通勤、それは勤め人にとっては避けては通れない苦行である。通勤によるストレスは図りしれず、モチベーション、生産性の低下は避けらない。いったいどれだけ経済的損失を与えたのだろうか。通勤電車の雰囲気は最悪で死んだ魚の目をした魚眼人間がはびこり、正に現代の奴隷船の如く光景が広がっている。
何を隠そう私は入社当初通勤2時間の地獄の通勤を経験。2時間というと往復で4時間となる。起きている時間が1日約16時間としたらその内1/4は電車の中ということになる。なんとも無駄な時間を過ごしたものだ。仕事も忙しくなると疲れが溜まり、いつの間にか私は死んだ魚の目をした魚眼人間の仲間入りをしていた。さながらTウィルスのごとく強い感染力を持ち、たちまち私は感染した。(魚眼だからGウィルスかな?)
このままではいかんと考えた私は通勤時間をより快適にするべく様々な手法を駆使してきた。いまでは朝の通勤にも慣れ当初よりストレス少なく通勤ができている。
今回は私の経験から通勤ストレス軽減策を紹介してく。こうした工夫でGウィルス(魚眼ウィルス)の感染を予防すること、または新たな通勤時のストレス軽減策の参考になるかも知れない。
目次
通勤のストレス原因
まず通勤のストレスの原因について見ていこう。ストレス源は主に「時間」的なこと「環境」的なことの2つに分類できる。
- 時間→無駄な時間過ごすこと、休む時間が削られるなど
- 環境→匂い、病気、音、満員など
この原因を改善するための対策を提案していく。
通勤を楽にするなら自分、環境、時間の使い方を変えるべし
通勤を楽にするためには自分、環境、時間の使い方を変えるしか方法は無い。なぜなら、他人は変えられないからだ。通勤の不便を嘆くのもいいがそれだといつまで経っても状況は改善されない。そればかりか、不満が溜まり余計にイライラしてしまう結果となる。
よく通勤電車で喧嘩している人がいるがあれほど見苦しいものは他にはないだろう。ああはなりたくないものだ。やはり我がブログの読者の紳士、淑女諸君には常に心に余裕を持ち何事にも動じない本当の意味での紳士、淑女になっていただきたい。
もちろん、時には仕事で追い詰められ心の余裕が無い事ももあるだろう。腹が立つ乗客もいるだろ。そんな時いちいち反応して「なっ!何をするだァーッ!ゆるさんッ!」※となってはいけないのだ。そうならないためにも、あらかじめ対策を立てておけばある程度は軽減できるはずだ。何事も準備というものが大切というわけだ。
(※ジョジョの奇妙な冒険第一巻より引用)
これらストレス源を如何に最小限に抑えるかが大切だ。そこで、それぞれのストレス源の軽減方法について私の実践した策を元に紹介していく。
通勤を楽にするアプローチは2つ
ストレス改善を図るアプローチとしては以下2点。
- 通勤時間が短くなるエリアに引っ越し
- 電車の中での過ごし方を変える
劇的に通勤を楽にするなら引っ越しするべし!!
