暇を持て余す社会人に提案:穴場スポット長野県の安曇野市

暇を持て余す社会人に提案:穴場スポット長野県の安曇野市

のりをです。

今回は社会人としてせっかくの休日に何をして良いかわからないという人に向けて充実した休日の過ごし方を提案するシリーズ第3段!夏の長期休暇編である。

皆さんは今年の夏はどのようにお過ごしだろうか。充実したという人もいれば、全く何もせずただ無作為に過ごして後悔した、なんて人も多いのではないだろうか。また、お盆シーズンはどこも人混みで、疲れるから近場で過ごそうなんて考えた方も多いのではないだろうか?

実は私もその口で、お盆シーズンはどこ行っても人が多く大変な上にホテル代など旅費が高いので、毎年のように安く行けて人が少なく、なおかつ涼しくてご飯が美味しいゆっくりできるところを探したところ、長野県の安曇野市が浮かび上がってきた。

実際に長野に行ったのだが、驚くほど穴場スポットで良かったのだ。

そこで、今回は、長野に決めた理由とその良さを紹介する。

具体的な安曇野の旅行について知りたい方は3章から読むことをオススメする。

そもそもなんで長野なの?

いい年になると近場のスポットは大体訪れていて休暇にわざわざ苦労して行くのも億劫になるものだ。

首都圏から程よく近場で涼しい避暑地として真っ先に考えたのが軽井沢だが、行ったことがある人ならわかると思うが、高原のため涼しいは涼しいのだが少々人が多い。なおかつ手軽に行けるとあって既に何度か訪れておりマンネリスポットなのは否めない。

更に奥に進んで那須高原という手もある。ここは別荘地なだけあって温泉やバーベキューに登山、動物園などの様々な娯楽施設もある。かつ人も程よく少ないので休暇をゆっくりと過ごすにはもってこいだろう。しかし、ここは車など持ってないと中々楽しむのが難しいところではないだろうか?

このようにして考え抜き、彼女との度重なる侃々諤々(かんかんがくがく)の会議の末行き着いた1つの結論として、首都圏から程よい近場の穴場スポット長野県の安曇野市が浮かび上がったのだ。

安曇野に決めた7つのポイント

ポイントは以下。

  1. 程よい近場で電車で行ける
  2. 涼しそう
  3. 水が綺麗
  4. 人が少なさそう
  5. ご飯が美味しそう
  6. ホテルなどの予約が取りやすそう
  7. 行ったことない

1.程よい近場で電車で行ける

長野県は東京から電車で約3時間程で行ける程よい近場なのだ。

あまり遠いと、飛行機や新幹線を利用することになるのだが旅費が一気に高くなる。そして何よりこの時期は電車指定席の予約も難しく旅費が高くなる。

せっかく楽しく遊んだのに帰りに満席の電車に乗って返ってきたのでは台無しだ。そのため、お盆休みは程よい近場が良いのである。

また、東京に住んでいると基本的に電車移動がメインになるので自動車を持たない。レンタカーやシェアカーなどのサービスもあるが、渋滞に巻き込まれて大変である。何より私はもうすぐ30歳になるのだが免許証を持っていない。そのため、電車で行けるところに限られてくるのだ。

2.涼しそう

今年の夏は猛暑を通り越し、酷暑だった。そのため旅行では涼しいところに逃げたかったのだため、涼しそうなイメージの長野が候補に上がった。

長野のイメージは何となく涼しそうなイメージは無いだろうか?
おそらくスノボーやスキーなどのウィンタースポーツや、避暑地の軽井沢があるためだろう。

(実際には安曇野駅周辺の街は非常に暑かったので期待はずれだったのだが、ホテルがある山の上などは非常に涼しく過ごしやすかった。

3.水が綺麗

突然だが、この画像を見ていただきたい。

驚くべき透明度を誇る湧き水の川「蓼川(たでがわ)」
透き通る水の図

どうだろう?水が綺麗なのが分かるだろうか?

これは私が実際に長野に行って撮った川の画像なのだ。ここまで透明度が高い川にお目にかかったことがあるだろうか??いや、ない!!

