暇だ…あ〜暇だぁぁ
一体いつになったら緊急事態宣言が解除されるのだろうか。しかも酒類提供禁止と来たもんだ。
外出酒が飲めんことにより、荒れ果てた荒野のような社会人の休日がさながらオアシスの無いサハラ砂漠がごとく地獄と化している。
大体大人の紳士の休日というのは、昼間目一杯遊び仲間とともに美酒に酔いしれ語り合うという一連の儀式のことを言う。
休日はラーメン屋でいっぱい…の図
つまり、本来は外出酒が飲めない休日などあってはならないのだ。
それがまさかの酒類提供禁止令だぁ?楽しい休日を返してっくれぃっ!!!
酒など家で飲めばいいだろう?甘ったれるなぁよ!!という声が聞こえてきそうだからここでハッキリ言っておく「家で飲むことと外で仲間と飲むこと」は全くの別物だ。
例えばオンラインゲームがあるだろう?オンラインゲームというのは大体オフラインでもゲームはできるのだが皆オンラインでゲームをする。何故だと思う?ゲームをするという点においては同じなのに、だ!
答えは簡単で一人でゲームをするのもまぁ楽しいのだが、オンラインで仲間とゲームをするというのはその過程である「コミュニケーション」を楽しむためだ。
一人家で酒を飲むと言うことは同じことでオンラインゲームをオフラインで一人もくもくとやることと同じであり、イチゴのの乗っていないショートケーキにも等しいことなのだ。
こんな状況できっと暇を持て余した坊ちゃん、嬢ちゃん、おじさん連中は何か楽しいことは無いだろうかと、腹をすかせたゾンビのごとく思考が右往左往徘徊しているというのが日本の現状だろう。ちなみに、夜の渋谷に行くとそんなゾンビの群れに遭遇できるぞ。
今回はそんなゾンビとなった人々に私がこれまで自粛期間中に過ごして来た中で楽しかったことを紹介する。ちなみに私の周りは同様の環境の友が多いのか今のところ知人にコロナ感染者はゼロであるので、ここで紹介する過ごし方はコロナ社会の一つの正解の形だと私は思っている。
目次
あまり楽しくなかったオンライン飲み会
さて、長々と前置きしたがそろそろ本題に入ろう。
この情報化社会、インターネット網の発達により地球の裏側であってもオンラインで繋がれる時代なのだ。
それを生かした外飲みの代替案として考えられたのが「オンライン飲み会」(またはZoom飲み会)だ。
だが、オンライン飲みというのは実はあまり楽しいものではなかったのだ。(実際にやったことがある人で実感のある人もいると思う)
一時期メディアで取り上げられたりと軽く社会現象になっていたオンライン飲みだが今ではあまり聞かなくなったのがその証拠。
というのも、まず会話が非常にしづらいのだ。スピーカーは一つしか無いので、複数人でしゃべると何を言っているのかわけわからなくなる。なので必然的に話者は一人づつということになるのだがこれが思った以上に厄介だ。
話者は全員の注目を集めるので発言一つとっても気を使わなければならないし、聞く方も興味が無い話題でなければ退屈だ。
それに話題があればまだいいが、逆に話題がなさすぎる場合、あのオンラインの独特の間に耐えられなくなる。
準備も以外と大変で仲間を募り、酒やつまみを用意して、部屋をきれいにして(カメラオンの場合)…と中々気軽にもできないのもイマイチ流行らない原因だろう。
提案:オンラインゲーム飲み会が楽しい
そこで提案したいのが「オンラインゲーム」と「オンライン飲み会」を融合させた、名付けて「オンラインゲーム飲み会」だぁ!!!!