これは誰でも考えつくことだと思うが、通勤時間が楽になるエリアへの引っ越しが手っ取り早く通勤の苦痛を和らげてくれる。これから様々なアイディアを提案していくが正直これだけでほぼ全ての悩みが解決してしまう。それほどインパクトがある改善策だ。この方法は、誰でもできるというわけではない。やはり金銭的に余裕がある方や自由きままな独身貴族でなければ難しい。そんなの無理だという方は読み飛ばしていただいても問題ない。
さて、私も実際にドアツードアで通勤2時間のところから50分の所へ引っ越ししたのだが、効果てきめんで通勤の苦痛はかなり和らいだ。そればかりか現在では以下のメリットを教授できるようになった。
- 朝寝坊ができる。
- 終電を逃してもタクシーで帰ることができる。
- 電車以外の交通手段で会社に行ける(例えば自転車など)
- 空いてる路線を選んで通勤できる。
などなどが挙げられる。上記のように引っ越ししただけでかなり健康で文化的な生活を手に入れることができた。電車以外の交通網を利用できるのもかなりでかく、例えば私は最近自転車シェアリングを利用して30ほど行ったところにある駅に自転車で行っている。これだけで朝満員電車に乗る時間を20ほど短縮できている。会社の最寄り駅から会社まで徒歩10分のため電車に乗る時間わずか10分に抑えられている。
私の現在の通勤内訳はこんな感じ
家-駅:10分
駅-会社最寄り:30分
会社最寄り-会社:10分
↓↓↓↓
家-とある駅:30分 ← 自転車
とある駅-会社最寄り:10分
会社最寄り-会社:10分
通勤の一部区間に自転車を取り入れることで満員電車に乗る時間を10分に抑えられている。これでかなりのストレス軽減になるばかりか、自転車で程よく体を動かすので肉体的なストレスの解消にもなっている。ダイエットの効果も期待できるためかなり効率いい。
電車に乗る場合についても若干遠回りになるが下り電車を上手く駆使すれば超満員の電車を避けることも可能だ。
このように、様々な通勤の選択肢が生まれたのはかなりでかい。
さてさて、上記経験から通勤の苦痛を和らげるための引っ越しのポイントは以下。
★ポイント★
- 満員電車に乗らない下り電車が利用可能かどうか
- 電車以外の交通機関の利用可能かどうか
- 会社まで1時間以内(近すぎると生活逆に仕事の切り替えがむずかしくなるため)
そんななこと言っても引っ越しなんて現実的ではない人はどうすればよいだろうか。
引越しが無理なら電車の中での過ごし方を変えるべし!!
引っ越しが現実的でない人にとっては電車の中の過ごし方を変えるだけでも通勤のストレスを軽減できるだろう。実際に私が実践してみた通勤中の電車の中での過ごし方は以下5点。
- 瞑想法の導入、無の境地に達する
- 寝る
- 勉強、読書で気を紛らわす
- 時差通勤をする
- 生産的な活動に取り組む
ざっとこんなところだろうか。詳細を見ていこう。
瞑想法の導入、無の境地に達する
瞑想することで何も考えず何も感じないように心を無にするのだ。電車の中で不快なオヤジ概要が満員電車であろうが、香水がきついおばちゃんがいたとしてもとにかく無になる。この方法を極めると、気持ちが楽にばかりか、イライラして無駄な体力消費を抑えることができる!おまけにお金もかからないし経済的だ。
一重に冥想と行ってもあぐらをかいて目をつぶることだけが瞑想ではない。瞑想はかの有名なスティーブ・ジョブズが実践していた歩き瞑想があるように様々な瞑想法がある。電車の中でも瞑想してもいいじゃない、という発送のもと私が考案したのが名付けて通勤瞑想!!