そう、長野県は湧き水の川が至るところで流れており、川の水が非常に綺麗なのだ。そのため、綺麗な水でしか作れないワサビの産地としても有名なのだ。

私個人的なことで恐縮だが、工業団地が立ち並ぶ街で育ち現在は東京に住んでいる。そのため綺麗な川には一種の憧れがあった。今回Webで調べている時にこの川の画像に目が止まり、水が綺麗なところに行きたいということになったわけだ。

4.人が少なそう

はっきり言って夏に長野行って何するんだ?って人が多いのでは無いだろうか?
私はこの考えを逆手にとって、逆に人が少ないのではと考えた。

夏期休暇といったら皆さんはどんなところに出かけようと思うだろ。
メディアで話題のあの場所や車出いけるその場所、、、いずれもぱっと思いつくような有名なところではないだろうか?
そうしたところは総じて人が多く、旅費も高くなる傾向にある。

では、長野県の安曇野市と聞いたら有名なものがぱっと出てくるだろうか?おそらくほとんどの人が即座に答えることはできないだろう。これはつまりメディアであまり取り上げられなかったり、興味、関心があまり無いからにほかならない。それすなわち、人があまり行かない穴場スポットなのだ!!

5.ご飯が美味しそう

これは私の中では旅行の最重要事項の1つなのだが、旅行するからには美味しいものが食べれるところが大前提となる。どんなに高いホテルに泊まろうがご飯が美味しくなければ最悪だ。

この点長野県は③で紹介したとおり水が綺麗、ということはご飯がまずいはずがない!!正直長野に行く前ははワサビ作っているという情報しか調べなかったのだがこれだけで十分旅行する価値ありなのだ。

6.ホテルなどの予約が取りやすそう

④で紹介したとおり、人にあまり認知されていない。それ故にホテルなどの予約が比較的取りやすいのだ。

私は、約1ヶ月前に予約を試みたのだが、ハイシーズン故、キャンセル待ちとか無い限りほとんどの宿が予約で満杯だろうと考えていたのだが、長野は違った。。。がなんと一発で決まったのだ。

人があまり来ないため当然であるのだが、これはありがたい。

7.行ったことが無い

やはりせっかく旅行に行くのだから行ったことの無いところにしたい。
冬の長野は行ったことがあるが、夏の長野などそんなにわざわざ行こうとは思わないのだが、逆に新鮮だと考えたのだ。

やはり冬は雪が多く首都圏では見られないような珍しい光景が広がっているだろうが用意に想像が付く。だが夏はどうだろうか?

いつまでも新しいことに触れるのは刺激的で楽しいのだ。

ちなみに私の好きな夏の映画といえば「サマーウォーズ」があるのだが、映画の舞台となったのが長野県上田市というところ。映画のポスターにもなった以下の画像に見覚えがある人も多いのではないだろか?

劇中に出てくる広い空、まさに夏!!と言うような風景だ。

ほんとにこんな風景が観れるのだろうか?と疑問に思う人もいるだろ。

しかし私は確かにこの目見たのだ!広々とした広大な田園風景、青く広い空。。。

サマーウォーズは本当にあったんだ!?というのりをの図

安曇野市の旅行について

それでは、私が実際に訪れた安曇野市での具体的な旅行プランについて紹介しよう。

ここで上げたプランは、ガッツリと遊ぶというよりはゆったりと過ごす目的のプランのため、急流下りや、バンジージャンプ、トレッキングなどのアクティブな事はしていない。そうした情報を欲している人にはおすすめしない。

1日目

  • 〜10:44 :「穂高駅」着(7:30:新宿発)
  • 14:00 :「大王わさび農場」
  • 15:30 :「穂高駅」周辺でお茶
  • 〜16:00 :ホテルにチェックイン(晩御飯、温泉、酒盛りなどして優雅に過ごす)

2日目

  • 〜10:30 :ホテルチェックアウト
  • 〜1200 :穂高駅周辺の散策(主に穂高神社をぶらぶら)
  • 〜14:30 :「安曇野ワイナリー」(ワインの試飲やおしゃれなランチを堪能)
  • 〜19:00 :帰宅

このように予定は詰め込み過ぎずにゆったりしたプランにするのがコツである。何かあったとしても臨機応変にプランを変更できるので心にも余裕が生まれるのだ。

何より長野県民には失礼だがそれほど期待値も高くないの何かあってもまぁしょうがない、で済ますことができる。これが高い金を出して行った海外だとか、有名な観光スポットだと高い料金を払った分、期待値も高く残念なことがあるとがっかりすることがあるのだろう。

