まいど、ノートPC大好きのりをである。
今回は、富士通の変態マシーン、世界最軽量モデルLIFEBOOK UHシリーズについて紹介しよう。
ノートPCの買い替えを検討している人は是非、こちらの端末も候補に入れてみてはいかがだろうか!
目次
LIFEBOOK UHとは
LIFEBOOK UHは富士通が出しているノートPCブランドFMVの軽量型のモバイルPCだ。
最大の特徴は世界最軽量の698g(※最小構成時)という超超軽量型の端末なのだ。
是非家電量販店に行ったときは持ち上げて見ていただきたいのだが、非常に軽くモックかと思うほど軽量なのだ。
ビジネス用に特化しておりポート類が充実しており、カラーはブラックとレッド、ホワイトの3色ある。
実は私は先日ThinkPadを購入したのだが、この端末は最後まで私の中で候補として悩ませてくれた。
購入に至らなかったが非常に素晴らしい端末だったためここで紹介しようというわけだ。
LIFEBOOK UHがおすすめの理由
具体的にLIFEBOOK UHシリーズがおすすめする理由を紹介していこう。
- 世界最軽量だから
- キーボードが最高
- ポート類が充実している
- デザインは渋かっこいい
- 安心の日本製品
詳細を見ていこう。
世界最軽量だから
冒頭でも述べたがLIFEBOOK UHシリーズは他のノートPCには無い最大の個性がこの最軽量という点だ。
今まで1kgを切るノートPCは数あれ、ここまで軽量化に成功しているPCは無い。
LIFEBOOK UHシリーズ以上に軽いモデルを探そうと思ったら、タブレット端末しか無いのではないだろうか。
ただし、タブレット単体でも13インチなど大型になってくるとかなり重くなるし、キーボードやマウスなど別途持ち歩くととても600g台に収まるのは難しい。
如何にこの端末が軽いかがおわかりいただけるだろう。
キーボードが最高
この端末はキーボードの使い勝手をおろそかにはしていない。
キーストロークはしっかりしており(1.5mmほど)、意外と使いやすい。
通常ここまで軽量化すると、キーボードのキーストロークをなくすなど使いにくくすることが多い。
MacBookを見ていただきたいのだが、薄型にした途端キーボードのキーピッチがなくなり、ペチペチの残念なキーボードになってしまった。
まさに変態日本クォリティなのだ。
ポート類が充実
ビジネス用途での使用を主軸においているだけあって、ポート類は充実している。
- SDカードスロット
- 1 x2
- イヤホンジャック
- LANポート
- USB Type-C x2
- 盗難防止ロック
と豪華ラインナップが揃っている。
これだけ軽量化しているのにも関わらず、こうしたポート類が揃っているのはすごい実装技術があってこそ。
余計なものを持ち歩かず、この端末1台持っていけばどこでも作業できるクールなやつなのだ。
まさに変態日本クォリティ!!
