現代はストレス社会である。勉強に仕事に人間関係にととにかくストレスが多い。また、インターネットの普及によりプライベートの時間もSNSで常に消耗しているような状況だ。
近年ストレスに端を発したような凶悪事件や悲しい事故などなど、ストレスが及ぼす影響はもはや社会現象となっている。
私もストレスが多いと言われているIT業界に身を置き、時には自分が限界で長期休職をした経験もあるし、逆に周りがバタバタと倒れるような高ストレスの環境にいたこともある。そこで、私のこれまでに効果があったストレス発散方法について紹介する。
ストレスはどうしたって溜まるもの。溜まりすぎて爆発しないように上手く付き合うことが肝心だ。
目次
ストレスが溜まる原因
ストレス解消方法を紹介する前にストレスが溜まる原因について私なりの考えを伝えたい。ストレスが溜まる原因はズバリ「自己満足」感が足りていないからでは無かろうか?
本当は「自分」はこうしたいのにできない。人に合わせてしまって「自分」の思っていたものと違う。仕事も「自分」の思うように行かない。本当の「自分」はもっと違う。
などなど、常に「自分」と現実とのギャップにより、満たされない状態が続くことでストレスというのが溜まっていくんだと思う。このギャップを埋める行動が必要で、それは合理性などは無く、とにかく自己が満たされる、狂気にも似た感情に身を委ねることが肝心だ。
ストレス解消方法について
さて、本題のストレス発散方法について紹介していく。沢山列挙して紹介したい所だが、それだと読みづらいので、ストレス解消方法は大きく分けて4つに分類した。
- メディア消費
- 自己投資とリラクゼーション
- 飲食に関するアクティビティ
- 身体的活動
大きく分けてこんな所だろう。どれが特に効果が高いとかそういうものは個々の価値観や状況によるので、自分の状況からこれらを組み合わせてストレス発散させることが肝心だ。
ストレス発散時はできる限りそれに集中する環境を作ることも肝心だ。そうするためにも、そろそろストレスが溜まりそうだな?とかそうした見積もりを立てて、上手くスケジューリングするのが一番なのだが、そうも行かない場合も往々にしてある。
そうした場合を考慮して緊急用のストレス発散方法を予め決めておくのも良いだろう。
前置きが長くなったが、それぞれ具体例を示す。
メディア消費
メディア消費は、手軽なストレス解消法である。私の場合は以下のことをする事が多い。
- サブスクでアニメ・映画・ドラマを一気見
- 漫画を一気読み
- レイトショーで好きな映画を見る
- 音楽を爆音で聞く
サブスクでアニメ・映画・ドラマを一気見
Amazon Primeやネトフリ、Huluなどサブスクがあると思うのでそれらを用いて、アニメ、映画、ドラマを一気見する。それも徹底的に、だ。
長期休暇の際にそうする時間をスケジュールしておき、気になるドラマなどを一気に見る。また、唐突に有給を取り、アニメを見まくるという日を作るという手もある。
重要なのは徹底的にやることだ。数話見て終わりにすると不完全燃焼感が出てしまう。できれば最初から最後まで一気通貫で見るのだ。最後はもう疲れた。。となるくらいがちょうど良い。
やってみれば分かるが時間を無駄にしている感覚とともに背徳感が半端無く、それが返ってストレス解消につながるというカラクリだ。
ちなみに私はサブスクは金がかかるので無料期間を利用したりすることが多い。またAmazon primeは安いので唯一加入しているサブスクで非常におすすめしたい。
漫画を一気読み
これも前述したものと同じジャンルだが、漫画読みも非常にストレス発散になる。漫画をわざわざ買うのはコストもかかるので漫喫や入浴施設においてある漫画を読むというのも一つの手だ。
一気に漫画を購入して全て読むというのも手だし、売却すれば懐も傷まない。
とにかく中途半端にならず気になる漫画を一気に読む快感は癖になるぞ。
レイトショーで好きな映画を見る
レイトショーを使用したことがあるだろうか?夜の遅い時間に映画館で映画を見るのだが、特に終わりかけの映画などガラ空きで快適に映画鑑賞できる。これが最高のストレス発散になるのだ。
一人で見に行くのが肝心で、この時金はケチらずポップコーンやお酒、ホットドックなど好きなものを好きなだけ買って映画鑑賞するのがおすすめ。
映画のど迫力の映画を独り占めできるあの感覚は筆舌に尽くしがたい快感だ。まだ未経験の人は是非試してみて欲しい。小さな悩みなどぶっ飛ぶこと請け合いだ。
音楽を爆音で聞く
これは割りと一般的な解消方法だと思うけど結構効果的だし自分の耳以外誰にも迷惑がかからないお手軽な方法だ。
とにかく耳に悪いとかそういうことは一切考えない。ヘッドホンやイヤホンで爆音で音楽を聞くのだ。これは私が仕事中や悲しい浪人生時代にこの方法で高ストレス状態を切り抜けられたとう実績あるストレス発散方法だ。
最近爆音で音楽を聞くことって無くなっては無いだろうか?
