今回私は、私がThinkPad X1 Carbon(2019年モデル)を購入した理由とこの端末を選んだポイントについて紹介していこう。
というのも、私が10年愛用してきたMacBookと6年使用したThinkPad X220が同時に壊れてしまったので、新しいノートPCの購入を検討せざる負えなくなった。
ノートPCは安いものから高いものまでピンキリであり、同じような性能でも値段が違うものがあり選ぶ際には非常に悩ましいものがある。
高い買い物であるから絶対に失敗したくないと思う人も多いだろう。
私も今回ノートPC購入するにあたり、非常に悩みに悩んだ挙句結局ThinkPad X1 Carbon 2019年モデルに決めた。
そこで、今回の経験をもとにノートPC購入するにあたり、なぜThinkPadにしたのか、どのような点に注目して購入したのかを紹介するというわけだ。
購入する上で候補に上がった端末との比較もしていくので、ノートPC購入に迷っている人も参考にしていただきたい。
目次
ThinkPad X1 Carbon 2019年モデルを購入した理由
数あるノートPCの中からThinkPad X1 Carbon 2019年モデルを選択したポイントは以下が挙げられる。
- 重量が約1kgと軽量だから
- デザインが渋くてかっこいいから
- ノートPC最高峰の使い心地だから
- 拷問試験をパスした堅牢性だから
- リーズナブルな値段だから
理由1:重量が約1kgで軽量だから
ThinkPad X1は重量が1.09kgとほぼ1kg台の軽量化された端末だ。
1kg台であれば持ち運びに苦を感じるレベルではなく気軽に持ち出して使用することが可能だ。(他にも1Kg以下の軽量端末のノートPCも多数あるのだが、1kg以下であれば持ち歩きには何ら問題ない)
私はカフェなどで作業をするのが好きで外に持ち出して使用することがメインの使い方となる。そのため端末の重量は重要なポイントだった。
外で利用することを考慮している人は1kg以下の端末を選ぶのが良い。
理由2:デザインが渋くてかっこいいから
ThinkPadは伝統的にマッドなブラックカラーが特徴的なデザインとなっており、非常に渋くてかっこいい端末なのだ。
機能美を重視した洗練された無骨で無駄のないデザインであり、このデザインは昔から一定の支持を受けていて、主にビジネスの現場で使用されることが多い。
MacBookはエレガントで言うなれば女性的な美しさがあるのに対して、ThinkPadは無骨で男性的なかっこよさがある端末だ。
布団のように毎日使用するモノであるからこそ、自分が最も気に入ったデザインを選ぶことが大切だ。持っているだけでワクワクするようなモノに囲まれて生活をしたい。
理由3:ノートPC最高峰の使い心地だから
ThinkPadはノートPCとしての使いやすさが最も優れている端末の一つだと私は考えている。
特にキーボードは、打ちやすいアイソレーションキーボードでキーピッチもしっかりしているので打っていて気持ちがよく、ミスタッチも少なくできる。
ファンクションキーもしっかりと用意されているので、PC操作の効率もアップできる。
そしてなんと言っても、トラックポイントと呼ばれるマウスがついているのが特徴だ。
トラックポイントを使用すれば、キーボードから一切手を離すことなくPC操作が可能となるので、ショートカットキーなどと併用すればPC操作がかなり効率化することができる。
ディスプレイは、14型のノートPCにしては大型のモニターに加え4Kディスプレイ搭載モデルを選択できるためかなり広々と作業スペースの確保が可能となる。
理由4:拷問試験をパスした堅牢性だから
ThinkPadは拷問試験と呼ばれる耐久試験をパスしていて安心の堅牢性を有していることで有名だ。
実はThinkPadは日本で設計されているため、品質に関してはかなり高品質なのだ。
普段私はケースに入れず裸で持ち歩くことが多いのだが、そうした雑な利用でも壊れることがなく利用できる耐久性は欲しかったので、ThinkPadはまさにうってつけの端末だ。
薄型、軽量化するとどうしても丈夫さが犠牲になってしまうのでこの重量でこれほど安心できる端末はThinkPad以外には無いのではないだろうか。
理由5:リーズナブルな値段だから
ThinkPadはこれほどリッチなスペックなのだが、他のハイエンドPCと比べてかなりお得に購入が可能なのだ。
というのも、私の購入した端末はモリモリのハイスペックでカスタムしたモデルのため見積もり価格が約30万円と高額となったのだが、購入は20万円ほどと安価に購入できた。
