の街の誘惑
細かく見ていくとしよう。
東京に住むメリットは5点
人によってはまた違ったメリットがあると思うのだが、私が現在享受しているメリットをが5点ほどあるりまとめてみた。
カフェが多い
スターバックス・コーヒーやドトール、ベローチェ、サンマルク、カフェドクリエ、ルノアールと言った、主要なチェーンのカフェがとにかく多いのだ。
しかも嬉しいことにどこの店も基本的にはWi-Fi、電源を完備しており、私のようにノートパソコの片手にノマド的な作業を好む人にとっては天国なのだ。しかも、近所ということもあり人があまりいない早朝や夜といった時間でも容易に使用が可能で作業が捗るのだ。
以前私は8年ほど埼玉の奥地であるど田舎で生活していたのだが、カフェはバイクや自動車でしか行けないような場所が多く使い勝手が悪い。またファミリーで使用する人も多く存在してやかましくて作業に集中できずイライラしていた記憶がある。
そして、電源やWi-Fi完備のカフェもそれほど多くはなく、例えあったとしても人で常に埋まっているのだ。極めつけが民度が悪い地域に住んでいたからかもしれないのだが、注文もせずスマホを充電するだけの人が我が物顔で使用していたりといったことがよくあったのだ。
その点、東京ではカフェが至る所に存在するのでそうしたマナーの悪い客にイライラさせられることは少ない。もちろん、東京には色々な人がいるため信じられないようなマナーの人にも出くわすのだが場所を選べばそうした人に遭遇することも少なくできる。
主要な場所へのアクセスよし
東京の中心付近に住むと主要な施設へのアクセスが容易になる。例えば東京の丸の内は私の通勤経路なのだが、自転車で20分ほどこげば着く。
秋葉原で部品や家電など購入しによく訪れるのだが、秋葉原も自転車で15分でつく。日本武道館も話題の日比谷ミッドタウン、銀座、池袋、、、何でもかんでも自転車で行ける距離なのだ。
自転車でなくても、タクシー、バス、電車などアクセスの方法は何パターンも存在しており、例えば友人との待ち合わせに遅刻しそうな時はタクシーを拾って行くなど柔軟に選択できるのだ。
公共施設が充実
図書館、スポーツセンターと言った公共施設が充実しているのもかなりのメリットだ。図書館であれば日本1の蔵書量を誇る国立国会図書館も近くにあるし、日比谷図書館と言ったオシャレで大きめの図書館が容易に使用できる。
しかもそうした図書館はWi-Fi、コンセントを完備していたりするためノマドな私には嬉しい限りの充実っぷりなのだ。
スポーツ施設も同様で、1回数百円を支払えば充実したトレーニングルームやヨガやダンスと言ったスタジオプログラムが使用できたりする。もちろん、郊外の街でもそうした施設が無いわけではないが設備面で不十分なことが多い。
(場所によっては)民度よし
私は文京区に住んでいるのだが、この地域は本当に民度が良いと感じる。平均家賃相場が8万円ほどの地域なので当然と言えば当然ではあるのだが、以前住んでいた街とは雲泥の差があるのには驚いた。
民度が良い一例として、とあるチェーンの居酒屋に行った時のことである。隣に座っていた老人がおもむろにタバコを出して吸おうとしていた。
私は居酒屋なので特に気にすることは無かったのだが、その老人は我々にタバコを吸っても良いですか?と確認を撮ってきたのである。私は突然の出来事でびっくりした。こんなことは今までの経験で初めてであったからである。
別の例をあげると、とあるファーストフード店に行ったときでるのだがトイレに入ろうとしたら先約がいたので私はドアの前でしばし待つことにした。
しばらくして、中の人が出てきたのだが小学生位の子供である。すると、少年は私を見ると、「どうぞ」と一言いうのである。この出来事でも私はえらく感動した。
いままで私の経験上、ファーストフード店にいる子供達はそんなに礼儀正しくないし、むしろ元気に店内を駆け回っているイメージだったのだが、その常識が覆された出来事だ。
