私のスマホ歴はiphone4から始まった。
当時高性能で高品質ながら手の中に治るコンパクトなスマホに私は偉く感動して、ボロボロになるまで使用するほど愛着があった。しかし残念なことにそれ以降スマホは大型化の一途を辿りいつしか小型で高品質なスマホが登場せず諦めかけていた。
ところが近年Palm Phoneという3.3インチスマホが登場し、一気に物欲が刺激された。デザインよし、大きさよし、性能的にも問題なく私的にはかなり気になるスマホとなったのだが、色々と調べていく内に私の次期端末としての候補から外れることになった。
今回は私がPalm Phoneを候補から外した理由についてシェアしていこうと思う。これからPalm Phoneの購入を検討している人の参考になれば幸いである。
Palm Phoneのスペック
Palm Phone(以下Palm)とは名刺サイズの3.3インチのAndroidスマホである。近年巨大化の一途を辿っていたスマートフォンの中、彗星のごとく登場した超小形スマートフォンでありかなりの注目を集めている。
詳細スペック
- サイズ:96.5 x 50.5 x 10mm(名刺サイズ)
- 重量:62.5g(卵1個分の重さ)
- ディスプレイ:3.3インチ
- OS:Android
- 処理: Qualcomm MSM8940 Snapdragon 435
→ CPU: Octa-core 1.4 GHz Cortex-A53 GPU: Adreno 505- メモリ:32GB
- ストレージ:32GB
- インカメ:800万画素
- バッテリー:800mAh
- 防水防塵:IP68(細かなチリは完全に防護し、水没し続けても問題なし)
Palm公式HP:https://www.palm.com/
ごちゃごちゃとスペックを述べたが、つまり小型でありながら、PUBG(3Dゲーム)などのゲームもプレイ可能なほどの性能があり、しかも防水なのでお風呂でも利用可能!ということだ。
ただしバッテリーが800mAhと小型なので重い処理をしたら精々3時間ほどでバッテリーが干上がってしまう。なので、余りヘビーに利用するのではなく、たまにちょこっとSNSを覗いたり、調べものしたりといった利用方法になる。(ガッツリ利用したい人はモバイルバッテリーは必須)
私が購入を見送った理由
さて、スマホとしてのスペックとしては最低限利用に耐えられるものだと言うことがわかったが、私は今回Plamの購入を見送った。理由は以下2点だ。
- Felica未対応
- テザリング不可
見送った理由:Felica未対応だから
私は基本的にお金は電子マネー頼りである。そのため、電子決算で便利なお財布携帯機能が無いとかなり不便な生活となってしまう。コンビニでのちょっとした買い物、自販機で飲み物の購入、電車移動に欠かせないモバイルSuica、これらサービスを利用するのにもはや一々現金を出す生活は考えられない。
頑なにFelicaを導入しなかったAppleのiPhoneが等々Felicaを搭載(Apple payのこと)したのは上記の利便性があるからにほかならないだろう。それほど重要な機能なのだ。
Felicaが無いという点で残念ながらこの端末を選択肢から外れる。おサイフ携帯としてはメイン端末で使用してPlamはサブ機として利用するという運用も考えられるがそれでは小さい端末を持つメリットが損なわれてしまう。
いっそのことおサイフ携帯を辞めて、カードなどで併用することも考えられるがそれも物が多くなるばかりか、不便となってしまう。やはりFelicaに対応するのは今後スマホを選ぶ上でかなり重要な要素だ。
おサイフ携帯機能がどれほど便利かは利用したことが無い人にとっては理解が難しいだろう。そんなに重要な機能なの?という人もいるだろう。だがあのホリエモンも当時iPhoneユーザーだったのにもかかわらずFelicaが対応していなかったため、Androidスマホを併用していたほどだ。
見送った理由:テザリング不可だから
私は外でちょっとした作業をする際にテザリング機能を良く利用する。そのため、テザリングは必須機能なのだが、Palmにはその機能が省かれている。これはかなりの減点ポイントだ。
テザリングなどモバイルWiFiを持てばいいという意見も出そうだが、端末をスマートにしても持ち物が増えてしまえば全くスマートでは無い。出来るだけ、持ち物を減らしたいから小型スマホを購入したいのに本末転倒である。
更に言うと、バッテリー問題があるためもしもの時を考えて、モバイルバッテリーを持って、無くすと困るからストラップを付けて、、、となりどんどん持ち物が増えていってしまう。ポケットの中身はまるで少年の頃の状態となってしまうのだ。
サブ機として利用するならこの端末
ではサブ機として利用する場合のことを考えてみた所、少し前に発売した ドコモのカード型端末KY-01Lを押したい。この端末は画面が白黒でおサイフ携帯機能は付いていないものの、Web検索はもちろん、通話やテザリングも使用可能なのだ。
ドキュメント形式でツィッターの閲覧、PCのテザリング、通話ぐらいで利用できれば問題ないし。余計な機能が無いためスマホで時間も取られることも少なくなるので作業に集中もできるだろう。値段も中古価格で2万円台のためPalmの半分ほどの値段で買えるのもGood Pointだ。画面が白黒なので目に優しく本など読むのにもはかどりそうだし、持っている人も少なそうだというメリットもある。
このドコモの KY-01LとiPadとワイヤレスキーボードだけ持ち歩けばブログの更新もできるので捗りそうだ。(後はおサイフ機能が搭載されれば文句無しなのだが、、、)
限られた機能しか使用できないKY-01Lはスマホ依存からの脱却を促し、真のミニマリズムを追求する人にももってこいだろう。
(参考ドコモWeb:https://www.nttdocomo.co.jp/product/feature_phone/ky01l/)
また、Black Berry Key2なんかも良さげだ。Black Berryの魅力は何と言っても物理キーボードだろう。私はブログを執筆するので物理キーボードでポチポチと入力するのは憧れるし、捗りそうだ。
デザインも気合が入っており、高級感がある。正に大人の渋いスマホと言った所だろう。最新の端末の出来は中々よく出来ている。ただ値段が割高なため、少し前に発売した下記のようなBlackBerry BlackBerry Passport Silver Editionも中々気になる一台である。
以上