自己投資とリラクゼーション
さて、今度は自己投資とリラクゼーションという先程とは打って変わったクリーンな活動によるストレス解消方法を紹介する。
- 休暇を取得して何もしない、人とも合わない
- ひたすら眠る
- 入浴施設に行く、マッサージも受ける
休暇を取得して何もしない、人とも会わない
有給や休暇を取得して何もしないことでストレス発散になる。
一番効果的なのは通勤途中にふと思い立って休暇取得すること。これは人にも迷惑を掛けてしまい社会人失格と思われるようなとんでもない行動だが、逆にそれが効果的なのだ。
今頃仕事をしていた時間かぁ、、と考えてその時間にお酒飲んでみたり、家でゲームしているとソレだけで心がウキウキしてくる。
いきなり休暇を取得する際は言い訳として仮病を使う事になると思うんだけど、嘘も方便で精神的な治療も立派な病気なのだ。そうした休暇をとってもバチは当たらない、と個人的に思っている。ただし、多用は禁物だ。
急な休みでなくとも、普通に予定して休暇を取得するのであれば問題無い。とにかく、人が働いている時間に休むというのは最高である。
ひたすら眠る
ストレスが溜まっている時というのは往々にして疲れが溜まっていたり、睡眠不足であったりすることがある。そうした時は遊びたい気持ちをぐっとこらえてさっさと寝てしまう。
朝も時間が許す限り眠るのだ。そして睡眠不足が解消されるとストレスも無くスッキリとした気持ちになることができる。
疲れも取れ、スッキリした頭で1日過ごせば気分も良いはずだ。
あと休日なんかは思い切って昼まで寝てしまうというのも効果的だ。ただ、夕方まで寝てしまうと罪悪感で逆にストレスが溜まってしまうので要注意だ。
入浴施設に行く、マッサージも受ける
スーパー銭湯や温泉といった施設に行くのもおすすめのストレス発散方法だ。できれば長時間滞在できる所を選び、ひとっ風呂浴びてスッキリした後に美味しいものを食べるとストレスなんて一気に吹っ飛ばすことができる。
サウナや風呂というのは強制的にスマホやPCといったデジタル機材と隔離できるのでデジタルデトックス効果でストレス軽減もできるし、前述した漫画一気読みとかもできたりするのでストレス発散に効果的だ。
また、財布に余裕があればマッサージを受けてみることでより高いストレス発散効果が見込めるぞ。
入浴施設はまさにストレス発散のテーマパークなのである。
飲食に関するアクティビティ
ストレスと言えば食である。ストレスに身を委ねて食に走ると健康への影響も懸念されるのだが、たまにならOKだろう。やり過ぎは毒であるのだが、たまになら良いだろう。
食によるストレス発散方法は以下。
- 出前を取って好きな物を食べる
- 金に糸目を付けず食べたい物をコンビニで大人買い
- 昼間っからお酒を飲む、居酒屋に行く
出前を取って好きなものを食べる
普段はお金がかかるためはばかられる出前だが、こういう時こそ利用するのだ。私は家に引きこもって漫画やドラマ、映画を一気見する際に良く出前を使用する。
特にピザを一人で食べるあの背徳感ときたらたまらない快感である。
ピザとくればコーラである。ピザをコーラで流し込むという聞くだけで太りそうな行為を行うことでストレス発散に大いに期待できる。
金に糸目を付けず食べたい物をコンビニで大人買い
金に糸目を付けずコンビニで大人買いするとストレス発散になる。やり方は簡単でカゴを用意して、目についた食べたい物を無心でカゴに入れるのだ。