安く購入できたカラクリは、公式サイトにあるクーポンを利用したからだ。クーポンを利用することで割安で購入できた。(Lenovoの公式サイトでは最大48%の割引クーポンが発行されている)
定期的にLenovoの公式サイトでクーポンが発行されているので、購入を検討している人はクーポンが出ているかどうか逐一確認すると良いだろう。
更に嬉しいことに分割手数料も48回払いまで0円で購入できるので毎月飲み会1回くらいの値段で購入が可能となる。
すぐにノートPCが欲しいけどまとまったお金が無い人でも、分割払いをすることで購入が可能となる。
以上が私が購入を決めたポイントだ。続いて、具体的な私のPCの利用用途と購入にあたり候補となった端末。それぞれの比較を紹介していく。
PCの用途と候補のノートPC
PCを選ぶ際に重要になるのが使用用途だ。何事もまずは何をしたいのかを明確にしておくことが重要だ。
私の場合は主にブログを執筆するのに適した端末を中心に選んだ。ブログをやるのであれば文章作成だけでなく、画像の加工なども快適に行えることが望ましい。
長く使うにあたりゆくゆくは動画編集などもやってみたいと考えた。
また、私はカフェで作業することが多い(家では勉強ができないタイプ)なので、持ち運び性も重視したいところだ。
まとめると以下の3つの作業を快適に実施できることが最低条件だ。
- ブログ執筆
- 画像編集
- 動画編集(できれば)
- 持ち運びしやすい
使用用途を絞って私の好みに照らし合わせると候補の端末は3つに絞る事ができた。
- 富士通:FMV LIFEBOOK UH
- Apple:MacBook(無印)
- Lenovo:ThinkPad X1 Carbon(2019年モデル)
それぞれ簡単に紹介する。
富士通:FMV LIFE BOOK UH
LIFE BOOK UHの特徴はなんと言っても、ノートPCで世界最軽量の698gを実現したPCだ。
698gといったら感覚的に500mlのペットボトルくらいの重さしかなく、店頭で是非触ってもらいたいのだが、モックではないかと疑うほど軽量なのだ。
持ち運びにおいて軽いことはかなりのアドバンテージであり、最強の端末と言っても過言ではない。
キーボードもカスタマイズモデルだとアルファベットのみにできるなどある程度柔軟にできるのも嬉しいところだ。
気になる人は公式HPも参考にしていただきたい。価格は10万円~ある。
MacBook(無印)
続いてはみんな大好きMacBookだ。
無印のMacBookは現在ラインナップからなくなってしまったものの、美しいデザインに加え、きれいな液晶、軽量ボディー、使い勝手の良いOSとかなり魅力的な端末だ。
MacBook Airの最新モデルよりも実はスペックが高く、動画編集はきついもののブログ作成くらいであれば問題なく利用できる。
また、カフェで使用するのもおしゃれだし、毎日持ち歩くにもワクワクするような端末だ。(ラインナップからなくなってしまったのが悲しい)
画面は12インチで小さいものの、高解像度のRatinaディスプレイを搭載しているため小さい画面でも問題なく利用できる。
メディア系にもつよく、スピーカーはかなりクリアでキレイなサウンドなので、動画閲覧にももってこいの端末だ。
ThinkPad X1 Carbon(2019G)
最後がThinkPad X1 Carbonの2019年モデルだ。今年に入ってマイナーアップデートして重量、スペックが改善された。
言わずと知れた使い勝手が良いキーボードと堅牢性(丈夫さ)を有しており、ビジネス向けのPCとしてはかなり普及している端末だ。
私は以前からThinkPadユーザーであるため、当然ながらこちらも購入の候補にラインナップした。
候補端末の比較
ノートPCを選ぶ際は色々と見るポイントがある。
PCを選ぶ際にはスペックはもちろんだが、用途に照らし合わせて以下のポイントを見ていくと良いだろう。
- 重量
- デザイン
- 使用感
- 耐久性
- 値段
細かく見ていこう。
重量
毎日持ち歩きたいため重視したいのが重量だ。
最近はスペックが高く軽量化された薄型のノートPCが多数ラインナップされているため、できれば1㎏前後のモデルが良い。
候補にあげたノートPCを見ていくと以下のような重量となっている。富士通のFMVは流石に軽すぎて驚きだ。
PC名 | 重量 | 評価 |
FMV LIFEBOOK UH | 698g | ◎ |
