MacBookは10年使える?MacBookを10年い続けられた理由

MacBookは10年使える?MacBookを10年い続けられた理由

まいど、ノートPC大好きなのりをである。

ノートPCといえばオシャレでカッコいいAppleのMacBookを思い浮かべる人、多くなってきているのではないだろうか?

私は大学に入学と同時にMacBookを購入した。当時初めてのアルミ削り出しボディーを採用した画期的な端末であり、様々な先進的な機能により、これまで使用してきたノートPCの中で間違いなく最高の端末であった。

当時もっさりしたWindows端末が多い中、ヌルヌル・サクサクと動くMac OS、直感的な操作ができるトラックパッドを搭載したMacBookはノートPC界最強の端末であった。

あまりに使いやすく私は一発でMacBookのファンになり、どこに行くにもリュックに入れて持ち運び、カフェに入って気分よく利用できる本当に素晴らしい端末だった。

・・・ときは流れ、気づけば10年の時がたったが私のMacBookは未だ健在。ちょっとした作業をする分には問題なく利用できている。

ではなぜ「10年もの長い間、MacBookを利用できているのか」、これまでずっとMacBookを使用してきた経験から書いて行こう。

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MacBookを10年使い続けられた理由

それでは、どうしてこんなにも長くMacBookを使用し続けることができたのだろうか。その理由について考えてみたところ以下のポイントが挙げられる。

  1. シンプルで完成されたデザイン
  2. ハードとソフトの一体感
  3. 丈夫なボディー
  4. 使いやすいトラックパッド
  5. 打ちやすいキーボード
  6. 綺麗なディスプレイとスピーカー

シンプルで完成されたデザイン

MacBookの魅力はなんと言っても飽きの来ないシンプルで高級感のあるデザインだろう。このアルミボディーは10年経った今でもMacBookのデザインは当時とほとんど変わることなく、如何に完成されたデザインだったか分かるだろう。

採用されているのはアルミ版1枚から削り出す「ユニボディ」というもので、継ぎ目のなく美しいデザインは一つの工芸品のようであり、他のノートPCには無い魅力の一つだ。

PCの購入を考える一つの要因として、時代遅れとなった端末のデザインが最新のものと比べるとかっこ悪く感じられてしまうことが挙げられるだろう。

ところがMacBookはこの「ユニボディ」により、長い月日が立っても陳腐化しないデザインにより、買い替えを考えないで済む。

実際私は10年経った今でもこの端末を外に持ち出し、堂々と使用することができている。正に完成されたデザインゆえの良さであろう。デザイン一つとっても高額な値段設定は頷けるというものだ。

ちなみに「ユニボディ」でMacBookが発売された当時のWindows PCを見てみよう。今見るとかなり古臭いデザインであり、外に持ち出して大手を振って利用しようという気は起きないだろう。

2008年夏発売のVAIO TypeZの画像(参照:公式サイト

それに比べて私が大学入学時に購入したMacBook (late2008)は現在でも通用するデザインだ。

同じく2008年夏発売したMacBook(現在私が所有しているPC)

ハードとソフトの一体感

MacBookの操作感は引っかかりやカクつかず、ストレス無く利用することができる。Windows利用している人がMacBookを使用すると驚くことだろう。

これはiPhone同様MacBookもハードウェアとソフトウェア(Mac OS)をAppleという会社が1社で手がけているため実現できていることなのだ。

私が今まで使用していた10年もののMacBookでも変わらず素晴らしい操作感を実現しており、本当に10年前のPCなのかと驚くレベルなのだ。

これがWindows PCだったら動作が重く、とてもノンストレスで利用することは困難だろう。

丈夫なボディー

MacBookは1枚のアルミから削り出した「ユニボディ」を採用している、それゆえに頑丈で壊れないボディーとなっている。

素材の性質上若干重量が上がってしまうのは否めないが、その反面とても頑丈なボディーを実現している。実際私が10年間使用してきたMacBookを見ていただきたいのだが、目立った傷なくきれいなままである。

私は基本的にはケースなどは使用しない主義なので、持ち歩く際は、リュックにそのまま突っ込んで持ち歩いている。それなのにこの綺麗さは驚きである。

使いやすいトラックパッド

MacBookが最も優れた点としては、使いやすいトラックパッドの存在だろう。

このトラックパッドも、私が購入した2008年モデルから採用されたもので、現在のモデルにも採用されている。このトラックパッドが曲者で、マウスの移動はもちろん様々なジェスチャーで画面の切り替え、アプリ一覧表示、デスクトップ表示、スクロール、、、など様々な動作を直感的に操作することを可能としている。

まるでタブレット端末、それ意以上の操作感でPCを操作ができる。しかも、センサーが優秀で、文字入力しているときに手のひらが干渉しても誤動作しないなど中々考えられた作りとなっている。