もちろん、たまたまそうした人に出くわしただけかも知れないが、この街に引っ越してきてからお店で不快な気持ちにさせられたことはただの一度もない。
人に会いやすい
友人に会う時はだいたい決まって東京が多い。池袋や新宿、上野、秋葉原..etcこうした場所はアクセスがよく、お店も沢山あるため重宝するのだ。
東京に住むことにより、こうした場所へのアクセスが格段に良くなった。これはかなりのメリットで、集合前にちょっとカフェによって作業してみたり、遅くなったとしても終電を気にすること無く帰ることができるので時間を有効に使えるのだ。
終電を逃したとしても、自転車、タクシーなどでなんとでもなる。以前わたしが埼玉の奥地に住んでいた時はよく終電を逃しては、カラオケや満喫で一晩過ごしたりと中々ハードなことをしていたのだが今では全くそういったことは無くなった。
東京に住むデメリットは4点
続いて、デメリットについて細かく見ていくとしよう。
空気が悪い
やはり東京という街はとにかく空気が悪い。そのため、爽やかな気分になる事も以前に比べて少なくなってきた気がする。
そして、たまに郊外の街に行ったときなど、電車を降りると空気のあまりの美味しさに感動する程だ。人が多い街に行けば、トイレも無いのに公衆便所やドブの匂いがしたり、リアルにドブネズミが街を駆け回っていたりする。
家賃が高い
これは一番のデメリットなのだが家賃がとにかく高い。私が住んでいる文京区周辺の家賃相場は1kで8万円ほどする。以前私が住んでいたところは1kなら3万円ほどで住めたのでそれと比べるとバカ高いのだ。
もちろん私は家賃に8万円など出せるわけがないので、不動産屋は安さ重視で物件を探した。その甲斐あってか現在の賃貸は木造だが家賃6万円台で住めている。(ただし、ユニットバス、木造、壁が薄い…etcといった条件だがw)
家賃が高いと当然貯金できる金額も以前より少なくなる訳で、全く貯金がたまらないのだ。。。でも本当に住みたいのならば探せば安い穴場物件もあるので直接不動産屋に脚を運んでみることをオススメしよう!!
スーパーが少なく食材が新鮮じゃない
スーパーがとにかく少ない。以前住んでいた街は田舎ではあるものの至る所に大型スーパーがあり、気分によって買い物する場所を変えたりすることができた。そして、なにより食材が新鮮で安く、かなり充実した生活を送っていた。
ところが東京ではあまり大型のスーパーが無く、コンビニみたいなスーパーと言ってよいのか分からないお店が多い。そして、食材もあまり新鮮味が無い上に値段も中々するのだ。
もちろん、東京でも八王子など田舎っぽい場所はその限りではないのだが私が住んでいる文京区付近はどこも同じようなものだろう。こればっかりは、埼玉の奥地のほうが勝っている。
夜の街の誘惑
東京の夜の街は誘惑が多い。遅くまで空いているお店が多いのでついつい飲みすぎたり、ふらふらと遊び回りがちだ。そんな生活をしていると、生活リズムが崩れ健康で文化的な生活を送れないばかりか、お金ばかり無くなっていく。
私はもういい歳なので、変な勧誘や変な人に絡まれても影響が少ないのだが、多感な年頃な人はころっと騙されてついていってしまう恐れがある。
特に厄介なのがネットワークビジネスの方々だ。私も夜の街ではっちゃけていた時はどこに行ってもこうした怪しい人がいて巧みに勧誘してくる。
断言するがこうした人たちに関わるのは時間の無駄以外の何者でもないので付き合うことはおすすめしない。それに奴らは金持ちを装おているが皆貧乏でケチな奴が多いのが特徴だ。
結論:デメリットもあるがそれ以上にメリットいっぱい
東京に住むメリットデメリットは以下の通り。
■Good Point
- カフェが多い
- 主要な場所へのアクセスよし
- 公共施設が充実
- (場所によっては)民度よし
- 人に会いやすい
■Bad Point
- 空気が悪い
- 家賃が高い
- スーパーが少なく食材が新鮮じゃない
- 夜の街の誘惑
デメリットも多いのだが、しっかりと目的を持って住むのならばこんなに良い所無いなというのが今の所の私の所感である。
以上