仕事やちょっとしたお出かけで喉が乾くとついついアレを買ってしまうのではなかろうか?そう、自販機のドリンクである。
そこらかしこに自販機で販売しているため非常に便利だ。だが、積もり積もると馬鹿にならない出費となる。一度計算してみることをオススメする。例えば、一日に一回自販機でドリンクを買えば年間で約60,000円(160円x 365日)…中々馬鹿にできない出費だ。
出費を抑えるには水筒やマイボトルなどを持ち歩く必要がある。私は以下のマイボトルを利用している。純粋に水分補給目的ではこれで十分で非常に気に入っているが問題点がある。持ち歩けるドリンクに限り(水やお茶など)があり、保温機能もない。
私のようなカフェイン中毒者としてはどうしてもコーヒーが飲みたくなる。それも食後の熱いコーヒーをだ…こうなるとどうしても買ってしまうのが缶コーヒーだ。結局マイボトルだけでは冒頭に述べた出費は避けられなかったのである。
これ以上荷物を増やしたく無いと検討した結果、行き当たったのが今回紹介するミニマムなマグボトル、POKETLEである。
POKETLEとは
POKETLEとは120mlの極小サイズのステンレス製のマグボトルである。こんな小さなボトルなど何の役に立つんだ!?と疑問に思う人もいるだろう。その答えは後述するとしてまずはスペックを紹介するとする。スペックは以下の通り。
POKETLEのスペック
- 実容量:満水 約120ml (本体のみ約120g)
- 保温効力:43度以上(6時間)
- 保冷効力:12度以下(6時間)
- 素材の種類:内瓶 ステンレス鋼
- 胴部 ステンレス鋼
- キャップ ABS樹脂
- バッキン シリコンゴム
- 底カバー シリコンゴム
- サイズ:約H143mm x W42mm
- 口径:約31mm
見ての通り容量以外は通常のマグボトルと同様なのだが、特筆すべきは通常500mlサイズが一般的の中、かなり小さいサイズという点である。量的にはマグカップ1杯分ぐらいだろうか。水分補給としては微妙だが、ホットコーヒーぐらいであればちょうど良い量である。
小容量のマグボトルは持ち運びに便利
容量120mlの小容量のマグボトルの良さについて紹介していこう。このボトルの特徴は何と言ってもコンパクトな点だ。リュックや鞄に毎日入れても邪魔にならず持ち運びが可能だ。
ポケットにも入るサイズなのでちょっとしたお散歩ぐらいにはちょうど良さそうだ。ものをあまり持ちたくないミニマリストにもオススメだ。
流石に水分補給という点で見れば容量が不十分だが、それは冒頭で述べたマイボトルを利用すれば問題解決だ。私はこのボトルにコーヒーを入れて少しづつ飲んでいる。そして喉が乾いたら、マイボトルに入れた水を飲むという風に役割分担している。
ただ、マイボトルについては中身を入れていしまうと流石に重くなり、POKETLEと併用していたとしても本末転倒のため、中身は入れず持ち歩き、会社の給水器などで中身を補充して利用している。
この構成だと若干洗う手間が増えるのだが持ち運びはぐっと楽になった。そして自販機での出費を抑えることに成功している。
所有欲をくすぐるシンプルなデザイン
デザインを見て欲しい…どうだろうか?美しくないだろうか?
ものを選ぶ基準として私は機能もさることながらデザインも非常に重要なポイントだと考えて選んでいる。例え機能的に良くても気に入ったデザインでなければ所有していてもつまらない。例え機能的に若干劣るとしてもデザインが良ければ私はそちらを購入している。
POKETLEはそんな私の基準を見事に満たしてくれている。
保温製もあり、飲みくちに余計な物が無くお手入れが簡単で機能よし、デザインよしで正に私の理想のマグボトルなのである。注意していただきたいのは私にとって最高のアイテムであり万人ウケするものではないとは私も思う。
肝心なのは自分にとって十分な要件を満たしているかどうかだ。自分の要件を満たさずデザインだけ良い物を買ったとしても結局は使用しなくなるので買い物する際はその点を十分に考慮した上で検討していただきたい。
周りが持っていない優越感
ものであふれる時代だが、不思議と皆一様に同じものを持ちたがる。皆持っている物というのは良いものである事は間違いないのだが、そうしたものは所有欲は満たしてはくれない。
やはり皆が持たない物を持つことに価値があると私は思う。もちろん、「良い物=皆利用している」という意見は私も賛成だ。だがそれは本当に自分の要件を満たしているのだろうか?その点をよくよく考えて物を選べば実はそれほどのリッチなスペックのものなどいらないことに気づく。
何も考えず思考停止状態で良い物を持つには人の真似をするのが一番簡単だろうが、そんなものに金を掛けているほど我々は裕福にはまだまだなっていない。
最小限の出費で自分にとって100点のアイテムを見つけるのが良い買い物だ。皆と同じものでなければダメな理由など無いのである。
以上