たまの休日、平日の疲れを癒やすため朝のサウナ、通称 朝ウナで日頃の疲れを癒やしに行きたいというのが人情というものだ。サウナに入れば物理的にデジタルから隔絶されるデジタルデトックスになるし、良いブログネタもじっくりと考えることができる。
ただそれでは少々物足りないので、せっかくの休暇なのだ合わせて朝ごはんグルメも堪能できれば最高ではなかろうか?
ということで、今回は朝ウナができることで有名な鶯谷「萩の湯」と、西日暮里にある立ち食いそばの名店「一由そば」へ行く散歩をしてきたので紹介しようと思う。
本記事では筆者の休日の様子を紹介した完全なる自己記録の記事であるが、休暇を持て余している人にはこんな時間の過ごし方もあったんだ、と参考になれば幸いである。
「一由そば」と「萩の湯」の情報を知りたい人は1章は飛ばすことをおすすめする。
朝サウナについては神田のらくスパの紹介記事もあるので合わせて読んでみて欲しい。
新規タブ:朝サウナ体験記: 神田の「らくスパ1010」で新たな一日を迎える
目次
朝サウナは早朝に活動スタート
時刻は朝6時39分。愛用のGarmin Instinct2 DualPowerで時間を確認する。
いきなりアフェリエイトかよ、と思ったそこのあなた、このスマートウォッチは最高の趣味時計としてはかなり優秀なやつなのでおすすめなのだ。
レンタル自転車を借りて千駄木駅へ向かう
ここから私はまず立ち食いそばの名店「一由そば」へ向かうため、天気が良いのでレンタル自転車利用することに。この自転車は都内の移動に非常に便利で30分150円くらいで使用できるし、各地に設置してあるポートのどこに返却することが可能で使い勝手が良い。
ちょうど手前で乗りやすそうな個体を見つけたので今日は君に決めた。
私はこの自転車に「ヒンデンブルク号」と名付けることにした。ヒンデンブルク号にまたがり私の朝活はスタート。
レンタルサイクルでまず「一由そば」に向かうため、一番近いポートである千駄木駅へ向かう。千駄木駅からは歩いて十分ちょいなので良い運動になる。
早朝のため人通りも少なく快適に移動することができた。早朝は風も気持ちよくて自転車日和である。
…千駄木駅付近のポート着。ヒンデンブルク号とはここでお別れ。
7時ジャストに千駄木駅へ到着
千駄木駅からは徒歩で「一由そば」へ
ルートは道路沿いの外回りルートで向かう。(車設定でマップ検索したため谷中銀座ルートが示されなかった)
ひたすら道路沿いを進む。途中に超有名な開成高校が左手に見える。実は私はここの高校出身なのだ…ということを一度言ってみたかった人生である。
道路沿いをひたすら西日暮里駅方面へ進む、西日暮里駅へは大体12分くらい。
西日暮里駅を抜けて、少し行くと目的地の「一由そば」はもう少し。
高架下を抜けてまっすぐ進む。
その先の通りを右に曲がり
まっすぐ進む。途中に通る高架下には謎の絵が書いてあって面白い。普段見られない街の風景が見れるのは散歩の醍醐味である。
少し進むと何やら働く車の駐車が異様に多い場所が出現する。この路地へおっちゃんが吸い込まれて言っているので、私も右に曲がる。(私はおっちゃんではない、あしからず)
そこを曲がると目的地が見えてくる。眼の前には財布片手のおっちゃんが、さすが人気店というだけあって、この時間でも人が吸い込まれている。
朝サウナ前に名店「一由そば」で朝飯
ここが立ち食いそばの名店「一由そば」。「一由そば」24時間営業の立ち食いそば屋で、立ち食いそば界隈ではかなりの有名店みたいだ。
黄色を貴重としたオシャレな看板は、さながら原宿のショップのような、立ち食いそば屋とは対局に位置するハイカラな感じである。立ち食いそば屋というのはもっと、ひなびた感じの激渋な雰囲気を想像していただけに少々拍子抜けである。
私の求める立ち食いそばがここで食べられるのだろうか?と若干不安にもなった。
一由そばには7時23分入店。
メニューは以下の通り
そば・うどんを中心に揚げ物のオプションが数多く用意されているようだ。
メニューは右から見ていき、そば・うどんをまず選び、続いてオプションを注文するスタイル。このメニューは店の外に配置されているので必ずここで注文を決めておくことをおすすめしたい。
中に入ってからだと客が次から次へと入ってくる。まごまごしていると邪魔になるので要注意だ。
名物が「ジャンボゲソ天」らしい。ということで私はジャンボゲソを注文することにした。上の新じゃが、というものも少々気になったものの、最初は正統派に行くのが「通」というものだ。
このジャンボゲソに、かけそば(普通)をチョイスした。ゲソ天:200円+かけそば:370円、しめて470円である。ワンコインでお釣りが来るのは安月給のサラリーマンにはありがたい。
ちなみに私以外のお客はみな大盛り+おにぎりとガッツリカロリーを取る戦闘力高めの注文だった。働く男は接種するカロリーとは恐ろしいものだ。引き篭もりの私には無縁の世界だ。
レジ横にはこんな感じで天ぷらがディスプレイしている。ガッツリ食べたい時は明太子おにぎりが良さそうだ。カレーライスも美味しそう。
注文して30秒ほどの爆速で着丼。私の立ちそばレコードをはるかに超える脅威のスピードだ。
