Flexispot EF1を購入して1週間、天板は広くて快適で堅牢なフレームは安定性抜群、昇降機能を使用すれば高い集中力を維持しながら生産性UPが期待できる。
まさに最高のデスクなのだが気になる点がある。それは配線問題だ。
電動昇降デスクは机の高さが動的に変化するため、配線には気を使う必要がある。何も対策をしないと配線下が汚く見栄えが悪くなってしまう。
配線をいい感じにしようと思うと配線隠しを使用するわけだが、割といい値段なのだ。
そこで、本記事では電動昇降デスクの汚い配線を¥2,000円以下でキレイする方法について紹介しようと思う。
目次
FLEXISPOT EF1の配線隠しについて
まず配線隠し設置前の状態を見ていただきたい。
昇降デスクを購入してから配線はほぼノータッチだったためではあるが、非常に配線がごちゃごちゃしており見栄えが悪い。
そして、配線隠し処理をした結果がこちら。
机の下に配線が見えないことがおわかりいただけただろうか。
裏側はこんな感じで、ホームセンターで500円くらいで売っているレールを駆使して配線をキレイにまとめている。
電源は磁石でくっつく電源タップを使用し足の裏側の見えない位置に貼り付けてある。配線は基本的にこれ一本に収めることでキレイにすることに成功した。
この自作の配線隠しの作り方について次章から詳細を述べていく。
FLEXISPOT EF1の配線隠し作成方法
ここからは具体的に配線隠しの自作方法について紹介する。
配線隠しのための材料
配線隠しに使用した材料は下記の通り。
- アングル 60cm (¥468)
- ジョイント金具 15cm x2 (¥596)
- ネジ M5x20 4つ(机組み立て時に余り)
- ナットM5 (机組み立て時のあまり)
- 磁石付き電源タップ(¥1,000くらい)
- ケーブルまとめバンド(¥100くらい
これだけである。アングルとジョイントはホームセンターに行けば簡単に購入できる。
購入したのはこちら。
電源タップ意外の材料はこんな感じ。
画像左下はケーブルを束ねるバンド(あれば良い)、真ん中右は磁石のフックでヘッドホンを吊るすために使用するために購入した。
余談だが近所のホームセンターには売っていなかったため、自転車で40分くらいの所にあるホームセンターまでチャリで行った。
季節は夏まっさかり、気温は36℃の中チャリを漕ぐのは決死の覚悟が必要だ。配線処理がのために偉い苦労をしたもんだ。
買い物後のビール(ノンアルコール)がまた旨い。
配線隠しの組み立て作業
続いて組み立て作業の説明に入る。
作業する際はこのように机を目一杯上まであげておくとやりやすくなる。
電源隠しを吊るす電源隠しは下記の2つのネジを使用して固定する。
既存のフレームについているネジを使用するのは若干抵抗があったものの、今のところこれ以外で良い方法が見つからなかったのでこの方式を取った。
他に利用できそうな穴もあったのだが試行錯誤の末利用に耐えられないと判断して断念した。この辺も後述する。
このネジに、このようにジョイント金具をネジで止める。
先端部分にアングルをネジとボルトを使用してくっつける。
アングルは配線を下に垂らす位置が右か左かで設置する位置を決める。画像例は左側に垂らすことを考えて配置したもの。
色々と考えた末配線は右側から垂らしたいため下記の通り右側を長くする感じに修正した。
ネジの部分を拡大するとこんな感じ。
以上、これで完了だ。簡単だろう。
自作配線隠しを使用した配線整理
続いて作成した配線隠しを使用して配線を整理する。
まず配線の起点となる電源タップを机右側の足にくっつける。
配線は作成した配線隠しの上を這わせて隠す。
こんな感じですべての余分な配線を配線隠しの中に押し込んだら終了だ。簡単だろう?
今回は特に固定などしていないが、落下防止のためケーブルをまとめるバンドなどで固定しても良いだろう。
以上で配線も完了だ。
FLEXISPOT EF1配線隠し失敗例
配線隠し作成方法について説明したが、失敗例についても紹介しようと思う。
配線隠しのジョイント金具を取り付ける際にカバーの穴を利用が出来そうだと思ったが、これが微妙だった。
モーター側にある穴。
見えづらいが真ん中当たりにも穴がある。
こんな感じでナットとネジを利用すればジョイントを取り付けることが可能だ。
こんな感じで固定する。
取り付けた結果はこんな感じで一見良さそうに見える。
しかし、取り付けて昇降を行った所カバーが振動してグラグラしてしまったのと、ネジが真ん中の軸に干渉して嫌な音がしていたので断念した。
この穴はもったいないので他に何かに使えそうな気がするが何か無いだろうか?
さいごに
以上で安く配線隠しの自作方法について紹介した。
今回はアングルを使用したが他に取り付けられればもっと良いものがあるかも知れない。
この辺考えるのもDIYの楽しさだと思うし、自分で考えてカスタマイズしたデスクは愛着が湧くだろう。
以上、最後まで読んでいただき感謝
以下記事ではFLEXISPOTの天板の鬼目ナット加工について紹介した記事なのでオススメである。