瞑想の効果は様々あるが、不安感がなくなるのと良いアイディアをひらめいたりと様々な効果がある。ただ漠然と過ごすぐらいなら瞑想は是非おすすめも方法だ。疲れてイライラしている時にもイライラを抑えるのにも効果的だ。
寝る
一番やっている方が多いのがこの寝る行為だろう。とにかく通勤時間の全てを寝ることに当てる。私は通勤時間が2時間時代は、朝早く起き時差通勤をしつつ早起きした分電車の中で寝ていた。早めに家に出ることで早めの電車に乗り、睡眠時間を電車の中で取れば時間を効率的に利用できるというわけだ。
電車の中で寝れればストレスも少なくて済むだろう。ただ、あまり熟睡できないので睡眠の質としては最悪だ。睡眠という点においてはあまり効率的では無いだろう。寝込みを襲われてもすぐに対処できるよう日頃から座って寝るスタイルの方なら問題ないだろう。
勉強、読書などで気を紛らわす
これは最も時間を無駄にしない過ごし方の1つだろう。私は電車の中でクリップボードを利用して英語などの勉強をしていた。時たま横に座っている人に肘が当たったりして睨まれる事も何度かあった。勉強をするなら、鉛筆を利用しない物が無難だろう。
例えばスマホの活用だ。私は情報系の資格試験の勉強は対策サイトなどを駆使して勉強していた。現在は様々な参考書が電子書籍化されているので試していただきたい。
読書についても電子書籍を活用すれば片手で読書が可能なのでおすすめしたい。Webサイトを見てネットサーフィンも良いがやはりまとまった情報源としては本が最も良いだろう。このブログでも言えることだがネットの情報は不十分なことも多く、信憑性にかけるのでやはりネットばかりではなく本を読はどんどん読むべきだろう。
時差通勤をする
私は朝型の人間なため30分や1時間ほど速い電車に乗って通勤することがよくある。早めに電車に乗れば当然ピークを避けることができ座席に座れる確率が上がる。座席に座れないこともあるが電車の中はゆったりと余裕があるためストレス軽減効果が期待できる。早朝の電車はなぜかかなり落ち着いている。皆どこか精神的な余裕を感じられるので無駄なイライラをしなくて済むのも嬉しい。
早めに最寄り駅についたら、会社近くのカフェでコーヒーを一杯飲みながら一休みついでに新聞を読むのも優雅だ。朝のカフェは静かで優雅なBGMが心地よく聞こえ気分爽快だ。脳もクリアになり気持ちよく仕事に従事できるようになる。
生産的な活動に取り組む
ブログを始めてから電車の中でもスマホを利用してブログを書いたりもしている。生産的な活動をしていると朝から脳が活性化するだけでなく時間が立つのが早くかんじる。気づいたら会社の最寄り駅ということがよくある。そして、生産的な活動は時間を無駄にしている感覚も少なくなるので気持ちも豊かになる。
意外と電車の中というものは、家にいるよりも集中できる。(私だけかもしれないが)他に娯楽も限られてくるからだろう。こうした環境は上手く活用できれば自分のスキルアップにもつながるし、単なる無駄な時間ではなくなる。
まとめ
これまで、通勤のストレス軽減策について提案してきた。今一度まとめる。
通勤のストレス原因
- 時間→無駄な時間過ごすこと、休む時間が削られるなど
- 環境→匂い、病気、音、満員など
通勤を楽にするアプローチは2つ
- 通勤時間が短くなるエリアに引っ越し
- 電車の中での過ごし方を変える
通勤を楽にする引越しのポイント
- 満員電車に乗らない下り電車が利用可能かどうか
- 電車以外の交通機関の利用可能かどうか
- 会社まで1時間以内(近すぎると生活逆に仕事の切り替えがむずかしくなるため)
電車の中での過ごし方
- 瞑想法の導入、無の境地に達する
- 寝る
- 勉強、読書で気を紛らわす
- 時差通勤をする
- 生産的な活動に取り組む
色々と通勤時間は長いのは悪いみたいな書き方をしてきたが実は私自身は電車で座れさえすればそこまで通勤の時間も悪くない時間だと考えている。忙しい生活の中、ゆっくりと自分と向き合う時間というのはそうそう取れない、そうした時間に使える通勤とうのは中々貴重な時間だと思う。
結婚している方でれば、煩わしい(かは人それぞれだが)家族に干渉されず一人の時間を過ごせる、言わば書斎のような空間が通勤電車となりうる。何事もそうだが、悪い一面だけを見るのではなく良い一面を見る様にしていこうじゃないか。そうすることで豊かな人生を過ごせるのではなかろうか。
おわり
(追伸)
ホントは私の通勤カバンや通勤を楽にするアイテムの紹介もしたかったのだが、文字数が多くなりすぎたので次回紹介しようと思う次第であります。アディオス!!