操作感を試した方はぜひ家電量販店で実物に触れてみてほしいのだが、どのノートPCよりも使いやすいトラックパッドを体感することだろう。この技術だけでも他のPCよりも頭2つ分くらい飛び出ている。

打ちやすいキーボード

ノートPCで最も大切なのが、キーボードの使い心地も最高に良い。

最新モデルはキーストローク(ボタンの押し込み)が浅いのだが、それでもしっかりとした打ち心地で文字を打つのが楽しくなる。

今主流となっているアイソレーションキーボード※を最も早く2006年から採用している。

※パソコンのキーボードの形態の一つ。通常のキーボードでは隣接する各キーの間にはわずかなすき間があるだけなのに対し、各キーの面積を小さくした上で間隔を空け、隣接するキーとの間に枠を設けて独立した配置にした。

綺麗な画面とスピーカー

ディスプレイとスピーカーも最高だ。

ディスプレイはもちろん最高の高解像度ディスプレイを仕様しており、綺麗な描画を実現している。動画を見るもよし、写真、動画の編集でもなんでもやりたいことができるのだ。

スピーカーも音質が綺麗なので、音楽プレーヤーとして利用しても良いだろう。とにかくMacBookはメディア関連の機能もかなり作り込まれている。

MacBookを10年で限界を迎えた理由

それでは、私がこれまで10年間MacBookを使用してきたが、以下の理由で限界を感じたので、参考までに紹介しておこう。

  • バッテリーの劣化
  • OSのアップデート
  • スペックの限界

バッテリーの劣化

スマホも同様だが真っ先に気になるのがバッテリーの劣化だ。バッテリーが劣化してくると満充電してもすぐに電池切れを起こしてしまい、充電ケーブルが手放せなくなってしまう。

これでは本来モバイルとして身軽に仕様したいのに本末転倒である。私のMacBookも例外ではなくバッテリーの劣化には悩まされた。

幸い私の所持していた端末は自分で簡単にバッテリーが交換できるモデルだったので、バッテリー交換することで長く仕様することができた。

現在発売モデルはバッテリー内蔵モデルなのでメーカーに依頼して交換してもらえる。

OSのアップデート

最も大きい限界の理由が、OSのアップデート対象から漏れてしまったことだ。発売してからある程度年数が立つとOSのアップデート対象から漏れてしまう。

これが致命的で、セキュリティー面や利用できるソフトウェアが減ってしまうのだ。iTunesも最新版のダウンロードもできなくなってしまうなどPCとして利用に耐え難くなってしまう。

ちなみに私が購入してからのMac OSのアップデートは以下の通りだ。調べた限りだとざっと以下のアップデートがあった。(私がMacBookを購入したときは Mac OS X 10.5だった)

Mac OSの更新遍歴

  1. mac OS X 10.5(Leopard) 2007年10月リリース
  2. mac 0S X 10.6(Snow Leopard) 2009年8月リリース
  3. mac OS X 10.7(Lion) 2010年10月リリース
  4. mac OS X 10.8(Mountain Lion) 2012年2月リリース
  5. mac OS X 10.10(Yosemite) 2014年6月リリース
  6. mac OS X 10.11(EL Capitan) 2015年6月リリース
  7. mac OS X 10.12(Sierra) 2016年6月リリース
  8. mac 0S X 10.13(High Sierra) 2017年6月リリース
  9. mac OS X 10.14(Mojave) 2018年6月リリース

スペックの限界

PCを10年も使うとスペック的に厳しくなってくる。私のMacBookはIntelのCore2duoという当時はかなりイケてるCPUだった。しかし今では、You Tubeを見るだけでもかなり一杯一杯になる。

ストレージについてはHDD搭載であるため読み込み速度もゆっくりでPC起動するにも1分半くらいかかってしまう。今主流のSSD搭載のPCに比べると起動スピードは雲泥の差である。

ちなみに、私はHDDをSSDに交換することで何とか今まで利用できている状況である。

MacBookは数年未来を行くノートPC

MacBookを10年使い続けられた理由」でも述べた通り、MacBookは随所で最高の技術を惜しげもなく使って作られている。そのため、他メーカーよりも常に数年を行っているので、長く使っていても現行端末と遜色無く仕様できるのだ。

確かに値段は高く購入を渋ってしまうだろうし、Windows端末と比べてもスペックと値段が釣り合っていないように思える。しかし、スペック表には見えない技術が惜しげもなく使用されている故なのだ。

所有欲を満たしてくれ、購入したらお気に入りのPCになること間違いなしだ。いつでもどこでも持ち出したくなるコスパが良い端末である。

これが私が10年間MacBookを使用し続けられた理由である。ただ、バッテーリー、SSDへの交換など、流石に買った当時のままで使用し続けるには厳しかったので、そのまま利用するという前提であれば3年~5年くらいが限界かもしれない。

以上、のりを(@norio_style)でした。

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