転職活動をしようと思っているが具体的にどう動けば良いのか?どれくらいの期間がかかるのか?始めたばかりの方や初めて転職する人は非常に不安だろう。
何を隠そう私も昨年は初めての転職を経験しているためその気持が痛いほど分かる。特に私の場合は新卒時の就活も苦戦したタイプの人間だから不安も殊更強かった。
そんな私の経験を踏まえて、良く言われている転職活動のロードマップと、実際に私が辿ってきたロードマップについて紹介する。
本記事は
- 転職をしたいけどどのように進めていけば良いのか?具体的にどうなの?
- まずは何を始めれば良いのか?
こうした悩みにお答えします。
ほーん、こういう感じなのか〜、と一つの参考にしてもらえばと思う。
目次
転職活動のロードマップ(理想)
転職活動のロードマップは主に以下のような流れとなる。
大体はこのようなステップの流れとなると思う。
活動準備期間
準備期間は人にもよると思うが短くて2週くらいで完了するし、長引く人もいると思う。同じ業界・業種へ転職する場合はあまり悩むことも無いだろうが、違う業界や業種へ行く場合は方向性に悩むので長引くと思う。
私の場合は俗に居いうSEであり、ITエンジニアとしてブイブイ言わせていたのだがいい加減案件をこなし納期に追われる毎日に嫌気が指して、メーカーの社内SEへの転職を志望した。今までバリバリのITエンジニアのキャリアを捨てて、メーカーへの転職しても良いものかと非常に悩んだものだ。
さて、この期間は主に以下を実施する。
- 自己分析
- これまでの仕事の棚卸し
- 職務経歴書、履歴書の作成
初めての人は職務経歴書の作成に苦戦すると思う。私も非常に苦しい思いで仕上げたものだ。
本活動期間
自己分析も方向性も決まり、書類もある程度出来上がったら具体的な企業情報の収集と企業への書類応募だ。
この時期には就活サイトへの登録などを実施して転職エージェントと接触する期間だ。特に転職活動ではエージェントを活用するのをオススメする。エージェント活用のメリットは以下。
- 転職活動のアドバイス
- 書類添削
- 面接対策準備
- 企業との仲介対応
という所だろう。
ちなみに、私の場合はDUDA、マイナビNext、ビズリーチに登録したが結局DUDAしか利用しなかった。それ意外は利用しなかった理由については後述する。
エージェントは自分が介入したことで内定に繋がった場合は相当量の報酬をGetできる。そのためかなり企業の応募を急かしてくるし、ガンガン情報を送り付けてくるのでマイペースでやりたい場合は相当のストレスとなる。
一方で、エージェントを活用することでケツをたたかれまくるため、転職活動が爆速で進んでいく。そのため早くとも2週間くらいで内定も夢ではない。
私の場合だが、書類添削、面接対策がかなり手抜きなエージェントに当たったので8割方自力で対応した。酷い時には書類レビューがノールックで本当に読んでるんかこいつ?と信頼にかける対応を取られたりした。なので完全に信用することは禁物である。
面接応募や面接の日程調整、内定後の企業とのやり取りでは絶大なサポートが得られたので活用することに越したことは無い。地味に良かったのが内定辞退する時なのだが、メール一本エージェントに送っただけで簡単に辞退できたのは良かった。
転職活動のロードマップ(現実)
私が転職した際の実ロードマップはざっくりと以下の感じだった。
赤い所が違いだが、私の場合はとにかく異業種に行くことに加え、長年努めた会社を本当にやめて良いのか?というような現状維持のバイアスがあり、転職を躊躇する期間があった。バイアスは非常に強力で、そこから抜け出すのが非常に大変だった。
この状況を打破したきっかけは大きく2つ。一つは既に転職している知人への相談と、転職エージェントとの接触だ。
人と会話することで具体的なイメージや転職後がどういう感じなのかということがイメージができるため、恐怖心が薄れたのを覚えている。また、エージェントはガンガン活動を推し進めてくるので悩んでる暇は無く恐怖心を忘れることができた。
エントリーしてからはジェットコースターのように面接対策や書類のブラッシュアップに追われる生活になるので非常に忙しい。悩んでる暇は無い。あとはあっという間に終わる。私の場合は大体1ヶ月くらいで活動完了した。
利用した転職サイトとしなかったサイト
具体的に登録した転職サイトと利用しなかったものについてはその理由についても述べておこう。登録したサイトは以下。
<利用した>
Duda(デューダ)
<利用しなかった>
リクナビNEXT
ビズリーチ
Duda(デューダ)
結局使用したのはこのサイトのサービスのみ。なんで利用を始めたのかは覚えていないが、とりあえずエージェントと会話してみるか、と軽い気持ちで使用してみたのがきっかけで結局最後まで使用してしまった。
サイトもシンプルで使用しやすかったし、情報も十分にあったと思う。(他と比較してないから分からんが)エージェントも色々と提案してくれたので結果的に使ってよかったと思えた。
リクナビNEXT
このサイトも何となく登録したサイト。結局使用しなかったがその理由としては営業電話みたいのがしつこくかかってきたのと、電話をかけてきたくせになぜか高圧的な態度を取られたので不誠実だと思い利用しなかった。
あと、サイトの退会がメールを送らないとできないとか訳の分からない仕様で退会しづらくしている所に卑しさを感じて使用しなかった。いったい何だったんだろうか?
ビズリーチ
高年収のオファーが来るという謳い文句だったが、高年収の案件は総じてかなりのハイレベル(マネージャー経験とか)を要求してきており、同じ条件でDUDAとかを探しても年収レンジはあんまり大差無かったのでメリットを感じず利用しなかった。
オファーがあると言っても、最初にカジュアルに会話したりするのだが、駄目ならその時点で落とされる場合がある。結局自分で選んでエントリーするのと何が違うのか分からなかった。
それだったら、最初から合わずに書類出して落とされたほうがよくね?とも思う。このサイトは本当に謎である。
転職活動のロードマップ:最後に
一般的な転職活動のロードマップと私のロードマップについて紹介した。冒頭にも述べたようにこのロードマップは人によっては違っているだろうし、同じような感じになるかもしれない。
ただ、初回転職活動の人や異業種に行く場合、ある程度の覚悟ができるまでは悩んで回り道して転職活動をしてしまっても良いと思う。
よく考えず、方向性も決まっていないのに転職活動を急いでやっても良い結果にはなるとは思えない。それならばある程度しっかりと準備して心身ともに充実した状態で転職活動をする方が、転職後も納得の行く転職ができると思う。
転職活動は結局いつの時代も、やる奴はやるし、やらない奴はやらない。やることが大事である。
以上、最後まで読んで頂き感謝