人形町駅から隅田川方面に10分ほど行った所にある「とんかつ さくたろう」というお店を知っているだろうか?
日曜日にちょっとした用事で訪れた人形町でせっかくだから美味しいものでも食べようかと思ったが、どこも休日でお休み。
そんな中やっていたのが「とんかつ さくたろう」だ。偶然訪れたさくたろうのロースカツ定食が冗談抜きで激ウマだったので紹介したいと思う。
人形町で日曜も営業している美味しいランチが食べるお店が知りたい人、人形町でランチを探している人は是非参考にしてもらいたい。
都内の休日ランチとしては秋葉原にある鳥つね自然洞の「特上親子丼」もおすすめ。
新規タブ:秋葉原ランチの隠れた逸品!鳥つね自然洞の「特上親子丼」を味わってきた
目次
東京 人形町とんかつ さくたろうのロースカツ定食がうますぎる
それではまずはお店のメニューや今回食したロースカツ定食について紹介していこう。
まず結論から言うと、私的には人生で食べたとんかつの中でトップレベルで美味しいお店がとんかつ さくたろうのロースカツなのである。
細かく見ていくとしよう。
お店の外観は綺麗
まずは外観はこんな感じ。
白塗りの建物はおしゃれ。まるで原宿にあるショップのようなおしゃれさである。
垂れ幕に描かれたキャラクター(ぶりぶりざえもん!?)は、ピンク一色とワンポイント的なデザイン。お店のおしゃれさを際立たせている。
無駄のないシンプルなデザインはお店のセンスの良さを感じさせてくれる。入る前から只者ではない雰囲気を漂わせているのだが、問題は味である。デザインだけおしゃれで味はいまいちというお店を私はこれまで嫌というほど見てきた。
どれ、食通の私が一つ味を見てやるか…と軽い気持ちで来店したものである。
メニューについて:豚肉は2種類からチョイス可能
メニューを見てみることにしよう。
メニューによるととんかつに使用する肉は「らっきーとーん」とお値段高めの「紫峰ポーク」の2種類から選べるらしい。肉の量も150g〜300gから選べる。
とんかつ以外にもエビフライなどのフライ系の定食やカレーなんかもある。揚げ物系に特化したお店でこれは期待できる。
個人的見解だがラーメンの種類が多いラーメン屋はあまり美味しくないというのがセオリーだが、他のジャンルでもそれは言える。今回は揚げ物、特にとんかつ特化型の店。これは期待がもてる。
私は店のレベルを見るために一般的な「らっきーとーん」のロースカツ定食200gをチョイス。(決してケチった訳では無い)
取り敢えずビールで口を清める
曇りなき眼で店のレベルを見定めるにはまず口の中を一旦清める必要がある。そこでまずはビールを頼むことにした。
ビールとともにお通しのうずらの卵の煮玉子とロースカツ定食の付け合せ3品が早速登場。これはビールのつまみには最高だ。
ビールについてきたうずらの煮玉子。これがまた絶妙な味付けで美味い。
ビールが進む進む。ビールを注ぐグラスも完璧。
旅館で出てきそうなうすはりのグラス。こういうチョイスも一々センスが良い。店主は生粋の飲兵衛に違いない。
付け合せも三種。ぬか漬けに煮物、きんぴらとこれも贅沢だ。
店主、わかっている。どおやらセンスの良さは店の外観だけではなかったようだ。これは私の中の海原雄山もにっこりである。
お待ちかねロースカツ定食
ビールで口の中をさっぱりと清めた所で本日のメーンイベントであるロースカツ定食200gが登場。
まず目につくのは桜色の色味。美しい。ほどよい火の通り加減でこれが本当にとんかつなのか!?と驚いた。
とんかつというのはもっとガッツリと火を通しているのが一般的。肉の鮮度に自信がなければできない芸当だ。おそらくは一旦低温調理をしたものを衣を付けて揚げているのだろう。
そして200gの分厚さ、ボリューム感。すばらしい。見ただけで分かる、こいつは旨いと。
ではさっそく、がぶり…!?
思った通りうまい。食べごたえ抜群の分厚さなのだが、肉は柔らかくジューシー。
そして、あぶら身の甘みと来たらもうたまらん。普通あぶら身は百害あって一利なし、な部位なのだがここの豚肉はあぶら身はさっぱりしていて美味い。
「トンカツをな、トンカツをいつでも食えるくらいになりなよ。それが、人間偉過ぎもしない貧乏過ぎもしない、ちょうどいいくらいってとこなんだ」(アニメ美味しんぼ28話「とんかつ慕情」より抜粋)
とんかつを食べていると、私の脳裏にこの名言が蘇る。美味しんぼの「とんかつ慕情」は全日本人必見なのでまだ見ていない人は見ておくように。
いい忘れてたが、味噌汁は普通の味噌汁か豚汁かで選べる。豚汁も中に大きな肉が入っていていいダシが出ていて旨かった。
ソース2種に塩2種で選択肢味変が楽しい
さて、いくら肉が旨くとも200gもあると飽きが来てしまうというものだが、実はソース2種類に塩2種類あり微妙に味変しながら食べることが可能なのだ。
二種類のソースは手作りで、通常のソース(右)と青唐辛子ソース(左)の2種類ある。青唐辛子は珍しい。
普通のソースもフルーティーだがとんかつに良くあい美味しいのだが、特に気に入ったのが青唐辛子ソース。ソースの中に青唐辛子の風味にピリッとした辛さが癖になる。
とんかつにつけてくってみ?飛ぶぞ。と長州力ならばそう言うだろう。
塩も2種類で青い塩とアンデス紅塩がある。一々おしゃれだ。
味の違いは正直分からなかったがどちらも塩のくせに深みがあり、とんかつにつけて食べるとこれまた美味い。塩で食べるのもありだ。
是非色々と試してみて欲しい。
店内も綺麗でおしゃれ
店内はこんな感じ。
できたばかりのため綺麗なのはもちろん、黒と白の壁紙はセンスがうかがえる配色だ。
テーブル席も多く、平日のランチ時もあまり並ばず入れそうだ。(平日行ったこと無いので分からないが)
ビールも美味いのでここでしっぽりと一杯やるのも気分がよさそうだ。仕事帰りにまた訪れてみたい。
東京 人形町とんかつ さくたろうの詳細情報
さて、さんざん褒めちぎったとんかつ さくたろうの場所を載せておこう。
人形町駅、都営新宿線の浜町、馬喰横山駅から徒歩5~10分といった場所にある。
その他詳細情報は下記に記す。
<営業時間>
平日
https://www.dtu-carne.com/sakutaro
昼 11:00〜15:00(LO 14:30)
夜 17:00〜21:00(LO 20:30)
土日・祝日
11:00〜19:30(LO 19:00)
以上、最後まで読んでいただき感謝
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