骨伝導イヤホンのメリットとデメリット:私の使用体験から紹介

骨伝導イヤホンのメリットとデメリット:私の使用体験から紹介

本記事では私が実際に骨伝導イヤホンを使用した観点でメリット・デメリット、使用している製品の紹介をする記事である。

さて、本題。

イヤホンを使用していて耳が痛くなる、外の音が聞こえない、運動中に使用したいと思ったことは無いだろうか?そうした要望にピッタリなのが骨伝導イヤホンだ。

私は数年前、店頭でAFTERSHOKZ(現:SHOKZ)の骨伝導イヤホンを初めて試してその高性能さに衝撃を受けた。耳に入れていないのにこんなクリアに聞こえるのか、と…その後Amazonのセールで安くなっていた所を即買いして現在も使用している。

そんな感じで実際に使用してみた観点からメリット・デメリットを紹介する。私の使用している骨伝導イヤホンについても写真付きで紹介するので是非参考にしてもらいたい。

骨伝導イヤホンのメリット・デメリット

骨伝導ヘッドセットのメリット・デメリットは以下。

<メリット>

  • 耳が痛くならない
  • 外の音が聞こえる
  • 耳が蒸れず清潔

<デメリット>

  • 音質が悪い
  • 音漏れし易い

メリット:耳が痛くならない

骨伝導イヤホンは耳に入れないタイプのイヤホンだ。そのため通常のイヤホンよりも耳に負担がかからず痛くならないので長時間使用することが可能だ。

私が所有しているSHOKZのイヤホンはスピーカーが耳の前あたりにくる位置に付いており、振動と音の両方で音が聞こえる仕組みだ。耳前あたりにピッタリとくっつけるタイプのため圧迫感があるのだが、耳へのダメージは無いので耳が痛くならない。

耳が痛くならないということは長時間使用も可能なため、在宅ワーク、勉強中にBGMを聴いたり、ランニングや登山で長時間利用することも可能なのだ。

メリット:外の音が聞こえる

耳を塞がないため外の音が聞こえるのもメリットだ。外音が聞こえるメリットとしては外の状況変化に気づきやすくなるということだ。

例えば外をランニングしている際に車の接近や歩行者の接近に気がつくことが可能で危険を回避することが出来る。

また子育てしている場合は子供の鳴き声や異常などにすぐに察知できるので外音が聞こえるメリットというのはかなり大きい。

外の音が聞こえると言っても、やはり音楽とか聴いているとその音と混ざって聞き取りづらくなるので、会話する場合や自転車に乗っている時などはあまり使用しないか、音量を下げて使用するといったことが必要となる。

メリット:耳が蒸れず清潔

骨伝導イヤホンの場合、耳の中に入れたり、ヘッドフォンのように密着することが無いため蒸れずに使用できる。特に夏場汗ばむ季節は清潔に保つことができ、中耳炎などといったことになりづらいというのがメリットだ。

また、耳垢が付いて掃除しなければならないということも無いため清潔に保つ事もできるのだ。

耳が蒸れず清潔に保てるというのは大きなメリットでもあるため、耳が弱い人も購入する価値はあるのではなかろうか?

デメリット:音質が悪い

音質はやはり通常のイヤホンやヘッドフォンよりは劣る。

流石に100円均一のイヤホンに劣るというほどではないし、骨伝導は意外と音質が良くて感動モノではあるのだが、音質はやはり劣ってしまう。

そもそも、骨伝導イヤホンは音質にこだわる人向けの製品では無いわけなのでこの辺を最初から期待する人も少ないだろうが、一応デメリットとして上げておこう。

デメリット:音漏れし易い

よほど音量をあげなければそこまで音漏れするということも無いのだが、やはり構造上音漏れしやすいデメリットがあるのは確かだ。

流石に街をあるいてて音漏れが聞こえるレベルではないが、シーンと静まりかえった場所や満員電車などで音量を上げると気になるという人がでてくるかもしれない。

また、製品によっては安物なんかだと音漏れがある製品もあると思う。

ハイエンド骨伝導イヤホン:SHOKZ AEROPEXの紹介

私が持っている骨伝導イヤホンを紹介する。どういう製品なのか、なぜ購入したのかなど紹介するので、参考にしてもらえればと思う。

SHOKZ AEROPEXの外観

私の所有しているものはSHOKZ(旧:After Shokz)のハイエンドモデルの骨伝導イヤホン、の旧式モデル。

実物はこんな感じ。先端の丸くなっている所が耳の前あたりに来る感じで耳にかけて使用する。軽量、コンパクトかつ防水性に優れるため運動利用で汗をかいても問題なく使用できる。