その名の通り、オンラインゲームをしながら飲み会をするというだけである。
なんだよオンライン飲み会しながらゲームなんてもうやってるよ、と思うかもしれないが、大抵の場合はオンライン飲み会の「ついでにゲームをする」というものではなかろうか。
私が提案するのはゲームを主軸と置いて「ついでに飲み会』もしてしまおうというスタイルだ。ゲームを主軸に捉える考え方だ。
まずゲームは気軽にできる人狼ゲームなどがオンライン飲み会では主流だろうがそんなライトなゲームではなくガッツリと最新の(ここ重要)家庭用ゲーム機を用意する。また、購入が難しいのであればスマホでも良しとする。
そしてそいつで適当なオンラインゲームを友人とやりながら「ついで」にお酒を飲むのである。
このオンラインゲーム飲み会の良いところをざっと挙げると以下の点だろう。
- 会話はついでなので何気ない会話が気軽にできる
- ゲームがあるので話題がなくてもOK
- 単純にオンラインゲームが楽しく暇つぶしになる
- ゲームの達成感で家に引きこもってても苦痛を感じにくい
この中で特に単純なオンライン飲み会と違う点は、「会話はついで」ということだ。ゲームをすることが主軸となるので会話は肩肘張らずに気軽にできるのでストレス無く話しができる。
ただし、注意点としてはゲームも力を入れすぎると会話は邪魔になるので程よく楽しめるものが望ましい。
ゲームとしておすすめなのが友人と協力プレイをするゲームやパーティーゲーム的な複数人対戦ゲームなどである。
オンライン飲み会でよくやられるゲームが人狼ゲームだと思うが、これは気軽にできる分話者が一人づつ喋るのに向いているゲームなので先に述べたプレッシャーを感じやすいように思うのだが、協力プレイのゲームや複数人対戦ゲームは一人づつというより複数人でわちゃわちゃ喋る感じになるのだがこれが良い。
複数人で喋るので何を言っているのか分からないこともあるが、意外とゲーム以外の会話ができる余地もあり、わちゃわた話していると会話のハードルも下がるので自然に話しがしやすいのだ。
ゲームは子供の遊びというのは古い!!
ゲーム面白いよ!と言った時に必ず出てくるのがゲームなんて子供やオタクの遊びだろ?ダサって人々。
もうね、この考え方は古いので辞めた方が良いでしょう。脱昭和・平成脳である。
ひと昔前のゲームといったら一人で友達が居ない人が一人で黙々と非生産的な活動を勤しむ趣味だったのかもしれない。しかし、オンラインゲームがより進化発展した現代社会のゲームは単なる暇つぶしではなく、コミュニケーションツールと同じなのだ。
例えばゴルフ。同じゲームでも著名人やバリバリの社会人などに好まれているため高額なプレイ料金であっても今でも廃れていない。これは単にプレイするだけで無く、コミュニケーションを取るのに最適だからだ。
ゴルフをプレイ中は身分が高い人や仕事上は会話しにくい人でも同じ土俵に立つことで話しやすくできる。プレイの面白さや非日常感も相まって非常に楽しい大人のゲームである。
現代のオンラインゲームもゴルフと同じで、オンライン上でゲームをプレイしながら気軽に会話ができるのだ。ひと昔前は高速なネット回線を用意しなければならなかったし、高級なハードも手に入れる必要があったので流行らなかっただけで今は違う。
しかもゴルフと違い機材を仕入れて仕舞えばワンプレイはほぼ無料なのだ。上司など高年齢層の人々は皆ファミコン世代。ゲームネイティブな人たちなのだ。
こういう叔父様たちも続々と今ぞくぞくとオンラインの世界に入ってきている。実際私の会社でも非常に役職が高いじっちゃん達もモンハンをオンラインでやっているという話を小耳に挟む。驚き驚きぃ!
この感じで行くと後5〜10年もすればゴルフに次ぐ新たなコミュニケーションツールとして浸透するのでは無いかと個人的には睨んでいる。今からゲームに興じておくのもあながち無駄では無いだろう?
オンラインなら離れていてもいつでも会える
オンラインゲームというのはまさにバーチャルリアリティーの世界だ。これまでは直接対面でしか会えなかった友人とオンラインを介して、世界中どこにいても会うことができる。
私の友人にも一人、ベルギーに飛ばされた可哀想なヤツがいるのだが彼とも時々オンラインゲームを一緒にプレイしたりする。流石に海外だと時差はあるものの時間帯を選べば十分遊ぶことは可能である。
また、神戸に引っ越しした大学時代の友人や名古屋にいるやつとも定期的にオンラインゲームで夜な夜なプレイしている。
オンラインの世界の時間差などせいぜいコンマ数秒の世界である。こんなの時差には入らない。しかもインターネット回線なら月額数千円で使い放題やりたい放題。
ちょっと前では考えられないことである。すげ〜世の中なんだぜ!!
