転職活動でのモチベーションダウンを乗り越える:私の体験と実用的な対策

転職活動でのモチベーションダウンを乗り越える:私の体験と実用的な対策

転職活動をしていると、モチベーションが上がらない事が多い。特に仕事をしながらの転職活動はプライベートな時間で対応しなければならないためなおさらだ。

私も昨年人生初の転職活動をして、モチベーション維持の難しさを痛感した。なんとか転職を成功させて、就職切符を手に入れる事ができたのだが、その経験を元にモチベーション低下対策について紹介したいと思う。実際に私が実践してきたことなので参考になると思う。

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モチベーション低下要因

モチベーション低下の図

さっそくだがまずはモチベーションはどんなことで低下するのかを紹介してみよう。以下私が実際に転職活動をしていて感じたモチベーションの低下要因だ。

  • 将来への不安
  • 落ちたショックを引きずる
  • やることが多すぎてめんどくさすぎる
  • 自分のキャリアへの自信の無さ
  • 周りとの比較
  • 周りからのプレッシャー
  • 現職が忙しくなる

将来への不安

転職活動をしていると常に「不安」がつきまとっていると思う。どう進めて良いか分からない、面接で上手く行かないかもしれない、箸にも棒にもかからない可能性があるし、現職辞めてしまってもよいのか?転職した先で上手くいけるのだろうか?ざっと挙げただけでもこれだけの不安がある。

そもそも人間は現状維持バイアスというものがあり、現状から変わろうとすると強い不安を感じる生き物なので不安が無いということは無い。常に強い不安がつきまといモチベーション低下につながるのだ。

私も当時、転職中は不安が無かったことは無く、不安で眠れないし、眠れなくて現職で失敗してしまうし色々上手くいかずモチベーションが下がりまくっていた。

落ちたショックを引きずる

やはり転職活動で落ちたらショックだ。もう何処にも合格できないのだろうか?という絶望感にお先真っ暗にもなる。忘れようと思っても常に頭の中に落ちた時のショックがグルグル回ってどうしようもなくモチベーションはガンガン下がっていくだろう。

私も打たれ弱いで定評があり、書類選考でかなりの会社に落とされて、面接でも駄目だこいつと思われて適当対応をくらい、お祈りを食らったりとショッキングな出来事も多々あった。その度にベコベコに凹んでモチベーションを下げていた。

やることが多すぎてめんどくさすぎる

とにかく転職活動はやることが多い。自己分析や必要書類の作成、エージェントとの接触や面接練習、応募企業探し、企業研究、、、考えただけで嫌気が指す。もう全てがめんどくさ過ぎて考えただけでモチベーションが下がる。もう転職は諦めようかな、と思うものだ。

この面倒くさいを乗り越えて転職成功させた人達は本当に凄いと思うだろう

自分のキャリアへの自信の無さ

自分のこれまでのキャリアを考えると転職できるのだろうかと不安になるものだ。これまでが輝かしいキャリアを歩んでいる場合は問題ないが、そうとは言えない人がほとんどだと思う。

マネジメント経験も無いし、リーダー経験も無い、年齢の割に自分は駄目なのではないかと不安に苛まれモチベーションが下がる。

周りとの比較

周りとの比較をしてしまうとそれに比べて自分はなんて劣っているのだろうかと考えてしまう。こうした思い込みがモチベーション低下につながるのだ。

とくに私も初めての転職活動だったのだが、上手くいく気が全くしなかった。そんな中で既に転職を成功した人など身近にいると、比べてしまい落ち込んだのを覚えている。

周りからのプレッシャー

転職活動とは必ずしも自分ひとりの問題では無いことが多い。恋人であったり、家族であったりそうした人からのプレッシャーというのは少なからずある。プレッシャーを感じると非常に苦しいものだが、これもまたモチベーション低下の要因となる。

自分の大切な人のためにも頑張る、というモチベーションがあれば良いのだが、少し上手く行かなかったりするとプレッシャーが重くのしかかってくるのだ。

現職が忙しくなる

大体が仕事を続けながらの転職活動となるだろう。そうしてくるとどうしても仕事が忙しくなってしまった場合、疲弊してモチベーションが低下する。

最初の内は気合で乗り越えられている場合もあるだろうが、そうした元気は長く続かない。時には仕事も頑張って、転職活動も頑張らねばならない場合があるのだが疲れてくるとそうした余裕も無くなりモチベーションに影響を与えてくる。