音質などは実際に家電量販店などで試してもらえればと思うが、問題なくクリアに聞こえるので十分な性能だ。イメージ的にはコンビニとかでスピーカーから流れてくる音楽を効くような音質をイメージしていただければ分かりやすいだろう。

充電はこのようにUSB給電で専用のケーブルで充電する。

裏側はこのように充電ソケットと、音量の+とーボタンがある。この+ボタン長押しで電源ONに出来る。接続Bluetoothの無線接続だ。

左側のこめかみ部分にボタンがあり、音楽のON・OFFなど操作はここでできる。

SHOKZ AEROPEXの性能

主なスペックは以下の通り。

  • 8時間の連続再生
  • 通話可能(正直微妙)
  • 防水防塵 IP67(丸洗い可能)
  • Bluetooth5.0
  • 26gと超軽量

通話も一応可能だが試してみた所マイクが弱いのか相手に声が聞こえにくいと苦情をいわれてしまった。一応できなくは無いがおまけ程度と見てよいだろう。

防水防塵もあるため運動利用にはもってこいだ。丸洗い可能なので常に清潔に保てる所も◯だ。軽量なのでずっと付けていても気にならない。

この製品割りとよく出来ていて骨伝導イヤホンの中では、SHOKZのものが最も優れているのでは無かろうか。

バッテリーも8時間持つので登山で1日使用しても、フルマラソンで使用しても全く問題ない稼働時間である。

骨伝導イヤホンの購入動機

私が骨伝導イヤホンを購入した動機も紹介する。購入動機としては、ランニング利用で耳から外れにくいイヤホンが欲しかったためだ。

というのも、私は学生時代柔道をやっていて耳が柔道耳となっており通常のイヤホンだと収まりが悪くランニング中にはずれてしまうということがしばしばあった。そのため、外れにくいイヤホンを探していたといわけだ。

あと、ランニング利用なので外音も聞けたら良いし、汗もかくので防水性に優れたものが候補に上がった。

そういうのが欲しいと思っていた所でちょうどAmazonのタイムセールで投げ売りされていたAEROPEXを買ったという流れだ。

意外とAmazonとかで安く購入できたりするのでセールを狙って一つ持っておいても良いかもしれない。

主な利用シーン

私が骨伝導イヤホンを主に利用するシーンとしては、登山やランニング、ウォーキングなどの運動をする時なのだが、それ意外にテレワーク中に家で仕事をしながら使用することも多い。

家で使用するメリットとしては同居人に迷惑を掛けない所だ。本当はスピーカーから音楽を流したい所だが、それだと同居人に迷惑がかかるためできない。そういった時に骨伝導イヤホンを使用することで、耳が疲れることなく音楽などが聞ける。

この使用方法はかなりオススメできるので、同居人が居てそういうストレスを抱えている人は是非とも試してもらいたい。

また、小さなお子さんがいる家庭でもよいかもしれない。外音が聞こえるためお子さんの異常にも察知できるのでオススメだ。

骨伝導イヤホンのメリット・デメリット:さいごに

骨伝導イヤホンのメリット・デメリットと私が所有しているSHOKZのハイエンド骨伝導イヤホンについて簡単に紹介した。

どうだろう?骨伝導イヤホンに興味を持って頂けただろうか?音質面や音漏れなど気になる点はあるものの利用シーンによっては全く問題ないと思うし、普段使いのイヤホンとは棲み分けできる良い製品だと思うので気になる人は是非一度試してみてはいかがだろうか。

以上、最後まで読んで頂き感謝