私はプライベートでは、ThinkPad X220を使用している。スペック的には近年のPCには遠く及ばないのだが、それを補って余りある魅力がある。
その魅力とは、ノートPC最強クラスの使いやすさを誇るThinkPadキーボードである。
文章を書く際はスペック的には何も不満がないのだが、キーボードの使い勝手の良さは他のPCのそれとは雲泥の差だ。ThinkPadはこのキーボードのおかげで高い生産性を実現している。
実はこのThinkPadキーボードは、独立したキーボードとして販売していことはご存知だろうか?今回はこの独立型ThinkPadキーボードを購入したので紹介していこう。
目次
ThinkPad Blutoothキーボード
まず私が購入したThinkPadキーボードを見ていただきたい。
ノートPCからそのままベコッと取り外しただけのように見えるこのキーボードは、デスクトップPCなどで利用できる独立したキーボードなのだ。
伝統のトラックポイント(以下、赤ポチ)も健在だ。実はこの赤ポチは、マウスなのだがThinkPadキーボードはキーボードとマウス一体型の独特の形をしている。
この独立型ThinkPadキーボードの操作性は、オリジナルのThinkPadのそれと同等の使い心地を実現している。デスクトップPCもThinkPadと同等の使い心地を実現させる画期的なアイテムなのだ。
ThinkPadキーボードの利点
ThinkPadユーザーの私が実際に使用してみて感じるGoodポイントは以下。
- 癖になる打鍵感(打ち心地)
- トラックポイントの存在
癖になる打鍵感(打ち心地)
PCのキーボードで最も重要なのがこのキーボードの打ち心地だろう。このポイントは安物と高級品とを比べると分かるとおり最も優劣がつきやすいポイントだ。
ThinkPadキーボードはどうかというと、最高の一言に尽きる。たかだかノートPCのキーボードだと侮るなかれ、キーの打ち心地は高級品と遜色ないレベルだ。
そればかりか、いつまでもキーを売っていたくなるような不思議な打ち心地を実現している。
ノートPCのキーボードなため流石にテンキーは存在しないのだが各種ファンクションキーをはじめ、普段使用するキーはしっかりと実装されているので、文章作成、プログラミングなど特に気にならない。
むしろちょうどよい所にキーが配置されているため使えば使うほどその良さに気づくことになるだろう。かなり考えられて作られていることが分かる。
トラックポイント(赤ポチ)の存在
続いて私が感じるGoodポイントは赤ポチの存在だ。
赤ポチの何が良いかと言うと、タイピングをする際にちょっとしたマウス操作のために一々ホームポジションを崩さずに作業できることだ。
実はPC作業で最もネックとなるのがこのマウス操作で、折角ショートカットキーを駆使しているのに、肝心な箇所でマウスを操作しなければならず意外と操作が煩わしい。
そこで、キーボードに付いている赤ポチを使用することで一切マウスを使用せずにPCが操作できる。クリックやスクロールは親指部分についているクリックボタンを使用する。
もちろん、赤ポチだけだと流石に操作が厳しい場合もあるのでそういう時にだけマウスを使用すれば良い。この赤ポチのおかげで日々の作業が爆発的に効率化を図ることができるのだ。
会社のPCがたちまちThinkPad化
私は仕事用のキーボードを会社支給のものから、ThinkPadキーボードに交換した。確かに、実費で払っている分お金は多少かかるのだが、作業効率化して残業が減れば安いものだ。
私生活でもThinkPadを使用しているため、それと同様の環境を会社に導入することでPC操作を更に最適化している。
この設備投資で私の作業効率はかなり向上しているのを実感している。
仕事もプライベートも同じ環境を実現することで、キー入力ミスを減らし、作業効率向上につなげることに成功した。
仕事道具には金をかけよう
トップユーチューバーのヒカキン氏は仕事で使う道具にはその時出せる限界の額をかけているとのことだ。そうした投資により、圧倒的な作業効率を実現して今の地位にいると言っても過言ではない。
これと同じように仕事で普段最も使用するものには金を掛けるべきである。
ThinkPadキーボードはこうした自己投資としてはそんなに高くない部類に入るのだが、他のキーボードでは決して手に入らない赤ポチがあるためわざわざこのキーボードを使用する価値はある。
安い会社支給のキーボードを使用している人は今すぐにでも新しいキーボードに買い換えることをおすすめする。その1つの選択肢としてThinkPadキーボードは悪くない選択だ。
最後に、人と同じ事をやっても意味がない
何事もそうだが、人と同じことばかりやっていても意味がない。人よりも差別化を図るには1つでも多く人と違う事を実践していくことが肝心だろう。
他にも身の回りで最も使用している道具は何があるか見回してみてみよう。他にも何か作業のボトルネックとなっているアイテムは無いだろうか?
例えばマウス。今はかなり多機能なマウスや使い心地を追求したものが沢山ある。そうしたものから吟味して自身の作業効率を最大化してくれるものを探してみよう。
人と同じ事をやっていても意味が無い。自身の身の回りを見回し、最適化できる部分を考え、どんどんトライ&エラーをしていくのが良い。
もし失敗しても今はメルカリなどで簡単に売りさばくことができるので恐れずどんどんトライしていこうじゃないか。
以上