私は転職すると決め手から現職は若干手を抜いてしまっていたのだが、同僚やユーザーはそうした対応に機敏に反応し私のメンタルにダメージを与えてきたりもした。こうした状況では疲れもたまりモチベーションも低下するのだ。

転職活動のモチベーションアップの考え方

モチベーションアップイメージ

モチベーションダウンの原因について述べてきたので、今度はモチベーションアップの考え方について述べていきたいと思う。私が転職活動を乗り越えたモチベーションアップの考え方は以下。

  • 暇な時間を作らないことで不安を感じさせない
  • 落ちた時のショックは忘れる
  • 面倒くさいは良いこと考える
  • キャリアへの自信の無さは良かった所を見る
  • 周りとの比較せず自分と向き合う
  • 周りからのプレッシャーはポジティブに捉える
  • 現職が忙しい時期は活動しない

暇な時間を作らないことで不安を感じさせない

不安な気持ちになる時を思い出して欲しいのだが、大体は暇でぼーっと考えてしまう時ではないだろうか?逆に忙しい時はどうだろうか?不安を感じているだろうか?

そう、実は後者のほうが不安を感じている時間は短いはずだ。不安を感じたら暇な証拠と考え、とにかく一歩でも先へ進める作業をして暇な考え込む時間を最小限にすると良い。

落ちた時のショックは忘れる

落ちたショックはいつまでもくよくよせずにさっさと忘れることが肝心だ。。。と、そうは言っても切り替えができないから問題だ。

私自信もショックな出来事があると中々切り替えができないものだ。こうした時こそ前述した通り、忙しくして不安なことを考えないか、夜はさっさと寝て忘れるのが良いと思う。くよくよ悩む時間は無駄だと理解しよう。

面倒くさいは良いこと考える

面倒くさいというのは実は良いことなのである。その理由としては「面倒くさい」と感じている時はまさに前進している証拠である。なので良いことだと捉えて見よう。

さまた、ジブリの宮崎駿監督の名言で「面倒くさいことに神が宿る」みたいな名言があるのだが、まさにその通りだと重う。

キャリアへの自信の無さは良かった所を見る

キャリアへの自信の無を克服するには良かった点を見つけて、それを膨らませて考えることだ。イメージは外国人である。

日本人というのは英語ができる=ペラペラ喋れること、と思っている人が多くいるのだが、外国人が日本語が喋れると言ったら軽い挨拶程度ができればもう喋れたと言ってしまうのである。

何が言いたいかと言うと、このように自分では大したことと思えないことでも見方や考え方を変えるだけで価値あることに思える。キャリアに自信がある日本人はどれほどいるのだろうか?おそらくほとんどいないのでは無いだろうか?

転職活動では自分をアピールする場でもある。少しでもやったこと、人と違う事があるのであればそれを膨らませて考えて、自分はやったと、自分で自分を納得させよう。

周りとの比較せず自分と向き合う

これも良く言われることだが、人と比べるのではなく昨日の自分と比較することが大事なのだ。人と比較するとどうしても劣っている部分に目が行き、なんて自分は駄目なやつなんだろうと負の感情に支配されてしまう。

人と比べても落ち込むだけなので、比べるのなら昨日の自分なのだ。昨日の自分に打ち勝って、少しでも前進することでモチベーションダウンどころか、モチベーションUPにつなげることができると思う。

周りからのプレッシャーはポジティブに捉える

周囲からのプレッシャーは考えようによっては自分にプラスに働く事がある。プレッシャーは考えようによってはただひたすらに重いものだが、それを無理やりポジティブに考えることが大切だ。

例えば、面接で緊張しているときに「頑張れ」と言われる場合、相当なプレッシャーになるだろう。こうした場合はもう開き直って、このプレッシャーに耐えれば幸せな未来が待っている、というような感じでプラスに捉えることが大事である。

現職が忙しい時期は活動しない

現職が忙しい時は思い切って活動しないというのも手だ。そして、忙しさが一段落ついた段階でまた転職活動を再開するのだ。

私も前職を辞める際はプロジェクトを担当していて、忙しくなることも多かった。なので、繁忙期は完全に作業はやらずに転職活動は一旦ストップして対応した。

さいごに

転職活動における、モチベーションダウンの要因とモチベーションアップ方法について述べた。転職活動は非常に大変で不安も大きいため、乗り越えるためにも考え方など工夫してモチベーションを維持する必要がある。

こうした考えかたは非常に良い経験だろうし、乗り越えることで成長につなげることができるだろう。

以上、最後まで読んで頂き感謝

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