東京都内生活:6年間の経験から見るメリット・デメリット

東京都内生活:6年間の経験から見るメリット・デメリット

本記事では、これまで東京に住んだ経験から感じている都内に住むメリット・デメリットについて紹介したいと思う。

私はこれまでは出身地である千葉に約20年、埼玉に8年、そして現在東京に約6年住んでいる。最初は生活コストが安い埼玉でいいやと思っていたが、通勤苦から職場に近い調教に移住したのが始まりで、今では東京といっても、東京駅から自転車で20分、電車だと10分ほどの都心部に住んでいる。

そんな東京OF東京に住んでいる私が感じているリアルなメリット、デメリットを紹介しよう。

都内に住むメリット

これは自転車でレインボーブリッジを訪れた際の写真。レインボーブリッジは自転車押してあるかなければ駄目なので自転車で行くメリットは皆無。

さて、私が6年間東京に住み着いて感じた都内に住むメリットは以下となる。

<メリット>

  • 人と会いやすく遊びに行きやすい
  • 飲み会で終電を気にしなくて良い
  • 通勤が楽で選択肢も多い
  • 電車の時間を気にしなくて良い
  • 車不要
  • 人との関わりが薄く気楽
  • 病院が無駄に多い
  • 空港や主要駅に近い
  • 勝ち組の存在をリアルに感じられる

人と会いやすく遊びに行きやすい

私の友人は都内を始め、埼玉、千葉、茨城に広く分布している。皆職場は大体都内。その関係もあってか集まる場合も大体東京だ。遊ぶ際に他県からくる人は1時間以上かけて電車移動してくるのに対し、私は徒歩ないし電車や自転車でゆっくりと行けるので楽。

移動コストがかからないため、友人の誘いに乗りやすく既婚者の割にフットワークは軽くなる。これが一々、往復2時間とかかかっていれば、私のような引き篭もり人間には耐え難い苦痛のため遊びに行く頻度も下がってしまっていただろう。

飲み会で終電を気にしなくて良い

飲み会も大体は都内でやることが多い。2次会、3次会と進むにつれて気になるのが終電。私は埼玉に済んでいた頃、何度終電を逃して漫喫で過ごしただろうか。もっと飲みたいのに途中で帰る悲しさも味わったし、終電寝てしまい、終点駅で絶望すること数しれず。今はそんな苦痛が全く無い。終電逃してもタクシーでちょっと払えば家に帰れる安心感は絶大だ。

通勤が楽で選択肢も多い

通勤がとにかく楽。満員電車であることは代わり無いのだけれども、乗ってる時間がまず少ない。
満員電車が嫌であれば自転車という選択肢もある。大抵の場所は30分もあればどこでも行けるし、今はレンタルサイクルなんて便利なものもある。それに徒歩でも行こうと思えば行けてしまうので運動もできる。このように通勤が楽だし選択肢も多いため非常に楽だ。

電車の時間を気にしなくて良い

都心部の電車はとにかく間隔が短い。5分とか3分間隔で電車が来たりするため一々電車の時間を気にする必要が無い。電車が来ているから走って乗ろうとすることもないので余裕を持って行動できる。電車があまりにも便利過ぎる。

車不要

当然車も持たなくとも問題無い。前述の通りどこに行くにも電車で十分だし、バスも自転車も揃っていてそれなりに便利なのでもはや完璧なのだ。

私は学生時代に大して乗りもしない車に維持費を払うのは馬鹿らしいと思い免許すら取っていなかったのだが、都内に住んでその選択は正解だったと確信している。車は不要。

人との関わりが薄く気楽

とにかく人との関わりが薄い。なのでマンション住人にあらぬ噂を流されたり、面倒くさい行事も無い。顔をあわせても会釈程度で深く関わることも無い。非常に気楽である。

病院が無駄に多い

都内と言っても住む場所によるが、私の住んでいる地域はとにかく病院が多く、しかもでかい病院がそこらかしこにある。なので大病をしても安心だ。実際、昨年盲腸で入院したのだが、病院は近所にあるので行くのが簡単だったし、何よりもコロナ禍で受け入れてくれるところが無いかも、と思ったがあっさり受け入れてくれる所が見つかった。近所に大きな病院があることに感謝。

