年末に入院と手術をして絶望した話

年末に入院と手術をして絶望した話

諸君は年末はいかがお過ごしだろうか。年末といえば忙しい仕事から解放され、忘年会やら帰省やらでいっときの戦士の休息の季節だろう。

やれクリスマスだの。やれ年末だ正月だのと、浮かれ気分に浸る、、、そんな季節である。

そんな季節に筆者は何をしているかといえば人生2度目の入院と手術。入院も11日という膨大な日数である。神も仏もないとはこのことだ

せっかく温存した雀の涙ほどの有給は全部霞の如く消え去った。

11日も休めて良いじゃ無いか!!そんなことを思う人もいるだろう。だが入院とは決して甘い物では無いということを声高らかに言いたい。

手術による激痛に悶え苦しみ、その中で行うリハビリ、身体中に張り巡らされた管により身動きは取れず、決して旨いとは言えない病院飯、思うように動かない体、おまけに看護師には大事な息子まで見られる始末。散々な目に遭うのだ。決して楽しい物では無い。

病室は最低ランクの8人部屋。同室に入院してるのは耳が遠いいジジイばかり。昼夜問わず生活音が馬鹿でかいのだから、気になってゆっくりできない。

正に地獄のような生活なのだ。

呑気に休んでる間は残してきた仕事が気がかりだし、雑務は溜まる一方。

貴重な有給がこんなことに使われていると思うと泣けてくる。

そんな地獄の生活にも良いところはある。

まずはとにかく暇でボーッとできる(ある程度回復して余裕があること前提だが)ことだ。

暇なもんだからこれまでやりたくても中々やれなかった雑務の処理が捗る。

筆者は以下をやっていた。

  • ふるさと納税
  • NISAの積立設定
  • PCのファイル整理
  • HP作成
  • ブログ更新
  • 自作PCの構成検討
  • 競馬
  • 映画やアニメ鑑賞
  • 読書
  • 人生に思いを馳せる

どれも優先度が低くて後回しにしていたタスクだ。中々に捗った。

ただ、これはあくまでこれはある程度回復しての話しで退院の二、三日前くらい。

術後や体調が悪い日はこうした能動的な活動はできない。そんな時はゲームもストーリーのある映画を見ることすらしんどかった。なのでひたすらYouTubeでゲーム実況など垂れ流しで見ていた。

これまでの人生30年は全身麻酔をするような大掛かりな手術など経験がなかった。ましてや入院などもってのほかだ。それがここ2年は散々である。

最初は盲腸を拗らせての入院したのが2年前の話し。この時は酷かった。今回と同じく年末頃の入院だったため、最低な気持ちで年末を過ごしたのを覚えている。

この時2度と入院などすまい、そう思って健康には特段注意していてこの有様なのだ。心も折れるという物だ。

個体差にもよるが人間30代も半ばになると体にボロが出てくる物だ。若かりし健康な体がもう無い現実に打ちのめされたのである。

さて、愚痴っぽい記事になったがそんな感じの年末である。来年はきっといい年になる事は間違いないだろう。

諸君も健康には気を付けて、いい夢みろよ!

あー、ビール飲みテェ、、、