HHKBを利用していて問題になるのがバッテリー持ち問題。とにかくバッテリー持ちが悪い。沿う感じている人は多いのではなかろうか。私は感じている。
本記事ではこのバッテリー問題の解決策の一つを紹介する。
本記事を読んで分かること
・HHKBのバッテリー持ち問題について
・HHKBのバッテリー問題の解決策
HHKBのバッテリー問題について
HHKBは長く利用することを考慮して内蔵バッテリーではなく乾電池駆動となっている。物持ちが良い人にとっては素晴らしい設計思想だ。
HHKBの裏側にある乾電池ボックス▼
しかし、HHKBはバッテリー持ちが悪く無線利用する場合は、省電力モードを利用しなければ高頻度で電池交換が必要となる。
使い方にもよるが省電力モードでも大体2ヶ月ほどで電池交換が必要。
肝心の省電力モードだが、品質はお世辞にも良いとは言えず…すこし目を話すとすぐスリープモードになってしまい利用時に一々スリープ解除を待つ必要がありストレスに感じる。
そこで省電力モードをOFFにすると今度はバッテリー消費が激しく何度も交換しなければならずコレもまたストレス。
そのため家で使用する場合はバッテリー駆動ではなく、有線接続しなければならないという状況となる。これではせっかく取り回しやすいコンパクトキーボードを買った意味が無い。
HHKBに対する不満点は以下の記事でもまとめている。
HHKBのバッテリー問題は充電式電池で解決
解決策としては充電電池を利用する方法だ。
おすすめはエネループというパナソニックの充電式電池。安価に購入したいのであればAmazonベーシックの充電池もおすすめだ。
パナソニックの単3充電電池を使用した図▼
これは私が実際に使用しているHHKB Professional HYBRID Type-S。充電電池駆動となりバッテリー問題が解決したことでこれまでの不満が払拭できた。
商品リンクも貼っておくので気になる人はこちらから▼
充電器が無い場合はセットで買うと良い。
エネループには容量2,500mAhの大容量モデル、2,000mAhのスタンダード、1050mAhの小容量モデルの3種類あるが、繰り返し回数が最も多いスタンダードモデルが最もコスパが良くおすすめだ。
エネループが割高に感じる人はAmazonベーシックの充電池でも良い。エネループと同じ充電器で充電が可能▼
パナソニックのエネループとAmazonベーシック充電池の違いは自然放電時間と繰り返し利用回数、10年後の電池容量の違いなどがあるようだ。
参考:エネループとエボルタとAmazonベーシック充電池の違い
長く繰り返し利用したい場合はケチらずエネループが無難。
充電電池を利用することでバッテリー駆動のHHKBを実質的に内蔵バッテリー式の充電式の端末の擬似的にすることができる。
たったこれだけでバッテリー問題の解消である。
充電電池は2セット運用が最適
HHKBに必要な電池本数は単3電池2本。エネループのスタンダートモデルは600回繰り返し利用できる。だから1セットでいいじゃん、という考えもあると思うが2セット(4本)運用をおすすめする。
理由について説明する。
充電電池1セットの場合、電池が切れた時に充電が必要となる。ただ充電するとなるとその間HHKBが利用できない時間が出てくる。これでは少々不便なのだ。
そこで充電電池を2セット(4本)を用いる。すると1セット利用しているうちにもう1セットを充電する、という運用が可能となるのだ。
エネループの運用イメージ▼
これにより実質的に無限にHHKBが利用可能となる。
ちなみに、エネループは600回充電して利用可能で、HHKBは電池駆動で約1ヶ月もつ。
2セットだと600回 x 2セット x 1ヶ月 = 1200ヶ月(約100年)はバッテリー交換しなくて良い計算になるのだ。
今から100年先まで生きている人など居ないので実質無限に利用できる。下手すると孫の代まで利用可能なのである。
省電力モード設定のOFFで更に快適に
HHKBは電力消費が大きいのか割りと高頻度で電池交換しなければならず面倒。なのでデフォルト設定は省電力モードがONになっている。
(参照:HHKB説明書)
HHKBの省電力モードはお世辞にも使いやすいものではなく、少し目を話したスキにスリープモードに入り使いづらい。個人的にHHKB最大の不満点がこれ。
いざ利用しようとするとキーが反応せず、起動するまで数秒のラグがありストレスを感じる。これでは使い物にならないということで普段家では有線接続で利用していた。
しかし、充電電池式駆動することで電池交換の心配がなくなり、気兼ねなく省電力モードをOFFで利用可能なった。省電力モードをOFFにするには背面にあるスイッチの6番をONにして設定する。
(参照:HHKB説明書)
これだけで省電力モードに移行しないため快適にHHKBが利用できるようになる。
電力消費が多い分、電池持ちが悪く高頻度で電池交換が必要となるが、エネループ2セット運用であればその心配も無用なのだ。
HHKB電池駆動で机スッキリ
電池駆動をさせると有線接続する必要がなくなるため、机の上をスッキリさせることができる。
HHKBをバッテリー駆動させることで無駄な配線が無くスッキリ▼
以前は電池切れや省電力モードへの移行を気にして家ではなるべく有線接続をしていたが見栄えが悪い。そして、小型キーボードである利点が失われてしまっていた。
充電電池利用+省電力モードOFFにすることで気兼ねなく使えるようになったので、机がスッキリしてかっこよくなった。
HHKBの能力を最大限発揮するには充電電池利用がおすすめなのだ。
以上、最後まで読んでいただき感謝