実際、期待値が高くなかった分、想像以上に長野は良かったので満足度大であった。最初は一体何をすればいいのやら、というような感じだったが各場所それなりに時間を過ごせて、中々楽しめた。

ただ、涼しいかどうかというと先にも述べたが山間部にあるホテルは標高も高いこともあり確かに涼しかったのだが、駅周辺ははっきり行って凄まじく暑かった。これは予想外だった。。。

まあ、その分川の水が冷たく日陰などに入ると空気も美味しく最高だったのだが。

大王わさび農園

一日目のメインは「大王わさび農園」へ行った。ここは駅からバスで10分で行ける日本一のワサビ農園だ。

上述した綺麗な水流れる川があり、ボートに乗ったりワサビ農園、レストランなどがあるワサビのテーマパークでもあるのだ。

散策マップ

我々はまずは、一番の目的である川へ行きボートにのった。

ボート料金表
乗ったボートの図
尾崎豊のアルバムのジャケットのモデルになった木が見れるのだ。
これが伝説のCDジャケットの木である。

続いてご飯だが、長野県といったらそばらしいのでそばを食べた。

ランチの図。この葉っぱみたいなのはワサビの葉だ。おみやげに持って帰れる。
ワサビビール!!味は実際に行って確かめてもらいたい。
ワサビ農園の図。ワサビは日差しに弱いので屋根がついている。
ワサビ!!

穂高神社

2日目の午前中に訪れたのが穂高神社だ。
駅から歩いて数分で着くので手軽に行けるのが魅力的だ。また、世にも珍しい鶏放し飼いの神社なので鳥が苦手な人は要注意だ。

でっかい鳥居!!
立派な神社!!
放し飼いの鶏たち
カエルもひっついてた

安曇野ワイナリー

ここはあまり教えたくないくらい、おしゃれな穴場スポットだ。

公式サイトはこちら

ここでは、自社で栽培した畑から取れたぶどうでワインを作っているワイナリーだ。
無料試飲はもちろん、有料での試飲も可能でお土産屋さんではワインだけでなくワインにあうおつまみだとか長野県の名産品が買える。

ただ、車で来る場合はお酒は飲めないのでタクシー、またはお酒を飲まない運転手がいた方がいいだろう。

ワイナリーの外観
こんな感じのぶどう畑
走り回るのりをの図
こんな感じのテラス

また、非常に良かった点としては、飲食店が併設されており、ワインに合うおしゃれな食事を楽しみつつ試飲のワインを堪能できる。コスパ最高なのだ。一部食べログのレビューが古く、無料試飲がなかったり、食べ物が簡単なサンドイッチしかないという口コミもあるが現在(2018年8月現在)ではそれが改善されて、しっかりとした飲食店と無料の試飲もあるので安心していただきたい。

こんな感じでランチを食す
まるで海外のような食堂もある
こんな感じのメニュー
色々試飲できる

おまけ:おもしろカフェ

たまたま入ったカフェが非常にカオスだった。

入り口の図
店内の図
かわいいウサギもいるよ!
なぜか写真がバグった。。。

こんなカフェが駅から歩いて2分ほどの高立地にあるのだ。恐るべしながの!!

トイレがすごく怖かった。

総評

さて、これまでつらつらと述べてきたが今一度長野を決めたポイントは以下。

  1. 程よい近場で電車で行ける
  2. 涼しそう
  3. 水が綺麗
  4. 人が少なさそう
  5. ご飯が美味しそう
  6. ホテルなどの予約が取りやすそう
  7. 行ったことない

空は広く、空気も綺麗で最高!田舎の夏を満喫することができた。

人も少ないし、ご飯は美味しいし、まったりのんびり過ごせたのでかなりの穴場スポットであった。

ちょんまげ味酒蘭(ミシュラン)ガイド※

満足度:★★


満足度:
    もう行かない
★   まぁまぁいいかな
★★  満足、また行ってもいいかも
★★★ 大満足、絶対にまた行く


※ちょんまげ味酒蘭(ミシュラン)ガイドとは筆者であるのりをが独断と偏見で決める評価指標である。

他の休暇シリーズも是非!!

第1段:「暇な休日の過ごし方の提案:野球観戦は独り身サラリーマンの味方だ!!

第2段:「社会人の休日の過ごし方の提案:ちょっと郊外の温泉施設はリーズナブルで最高の贅沢!?

以上