先日、楽天モバイルが展開する楽天回線が衝撃の新プラン「Rakuten Un-LIMIT」を発表された。
このブログでも早速調べて結果を紹介したが、楽天回線の対応機種がいまいち分かりづらかったので調べてみたので紹介する。
目次
Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット):対応機種
まずはズバリ結論から言うと楽天回線の正式対応機種は楽天モバイルのサイトで発売している以下の端末である。
<楽天回線対応機種>
- Rakuten mini
- OPPO Reno A
- OPPO A5 2020
- Rakuten Mini
- HUAWEI nova 5T
- arrows RX
- AQUOS sense3 lite
- AQUOS sense3 plus
- Galaxy Note10+
- Galaxy S10+
- Galaxy A7
- Xperia Ace
公式サイトでは以下のようにUN-LIMITプラン+対応機種の抱き合わせ商法を展開している。
注意したいのがあくまでも楽天モバイルから売っている商品に限るため、同盟の機種でも他社から発売したものに関しては動作保証していない。完全に動作を期待するのであれば楽天モバイルから買った方がよい。
公式サイト:https://www.rakuten.ne.jp/gold/rakutenmobile/un-limit/
Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット):対応機種以外は使用できないのか?
サイトを見てみると、「楽天モバイルSIMは楽天回線対応製品以外の動作保証はしていません。」と記載があった。
公式サイト:https://www.rakuten.ne.jp/gold/rakutenmobile/un-limit/
基本的には前述した機種が対象なのだが注目していただきたいのが「動作保証」という言葉だ。これはつまり「動作は保証しないけど動く端末もあるよ」ということだろう。
そもそも、楽天回線というのは楽天モバイルが展開する自社回線のことを言う。自社回線というのは自分で通信するための基地局を持っているということだ。
この基地局を持っている会社はNTTドコモ、au、SoftBankの3社だけだったのだが、この3社の仲間入りをして第4の通信事業社となる。
そんなこと行ったってLineモバイルやUQモバイル、IIJmioなど回線会社もあるじゃないか?という疑問も聞こえてきそうなので補足しておくと、これらの会社は先程の基地局を持った3社の通信サービスを貸してもらってサービスをやっていた会社なので、新の意味で基地局を持っている会社は3社+楽天ということになる。
デパートのテナントと一緒でビルを所有している人とビルを借りて商売する人、というイメージだ。
さて、話は戻るが各社の基地局で使用できる通信バンド(周波数帯)というのが決まっている。スマホ端末はこの決められた通信バンドの通信を受信して通信を行うのだが端末によってその取り決められている。
- ドコモ:Band 1、3、19、21、28、42
- au:Band 1、3、11、18、26、28、41、42
- Softbank:Band1、3、8、11、28、41、42
- 楽天モバイル:Band 3、18
この通信バンドの通信が行える端末であれば利用できる可能性はある。
現在iPhoneは動作保証対象の機種に入っていないため利用できるかは未定だが、理論上は使用可能である。なので、Band 3、18が利用可能な端末であれば問題なく利用できる可能性はありそうだ。
この部分がいまいちわかっていなかったので楽天モバイルショップの店員に聞いてみた所、動くかもしれないが保証はできないと行っていた。
(どうでもよいが、ショップのお姉ちゃんが美人だった。)
ショップの店員さんも、今回のUN-LIMITプランに応募したらしいのだが楽天の端末は購入すると言っていた。
Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット):iPhoneは使えるか?
前述を踏まえると動作保証はしていないが、動作はするようだ。使えないかどうかを調べて見たが以下の記事を発見した。
shimajiro@mobiler:楽天モバイルの「eSIM」をiPhoneにインストールする方法
記事によると楽天miniというeSIM対応の端末から同じくeSIM対応のiPhoneにSIMを移し替えることが可能ということだ。
この場合は一応使用できるみたいだが、サービスが一部利用できない可能性があったり正常に動作しない可能性もあるので正式対応を待つのが無難だろう。
日本におけるシェアが最も高いiPhoneを対象から外すことは考えられないので、後々対応するということは十分考えられるため期待してもよいだろう。
Rakuten UN-LIMIT(楽天アンリミット):おすすめの端末
最後にRakuten UN-LIMITのおすすめの端末を紹介したいのいだが、おすすめは楽天から出している「Rakuten mini」という端末だ。
おすすめする理由としては以下3点だ。
- サブ端末として十分な性能
- お財布携帯機能付き
- 小さくて持ち歩くのが楽
現状楽天回線は非常に対応エリアが狭いのに加え、通信品質もあまり期待できないためメイン端末ではなくサブ端末として持つのが良いと考える。ちょうど1年間無料なので2台持ちしても金銭的な問題は無い。
お財布携帯としても小さいのでこれだけ持ち歩けば、かなり身軽になることが可能なので非常に便利そうだ。
そして何より人があまり使用していないという点で差別化ができるのがポイントだ。近年のスマホはどれも金太郎飴の如く似たりよったりで所有欲がくすぐられないが、この端末は独特で面白い。
Rakuten miniのサブ機としての利用用途
メイン端末を持っていると使い分けが難しいだろう。私が利用する場合を考えてみたので参考にしてもらいたい。
- 電話、テザリング専用
- ちょっとした記録(カメラなど)
- 読書アプリを入れて読書専用
- ランニングで音楽プレーヤー
- お財布
そして、メイン端末は次の使い方をする。
- 情報収集
- メールやLINE
- サービスの申し込み(映画やチケット予約など)
- ゲーム、動画視聴
このように高い性能を有するものや、視認性、操作性が必要となる作業をメイン端末で実施するというわけだ。
Rakuten miniはバッテリーが小さい分あまり良くないので、ガッツリ動画などCPUをガンガン使用する使い方だとすぐにバッテリーが上がってしまうので、重い処理をメイン端末で実施するのがベストだろう。
Rakuten miniとiPod touch 7thとの比較
参考までに私が今サブ機として利用しているiPod touch(7th)と比較する。
商品名 | Rakuten Mini | iPod touch 7th |
サイズ | 約106 x 53 x 9 (mm) | 約 123 x 59 x 6 (mm) |
重量 | 約79g | 約 88g |
ディスプレイ | 約3.6 インチ(TFT) 解像度 1,280 x 720 |
約4インチ(TFT?) 解像度 1,136 x 640 |
連続待受時間 | 約160時間 | 不明 |
連続通話時間 | 約5.4時間 | 不明 |
CPU | QualcommSnapdragon 439 (オクタコア 2GHz + 1.45GHz) |
A10Fusion ( 1.6GHz) |
内蔵メモリ | 3GB(RAM) / 32GB(ROM) | 2GB(RAM)/32~256GB(ROM) |
メインカメラ | 約1,600万画素 | 約800万画素 |
フロントカメラ | 約500万画素 | 約120万画素 |
バッテリー | 約1,250mAh | 約 1,043mAh |
お財布携帯 | 対応 | – |
防水/防塵 | 対応(IPX2/IP5X) ちょっとした水しぶきはOK |
– |
すべてに置いて後発のRakuten miniが勝っている。サイズの割にかなり素晴らしい性能だということがわかる。防止/防塵も付いているので運動などで利用しても全く問題ないし、バッテリー容量も大きいからそれなりにつかえそうだ。
iPhode touchもサブとしては十分利用に耐えられる性能であったので、Rakuten miniはかなり期待できる。
ただ一点画面サイズだけがどうしても小さくなってしまうので、iPod touchでも小さいと思ったくらいなのでそこだけが不安である。iPod touchでは以下のブログのように、読書や学習専用端末としていたので本が問題無く読めればいいのだが…。
以上