HHKB 英字配列ではなく日本語配列を私が選択した理由

HHKB 英字配列ではなく日本語配列を私が選択した理由

HHKBの購入を検討を検討する際、US配列かJIS配列か、刻印モデルか無刻印モデルか、どのモデルを買うか悩んでいる人は多いと思う。

そんな人に参考に、本記事では私がJIS配列の刻印モデルを選択した理由について紹介していこうと思う。

どのモデルを選ぶのかはどのような用途で使用するかによるし、本人の好みの問題もあると思うので一概には言えないが、一つの参考にしてもらえればと思う次第である。

HHKBについては下記記事も合わせて購入検討の参考に読んでもらいたい。

新規タブ:HHKB体験記:「やめておけ」と感じたその理由

結論:HHKB JIS刻印モデルを選んだ理由は生産性向上のため

さっそく結論だがHHKBのJIS配列の刻印モデル(以下JIS刻印モデル)を選んだ理由は、コンパクト性を重視しつつ、極限まで生産性向上したいという思いがあったからだ。

自分の業務やキーボードの癖を考えてみると下記となる。

  • カーソルキーをよく使う
  • Excelなど表計算ソフトも利用する
  • ブログで日本語を大量にタイプする
  • WindowsでもMacでもマルチに使用する

こうした要件を考慮すると、カーソルキーがあるJIS配列かつ刻印モデルが最適という結論に至った。

US配列も私は好きなのだが、カーソルキーが無いのが痛い。もちろん、キー配列をアプリで変更してカーソルキーを他のキーに割り合ってて利用することも考えられるのだが、この使用方法だとカーソルキー独立モデルと比較し、Fnキーを余計に押さなければなずExcel操作などでストレスを感じることが予想される。

それに、押すキーが増えるとそれだけ脳は思考し貴重なリソースを消費してしまい、本来の作業に全力投球できなくなってしまうという弊害もある。

よく使う機能こそシンプルな操作感が必須。

また、ブログ執筆や本業では日本語入力が圧倒的に多く、文章作成にはやはりJISキーボードが専用につくられている分やはり生産性は高いと言える。

WindowsやMacでもマルチで使用する環境でもやはりJISモデルのキーボードが勝っている。というのも、JIS版のキーボードはWindowsで利用するようなスペースキー両サイドにある「無変換」「変換」キーがあるので便利だしそれらキーがあった所でMacでは何ら問題なく使用できる。JIS版の方がキーが多い分便利という訳だ。

HHKB JIS刻印モデルのメリット

US配列の無刻印モデル(以下US無刻印)と比較したJIS刻印モデルのメリットは以下。

  • 刻印によりHHKB特殊配列が一目で分かる
  • キー数が多く可能性が大きい
  • カーソルキーがある

それぞれ詳しく述べる。

HHKB特殊配列を使いこなしやすくなる

HHKBはキーの数を極端に少なくしてコンパクトなボディに収めた特殊なキー配列をしている。そのため初めての利用の場合は慣れるまで時間がかかる。

特殊キーボード故にブラインドタッチで分からないキーが多々出てくるわけだが、分からないキーが出てきた場合、無刻印モデルであれば、キーをいちいち打って確認するしか無い。一方刻印モデルは一目見れば分かる。

頻繁に発生するケースであるが故に無刻印モデルはストレスが尋常では無いのだ。一方刻印モデルであれば作業に集中できる。

キー数が多く可能性が大きい

JISキーボードはUSキーボードと比べキー数が多いのがメリットと言える。使わないキーもあるかもしれないが、そうしたキーは自分が使いやすいように後から割当を変更してカスタマイズする余地がある。

高級キーボード、長く使うことを考えると将来的に選択できる幅が広がるのはプラスであってもマイナスは無い。

カーソルキーがある

何と言ってもカーソルキーが独立してあるのはよく使う人にとってはメリットだ。

シンプルで使用しやすいし、ごちゃごちゃと考える必要もない。わざわざカスタマイズしてカーソルキーを他のキーに割り当てる、なんて面倒も少ないのだ。

それにUSキーのようにキーマップを変更すれば済む問題であり、USキーボードにできてJISキーボードに出来ないことは無い。

HHKBのUS無刻印はロマンが大きい

ロマンというのは実用性よりもデザインやかっこよさを求めるという意味であるが、HHKBのUS無刻印モデルを選ぶということは、デザインやカッコよさを取ること、つまりロマンを優先するということなのだ。

私はHHKBのUS無刻印を全否定しているわけでない、寧ろロマンがあるアイテムで大好物だ。

本来の私であればロマンを追求したいタイプの人間であるのだが、今回は生産性を優先しJIS刻印モデルを購入した。

HHKB JIS刻印モデルは一周回ってカッコいい

US無刻印モデルはカッコよさ重視と言ったが、JIS刻印モデルも中々かわいいデザインだ。寧ろ一周回って私は無刻印モデルよりもクールだと考えている。

HHKBを選ぶ際、誰も彼も無刻印モデルを選びたがる。確かにカッコいい、認めよう。無刻印モデルを使いこなせれば玄人感もある。だが、しかし皆が使っている。そいうものをありがたがるほど私はミーハーではない。

やはりいつだってマイノリティがカッコいい。逆張り的思考だが、一周回って刻印モデルのJIS配刻印モデルが何とも言えない魅力を感じてしまうのだ。

メルカリには無刻印USモデルの屍の山

メルカリを除いてみて欲しい、HHKBは無刻印USモデルの出品がやたらと多いと思うはずだ。これはデザイン重視なのか生産性重視なのかを履き違える人が多い証拠ではないかと思っている。

Youtubeやブログ記事ではやたら無刻印USモデルをやたら押してる記事を見かけるが、そうした情報に踊らされた人々の末路ではないかと勝手に考えている。

その製品を選んだことで本当に幸せになるのか、とよくよく考えて購入に踏み切って欲しい。肝心なのは自分の「魂」をもって決めることだ。

HHKB JIS無刻印モデル選択の理由:さいごに

私がJIS無刻印モデルを選択した理由やメリット、無刻印USモデルについての持論を紹介した。

HHKBは人気で非常に情報が多いキーボードの一つだ。だが、肝心なのは自分が真に求める製品とはなんぞや?と言う所を冷静に見極めて欲しい。

キーボードは一つしか買っては行けないということも無い。

財布に余裕があるのであればデザイン重視モデル、効率重視モデルと複数取り揃えても良い。だが、せっかく良いキーボードを買うのだ、まずは最高のアイテムをゲットして欲しい。

それでは、最後まで読んでくれて感謝