MacBook(無印) | 920g | ○ |
ThinkPad X1 Carbon(2019) | 1.09kg | △ |
デザイン
デザイン性は非常に重要だ。
デザインを考え中ればからにハイスペックでリーズナブルな端末もあるにはあるのだが、高頻度で使用する高価なアイテムのためできるだけ妥協したくない。
やはりかっこいい端末ほど値段が跳ね上がり高いのだが、使用してワクワクするような気持ちになるのはかなり重要だ。
そのため私は、軽量性の次にデザイン性を重視している。
やはりデザインに関してはMacBookに軍配が上がるだろう。洗練された無駄のないシンプルなボディーは美しい。
それと比べてビジネスブックの富士通のLifeBookとThinkPadは無骨なデザインだ。(個人てきにはこの無骨さがCoolだと感じている)
PC名 | デザイン評価 |
FMV LIFEBOOK UH | △ |
MacBook(無印) | ◎ |
ThinkPad X1 Carbon(2019) | ◯ |
※デザインは個人的な主観であるのでご了承いただきたい。
使いやすさ
使いやすさに関してはMacBookの直感的な操作が可能で中々の使い勝手なのだが、キーボードに関してはキーストロークがほとんど無いためかなり癖が強い。
その点、ThinkPadはキーストロークがしっかりしているのに加え、キー入力音がかなり静かで入力しやすい。
トラックポイントもありうち心地が段違いに使いやすい。
ブログを書く上でキーボードはかなり重要なため、ここはThinkPadに軍配が上がる。
富士通のFMVのキーボードはキーストロークもしっかりしており、中々打ちやすいのだが、打ったときのシャカシャカする感じがなんともチープに感じられた。
個人的な主観などもかなりはいった評価だが、私があししげくビックカメラに行き慎重に吟味した結果結果である。
PC名 | 使いやすさ評価 |
FMV LIFEBOOK UH | △ |
MacBook(無印) | ◯ |
ThinkPad X1 Carbon(2019) | ◎ |
耐久性
持ち歩きするノートPCはある程度頑丈になっていなければ話にならない。
満員電車での圧力、ちょっとした衝撃、長期利用でも問題なく利用できる耐久性が求められる。
MacBookはアルミの削り出しボディーにより、かなり頑丈なのだが、硬すぎるゆえ落とすと一発で液晶がおしゃかになってしまうと感じる。
富士通のFMVについては液晶部分がペラペラでかなり不安を覚える。それに、展示モデルがすでに破損していたりとかなり脆いことが伺える。
ThinkPadについては前述したとおりかなりの堅牢性を有しているのでこの中だと一番堅牢性が優れている端末だと思う。
実際に展示品を触っても頑丈な作りとなっていることがうかがえた。そのため、以下の結果となった。
PC名 | 耐久性評価 |
FMV LIFEBOOK UH | △ |
MacBook(無印) | ◯ |
ThinkPad X1 Carbon(2019) | ◎ |
値段
最後に値段を見ていこう。
ノートPCは公式サイトで購入することで電気屋で直接購入するよりも格安で購入することができる。
例えば富士通ではクーポンを利用すると代替20%引きで購入できる。ThinkPadだと時期によって最大48%引きで購入できたりするのだ。
また分割手数料もタダという場合もあるので、量販店で購入するよりも安く入手が可能だ。
ただしMacBookについては一切の値引きはされておらず、スペックの割にかなり高額の高級端末だ。コスパを考えるとかなり悪い端末なのだ。
PC名 | ねだん評価 |
FMV LIFEBOOK UH | ◯ |
MacBook(無印) | ✗ |
ThinkPad X1 Carbon(2019) | ◎ |
ThinkPad X1 Carbonを選んだ理由とノートPCを選ぶポイントのまとめ
ThinkPad X1 Carbon(2019年モデル)を選んだ理由とノートPCの選び方について紹介した。
ThinkPadは伝統のブラックボディーの最高にクールな端末だ。
また、ノートPC最強のキーボードを備えている上、他の端末にないトラックポイントを搭載している独特の端末なのだ。
どうしても、ノートPCというのは横並びでどれも似たりよったりとなってしまっているが、ThinkPadであればそんな心配はいらない。
MacBookに変わる候補端末としてもThinkPadはかなりおすすめの端末だ。
以上、ノートPC大好きのりをでした。