ゲームをやるなら3〜4人がベスト
何事もそうであるが多すぎると逆に気を遣ってしまい楽しめない。そこでオンラインゲームをするのであれば理想のプレイ人数は3〜4人だろう。
人数が多すぎると回線に接続できないやつ、勝手な行動して他を待たせてしまう人が出てプレイに支障が出るし会話が飛び交うのでやかましいし会話しにくい。また、先に述べたように段取りも大変なのであまり日常的にやるのはお勧めしない。
その点で、はやりの人狼ゲームなどはプレイヤーを集めるのが大変で苦労するゲームの一つなのだ。
肝心なのは気軽に楽しくできるようにすることだ。しかし大人数でやるゲームもなかなか楽しいので時と場合によっては選択肢に入る。数人でできるゲームをいろんなやつとやると話しやすくて仲良くなれっかもしれねーぞ!!
オンラインゲーム飲み会でお勧めのゲーム
じゃあどんなゲームがお勧めなのだろうか?教えてけれ?というお友達に、私がこの一年ほどでやって楽しいと思ったゲームを紹介する。あくまでこれは数あるゲームの一部だ。色々と探してみて欲しい。
ちなみみ、ゲームはダウンロードでサクッと買えるのだがお勧めはカセットを買うことだ。飽きたらメルカリで売れるし、何よりもダウンロードプレイは保存容量が必要となってくるので色々買っていると直ぐに逼迫してしまうからだ。
話が逸れたがお勧めは以下のゲームだ。
<おすすめゲーム>
- Apex legends (PC、PS4、PS5、Switch)
- フライデー・ザ・サーティーンス(Switch)
- モンスターハンター
- マイクラダンジョンズ(Minecraft Dungeons)
- Switcで数百円で買えるオンラインゲーム
- Among Us (PC、PS、Switch、スマホ)
Apex Legends(エーペックスレジェンズ)
まずは今は特に流行りのApex legendsを紹介しよう。
このゲームは3人チーム(or 2人チーム)となって銃撃戦を繰り広げ、最後まで生き残ったチームが勝ちとなるいわゆるバトルロワイヤルゲームだ。
大会が開かれたり、有名ユーチューバーや芸能人、女性や子供といったプレイヤーの幅が広く盛り上がりを見せているため身の回りでプレイしている人が多いためゲーム仲間に事欠かない。
またこのゲームの良いところはパソコンやプレイステーション(4、5)、Nintendo Switchといった様々な環境とプレイすることが可能なのが良いのと、なんとパソコンやプレイステーションは無料で遊べてしまうのだ。
これら理由から今やらない手は無いと言っても過言ではないゲームで非常にお勧めしたい。
最初はすぐにやられてしまうのだが、ゲームも短時間で小刻みにやれるので飽きたらすぐに辞められるし、ゲーム内にボイスチャット機能があるのでそこで会話が可能なのでわざわざZoomを用意しなくても良いというのが楽でいい。
それにスポーツ性が高いため熱中してプレイできるのでいつの間にかどっぷりハマっているということにもなりかねない。ゲームは1時間だけやるか…とかいっていると気がついたら3時間もプレイしていたなんてザラだ。
やべー面白いゲームだ!