この際、頭を空にすることが大事。食べられなかったらどうしよう、カロリーがやばい、無駄遣いしすぎかな?なんて考えていたら大人買いすることは難しい。ここは心を鬼にして、とにかく好きなものを買う。
そして、家に返ったらそれを貪り食う、ただそれだけ。たったこれだけで幸福感や背徳感にストレス発散になること請け合いだ。
昼間っから酒を飲む、居酒屋に行く
これは定番中の定番である。昼間っから酒をかっくらうのだ。まだ日が高いな、なんて考えては駄目だ。
昼間っからキンキンに冷えたビールを飲んでいい気持ちになる。ちょっと上等なつまみを用意した日にゃあ幸福感が半端ない。
外でご飯を食べる際、お酒も合わせて注文する。たまには昼間っから居酒屋に一人で行ってみるのも良い。一人で好きなことを考えながらゆっくりと酒を飲むのもたまらなくよい。
昼間っから酒を飲むという考えただけでもみっともない姿なのだが、たまにはそんな日もあっても良いのだ。ストレス発散のためだもの。
身体的活動
身体的活動とは詰まり運動のような血流が良くなる行為のことだ。やはり体を動かす事がストレス発散には効果的だ。
あまりにストレスが溜まりすぎると億劫になると思うが少しでも体を動かす事が肝心である。私が行っている発散方法の一例を紹介しよう。
- ヨガ
- アウトドア活動(ハイキング、サイクリングなど)
- ジムでエクササイズ
ヨガ
ヨガはストレス発散にちょうど良いと思う。呼吸を整え、瞑想で雑念を捨てる。ヨガで体のストレッチと血流を良くする。
不思議な事に血流が良くなるとストレスもどこかへ飛んでいく。ヨガやゆっくりとした動きで様々なストレス発散効果が期待できる。
Youtubeなど動画を見てやるのも良いし、個人的なおすすめは公営ジムなどで実施しているプログラムに参加することだ。やり方を実際に教えてもらえるし、一人でやるよりすごく楽し買ったりする。
アウトドア活動(ハイキング、サイクリングなど)
特におすすめしたいのがハイキングだ。ハイキングで山など登ると以外とシンドい。シンドいので無心で山に登る事になれる。夢中で登っているといつしかストレスは無くなっていることに気づくだろう。
ハイキング後はお風呂に入ったり、ご飯を食べたりとすると幸福度が半端じゃないし、達成感もある。
夜も程よい疲れでさっさと眠れるのでストレスを感じている暇が無いのが良い。
ジムでエクササイズ
スポーツジムで運動もストレス発散できる。
ジムに入会していない場合は公営のジムでも良いだろう。筋トレはシンドいけどもやった後の気持ちよさが半パンない。筋肉は裏切らないとは言うがストレス発散にももってこいだ。
重いものを持ち上げるとごちゃごちゃと考えなくても良いし、終わった後の爽快感でイライラ感を吹き飛ばすこともできる。
さいごに
私のストレス発散方法について私のおすすめの方法を紹介した。
肝心なのはストレスを感じる前に発散させてしまうことだが、気がついたら溜まっていてどうにもならないときもある。
そんなときは、今回紹介した様なストレス発散方法を複数用意しておくことでストレスによる爆発を抑えることが期待できる。
ストレスはどうしても溜まるものと考えて、予め発散手段を多く持っておくことがストレスと上手く付き合うコツではないだろうか。
以上、最後まで読んでくれて感謝