空港や主要駅に近い

空港といえば羽田空港が電車ですぐの所にある。海外旅行や国内旅行で飛行機を使うのも、移動コストがさほどかからない。

主要駅といえば東京駅も10分で行けるので新幹線を使用した出張する際も楽々である。これが新幹線の駅まで1時間かかる所だったら不便だっただろう。

勝ち組の存在をリアルに感じられる

勝ち組の存在をリアルに感じられるのもメリットだと感じている。近所のマンションはどこも家賃20万円超えと天竜人でも住んでいるのか?と思うようなマンションがゴロゴロしているし、そこから若いカップルが出てくる光景というのをしょっちゅう見かける。一方、私はお金が無いので居住地区の相場の半分くらいの賃貸を奇跡的に見つけたので借りている。この格差に衝撃を受ける。

道を歩けばベンツだの、テスラだのランボルギーニだの高級社がブンブン走っているし、冗談抜きで一日一回以上はこういう高級車を見かける。

そうした光景を目の当たりにすると、自分はなぜそうはなれないのだろうか?クソッタレ、という気持ちが沸々と湧き出てきて非常に刺激的なのである。

私は埼玉に住み続けていたら、周りを見て安心してしまい何かをしようとは思わなかったかもしれない。埼玉をバカにしているのではなく、これは千葉にいても感じたことだ。

都内に住むデメリット

これはWBCが東京ドームで開催される日の朝、グッズ購入の大行列(朝5時頃)。。

メリットばかりだとバランスが悪いので都内に住むデメリットについても述べていこう。

<デメリット>

  • 家賃がバカ高く狭い
  • 自然が感じられない
  • 家に居ても常にやかましい
  • スーパーが少なく高い

家賃がバカ高く狭い

家賃はとにかく高い。どれくらい高いと言うと、私が初めて東京に来た時、木造、風呂トイレ一緒、1Kアパートに住んでたんだけどこれで家賃は6万以上だった。(これでも非常に安い方なのだが)私が埼玉に住んでいたアパートは1K、風呂トイレ別で3万円だったので2倍以上の値段だ。私の住んでいたアパートは地域最安値みたいなアパートだったんだけどそれでも6万以上というのはバグっている。

また、近所のマンションの値段も20万円以上というのが冗談抜きでザラにある。というかソレばかり、流石に格差を感じずにはいられない。

自然が感じられない

都心部はとにかく自然が感じられない。自然が多い明治神宮のような場所に行っても人工感が拭えず、イマイチだ。なので、これまで自然が多い所から来た人は、自然が少ないことに耐えられないかもしれない。私は慣れた。

家に居ても常にやかましい

私が住んでいる場所が道路近くだからかもしれないが、とにかく車の音が四六時中聞こえるのでとにかくやかましい。車どころか警察のサイレン音なども深夜や早朝に聞こえてくる。まさにカオスだ。

静かな所から来た人は常にストレスを感じるかもしれない。私はもう慣れたが最初は少々きつかった記憶がある。

スーパーが少なく高い

都内は物価が高いと言われているが本当にその通りだと思う。スーパーは少ないし、あったとしても小さくて商品の品揃えも悪く、コストも高い。コンビニよりはましではあるが、それでも通常のスーパーよりは全然高かったりする。

私の場合はスーパーが高いのでわざわざバスで遠方にあるOKストアへ月に一回肉をまとめ買いしている。

良く言われてるがそんなに感じなかったメリット

良く言われている都内に住むメリットで、私がそんなに感じなかったメリットについて紹介する。それは以下。

  • 色々な人と出会える
  • テレビで紹介されたお店にすぐ行ける

色々な人と出会える

確かにいろんな人と会えるかもしれないが、私が出会って来た人は大体ろくでもない怪しいビジネスの人である。こういう輩は百害あって一理無し、こういうのが「色々な人と出会える」のであれば私は全くメリットと感じなかった。寧ろデメリットの方がでかい。飲み屋で声かけてくる人はそういう人なので無視しよう。

テレビで紹介されたお店にすぐ行ける

確かにすぐ行けると思うが、わざわざ行こうとはあまり思わない。近所で大体事足りてしまうので、よほどのことが無い限りわざわざ行こうとは思わない。それに、そういう所は非常に混雑しているので行くと疲れる。私のような引き篭もり体質にはメリットに感じない。新しい好きにはメリットかもしれない。

都内に住むメリット・デメリット:さいごに

都内に住んで私が感じた感じるメリット・デメリットについて紹介した。なんやかんや書いたが、やはり東京は便利で住みやすい街だ。刺激も多いので住んでいて退屈しない。気になっている人は人生一度くらいは住んでみるのも良いのでは無かろうか。金が無くとも探せば意外と安く住める場所はある。

さて、東京メリットあるよ、という話をした訳だが別に今はネットがあれば何処に住んでもそれなりに刺激的に生活はできると思う。

東京に住むことに憧れがあっても、結局は住むやつは住むし、済まないやつは済まない。

最後まで読んでくれて感謝。