フライデー・ザ・サーティーンス
このゲームは8人プレイで一人がジェイソンとなって逃げ惑う人々を惨殺していくというゲームだ。
簡単に言うとジェイソン版鬼ごっこという単純なゲームだ。
逃げる側は単純に走って逃げるだけで無く、ボートや車を用意して所定の位置に逃げたり、警察を呼んで時間が来たら警察に保護してもらう…ジェイソンを倒す(かなり難しい)ということをして逃げる。
一方ジェイソンは逃げる相手を捕まえて殺したり、罠を設置して妨害するなどする。勝利条件は全員倒すことだ。
シンプルゆえに非常に盛り上がるゲームだ。ただ残念なことにこのゲームいまいち人気がでていないため、今始めるなら同じようなゲームの「デッドバイデライト」というゲームがお勧めだ。
シンプルながらジェイソンに追いかけられる恐怖でスリリングなのと、ジェイソンの操作が意外と難しくてイライラするしでガチで顔真っ赤になりながら感情がバンバン揺さぶられる体験に新鮮さが満ち満ちているゲームだ。
モンスターハンター
今更知っている人も多いので説明するまでも無いかもしれないが、紹介しておくと仲間と協力してモンスターをハンティングするゲームだ。
ゲームが面白いことももちろんだが、映像がリアルで綺麗なので別の世界に入ったような非日常感を味わえるのが気に入っている。
仲間と協力して強力なモンスターを狩った日には脳汁垂れ流しで鼻水がでるぞ。
自分のキャラもかなり自由にクリエイトできるのでお気に入りのキャラを作ってプレイするとより愛着も湧くし、友人と自分のキャラを見せ合うのも楽しい。
モンスターを狩ると素材が手に入るのだが、それを使用してさまざまなコスチュームを作ることができて遊び方は無限大だ。
それに今はすげー沢山のプレイヤーがプレイしていて、盛り上がりを見せているのもでかい。定期的なアップデートでモンスターや装備が追加されたり、今(2021年6月)現在ホットなゲームの一つなのだ。
数百円で買えるよく分からないオンラインゲーム
また、Nintendo SwitchオンラインやPSストア、スマホやPCで数百円で買えるオンラインゲームも今充実しているのでお勧めだ。
オンラインには高品質で楽しいけど数百円とリーズナブルなゲームが沢山存在する。みんな高額なビッグタイトルに目が行きがちだがこうしたゲームもなかなか面白いのだ。
また、Nintendo Switchであればファミコンやスーパーファミコンのゲームがオンラインプレイに対応しているが、これはファミコン世代のおじさん的にはやべーことだ。
というのも友達の家でみんなで集まってやったあの懐かしの日々を思い出して欲しいのだが、それが今や家にいながら気軽にできてしまうのだ。(Switchならオンラインが繋げる場所どこでもできる)
今こそ仲間を募ってゲーム機を揃えてみんなでプレイしてみても良いのではないか?今ならコロナ禍ということもあり家庭の予算も落ちやすいし、Swichならダイエットゲームも数多くあるのでダイエットの名目で家庭の予算で落とせる可能性大だ!!
こう考えるとNintendoってかなり商売上手のやべー集団なのかもしれない。マリオは可愛いのに戦略はえげつない。(話がそれた…w)
Among US(アマングアス)
最後は大人数でやるパーティーゲームも紹介しておこう。このゲームは簡単に言うと人狼ゲームを2Dにしたゲームだ。
舞台は宇宙。複数プレイで一人が殺人鬼となって他のプレイヤーをバレないようにこっそりと倒していくゲームだ。殺人鬼以外のプレイヤーはさまざまなお題をクリアしつつ誰が殺人鬼なのかを推理していくという単純なゲームだ。
人狼ゲームと同じなのだがゲームをプレイするのでわちゃわちゃと会話がしやすいのと、ゲームもSwitch、PC、プレイステーションに加えスマホとのプレイが可能なので参入しやすい。
また、非常に単純なゲームかつキャラクターがかわいいのでゲームが苦手という女性もやりやすいのでまずオンラインゲーム飲み会でやるのであればこのゲームもお勧めだ。スマホがあればできるので家族みんなでやってもいいだろう。
ちなみにこのゲーム、私の得意なゲームの一つなのだ。そんな私を警戒してか私は直ぐに吊られてしまう。まったく困ったもんだぜ。
このゲームも料金も数百円とリーズナブルな値段で買えるのでお得ですごく楽しいぞ。個人的には言葉だけの人狼ゲームよりこっちの方が好き。
最後に
本記事では長々と書いてみたが結局はオンラインゲームしながら飲みがこのコロナ禍で飲み欲を程よく抑えつつ、家の中で楽しめるのでお勧めだよ、という事が言いたかった。
ゲームなんて子供の遊びだろ?と言われるかもしれないがそんなことは無い。この偏見は昭和・平成の過去の考え方でありこと令和の時代においては大人の遊びとしても過言でない最強遊びツールなのだ。
今後はゴルフと同じく接待ゲーム、なんてのも出てくるかもしれないしひょっとしたらもうお客さんとゲームをすると言う人も出てきていてもおかしくない。
ゴルフは1日数万かかるがゲームは一度環境を用意するだけで何日も何ヶ月も遊べてしまうほど敷居が低い。やってみる勝ちありますぜ?旦那!ただし、ゲームは1日一時間だぞ。良い子のみんな、約束だぞ!!