それに比べてAppleのMacBookなどUSB Type-Cしか搭載していない。。。
デザインは渋かっこいい
デザインはどこにでもありそうな無難なデザインだと思われるかもしれないが、よくよく眺めていると、逆に渋くてかっこいいのだ。
シンプルなブラックカラー(またはホワイト、レッド)に必要な機能がぎゅっと詰まったその無骨な外観はまさに戦うために生まれた端末だ。
キーボードは日本語の印字をなくしてアルファベットだけにすることも可能なので、見た目も玄人感がでてかっこいい。
安心の日本製品
海外のモデルばかり目が行く方が多いと思うが、日本製品も中々のPCを発売している。
特に日本製品で充実しているのが、各種サポートが充実しているのが嬉しい。
PCが苦手な方にはこうしたサポートが揃っているだけでもかなりありがたいのではなかろうか。
LIFEBOOK UHシリーズの悪い点
いい点ばかりを述べていても悪い点にも言及しなければならない。
この端末のデメリットは以下。
- 耐久性が若干心配
- 液晶がFHDしか選べない
- 最小構成ではバッテリーが25Wしかない
- プリインストールアプリが入っている
- 端末のラインナップが分かりづらい
- キーボードバックライトがない
耐久性が若干心配
軽量化の代償としては、極限まで薄くしたボディーだろう。
それ故に液晶部分が特にペラペラで、触ると簡単にたわんでしまう。
店頭展示モデルを見たが、液晶部分が損傷している物も見受けられた。
日本製であるため、ある程度の保証もあるしそれなりの品質は保証されているのだろうが長く使うには若干心配になる。
液晶がFHDしか選べない
ノートPCはFHDで十分だという意見があるが、高解像度の液晶も選べると嬉しい。
特にRetinaディスプレイを搭載したMacBookと見比べると、フォントの粗さがどうしても目についてしまう。
そのため、高解像度液晶もラインナップに入れてもらいたいものだ。
最小構成ではバッテリーが25Wしかない
最軽量モデルを選ぶ際はバッテリーを25Wの構成にしなければならない。
この容量では外での長時間作業には向いていない。せいぜい3時間ほど持てば良いだろうがあまりにも小さい。
新幹線で大阪に行くならば充電ケーブルかモバイルバッテリーは必須だろう。
バッテリー持ちを気にするのであれば50Wモデルを選ぶことをおすすめする。
ただし、個人的には最大の個性である世界最軽量にこだわって買うのがベストだと考える。
プリインストールソフトが入っている
どうして日本製のノートPCにはプリインストールのソフトが入っているのだろうか。
プリインストールとは端末にはじめから入っているお節介ソフトのことである。
プリインストールソフトは使い勝手も悪く、ストレージも無駄に使用し、PCの見栄えも損なうのでマイナス面しかない。
海外PCの優れた点はこうした余計なものが入っていないため、わざわざ日本製を選ばない人も多いくらいだ。
端末のラインナップが分かりづらい
公式ホームページに行くとわかるのだが、この端末は3種類の端末ラインナップがある。
ただし、違いが非常にわかりづらく混乱するだろう。
LIFEBOOK UHシリーズは
<カタログモデル>
- UH-X:世界最軽量モデル(約698g)
- UH90:ロングバッテリーモデル(約898g)
- UH75:?(なぞ)
<カスタムメイドモデル>
- WU2
と存在する。
カタログモデルとはすでに構成が決まっているモデルだ。
家電量販店に行くと購入できるのがこのモデルであり、すでに出来上がっているため購入してから受け取りまで直ぐなのが特徴だ。
変わってカスタムメイドモデルのWU2だが、こちらはWebでカスタムできるモデルだ。
カスタムとはCPUのスペックやメモリ容量、ストレージ容量など自分の用途に合わせてカスタムできるということだ。
カスタムモデルは受注してから生産して出荷するため、通常受け取りまで数週間かかってしまう。
また、UH-X/C3というように「/(スラッシュ)以降の数字がついているのだが、こちらはモデルの世代を表している。
2019/8月現在では、第3世代が最新なので間違って古い世代を購入しないようにしていただきたい。
このように、このPCは非常に分かりづらいラインナップとなっているので購入する際は違いに注意していただきたい。
キーボードバックライトが無い
キーボードのバックライトが無いため、暗い部屋で使用しようと思ったらライトなどが必要だ。
このモデルには残念ながらバックライトが搭載されていないので注意が必要だ。
LIFEBOOK UHシリーズの紹介|まとめ
LIFEBOOK UHシリーズについて、おすすめする理由とデメリット、ラインナップについて紹介した。
技術の粋を結集して、重量という面に徹底的に拘って作られたLIFEBOOK UHはかなりおすすめの端末だ。
どの製品も似たりよったりなノートPC。どうせ買うなら個性が光る、とんがったマシーンを購入したいものだ。
このPCは重量という面において最高の個性を発揮している変態ノートPCだ。
以上、ノートPC大好きのりをでした。