これがお目当てのジャンボゲソ天そば。スープは関東風の真っ黒系、ネギがたっぷりで見た目も完璧で、もはや「美しい」と思う完璧な見た目だ。名店侮りがたし。
ゲソ天はよく見る足がそのまま入っているビロ〜ン系ではなく、ぶつ切りスタイルのようだ。見て欲しいのがこの分厚さ、こんな分厚いゲソ天を見たことがあるか?いや、見たこと無い。
通常、格安店の揚げ物というのは、見てくれは良いが中身スカスカと相場が決まっているもんだが、名店は一味違う。何はともあれかぶりついてみる…う、うまい!?うますぎる!!下味は完璧、大粒のゲソのぶつ切りがゴロゴロでてくるじゃあねーか。
このゲソの味がそばにまた良く合う。
見て欲しい、このちょうど良いサイズにカットされたゲソを。これがスープによりほぐれることで、全体に馴染んできて時間が経つにつれ全体に行き渡りそばとのハーモニーを楽しめる。
もうこれ以上泣かせるようなこと、せんといてほしいわと私の心の京極万太郎もびっくりである。
麺は太め目、柔らかい感じ。つなぎ多めの3割そばといったところだろうか。立ち食いそばではスタンダードな麺であるが、太麺なのがスープに絶妙にマッチする。
ツユは以外とほんのり甘くやさしい味。しょっぱすぎないので天ぷらと絡んでこれまた旨い。
時間が経つとジャンボゲソはそば全体に馴染み最初とは違った食感となる。味付きの衣とそばが良い塩梅で交わり、今までにないかけそば体験をさせてくれる。
どんどん食べ進めて行くと驚くのが、ゲソぶつ切りがここに来てもゴロゴロと出てくる出てくる。
一体どれくらい入っているんだ?凄いぞジャンボゲソ。これが名物かぁ、と納得のサービス精神だ。
そば終盤になってもゲソが出てくる出てくる。
結局夢中で食べてスープまで飲み干してしまった。名店と言われるだけあって、これはたしかに旨い。またリピートして他の天ぷらもトライしてみたい。
これが24時間やっているなんて、西日暮里はなんて良い街なんだろうか。
さて、腹も満たしたところで、お店が若干混みだしてきたので早々に退店する。立ち食いそばはサクッと短時間で食べるのが「粋」なのだ。
退店する際に外はちょっと待ちが発生していた。もう少し遅い時間だったらすんなりと入ることができなかったかもしれない。やはり早起きは三文の得である。
朝サウナ:聖地「ひだまりの泉 萩の湯」へ
一由そばから出た通りを直線で12分ほど鶯谷方面へ進むと次なる目的地「萩の湯」へ行くことができる。
西日暮里から鶯谷駅へ電車で行っても良いが歩いて行った方が早い。腹ごなしも兼ねて歩けて一石二鳥だ。
萩の湯へは東京スカイツリーが見える通りをまっすぐ進む。
萩の湯へは7時43分に到着。食後の運動にしてはちょうど良い時間だ。
私の眼の前を家族が一組入店していた。萩の湯はこんな感じで、朝から人の入が結構あって活気があった。
萩の湯の営業時間は以下の2部構成だ。早朝は6時から営業しているのでまずは朝ウナからスタートしても良かったかもしれない。
- 朝:06:00〜09:00
- 昼:11:00〜25:00
サウナ利用する場合は追加料金がかかるので要注意。入浴料500円、サウナ:300の計800円で利用可能で非常にリーズナブルだ。
萩の湯情報:多様な湯船、沢山の洗い場があるマンモス入浴施設
(参照:公式HP)
(参照:公式HP)
お風呂施設の写真はNGのため公式HPより抜粋してきたが、サウナ・水風呂の他、露天風呂、薬湯、炭酸風呂、普通の浴槽と入浴料500円とは思えない充実の内容だ。
サウナは2段で20人くらい入れるサウナ。水風呂もバイブラがあり浴槽も大きいため数人入ったくらいではキンキン状態が変わらないパワフルさ。そして何より外気浴ができるスペースがあるのが感涙ものである。
女性用のお風呂も充実しているので女性にもおすすめだ。
萩の湯:その他情報
値段・施設の充実ぶりから早朝から人が多く日中と変わらないくらいの人での多さであった点は留意すべきだろう。
早朝の静かさを求めるとガッカリする。まぁ、8時頃の来店というのがあまりよくなかったのかもしれない。静けさを求めるのであれば、6時代とか早い段階であればワンちゃんあるかもしれない。
店内施設としては大きな食堂も併設されている。
ここでお酒やドリンクなど見てまったりすることもできるし、ご飯も注文できそうだ。皆特に注文せず利用していたので、そういう使い方もOKなのかもしれない。
ドリンクは自販機の他にこんな感じで多種多様な商品が用意されている。風呂上がりの一杯に最高である。
私の好きなCOEDOビールも置いてあって、オーナーのセンスの良さが伺えた。
さいごに
私の休日の過ごし方、最高の朝食「一由そば」のジャンボゲソそばと「萩の湯」での朝ウナという最高に贅沢な休日プランを紹介した。
風呂から出て確認した終了時間は8:34分、出発が6:40頃だったので約2時間の爆速プランだ。忙しい現代人としてはタイパ、コスパともに最高なのではなかろうか?
まだまだ、休日は始まったばかり、これから何をしようかと心踊る時間である。帰りは最寄りの鶯谷駅が近くにあるのでそこを利用するのが楽である。
休日の時間の使い方の提案してみたがいかがだっただろうか。このエリアは名店ぞろいでサウナ施設も多くあるので何度来ても飽きないのが魅力的だ。
是非自分だけの朝ウナプランを作ってみてはいかがだろうか。
以上、最後まで読んでいただき感謝