Tokyo Chonmage Sushi blog - 東京ちょんまげ寿司ブログ -

「プーと大人になった僕」感想と名言紹介。人生に疲れた人こそ見るべし!

calendar 投稿日:

reload 更新日:

「プーと大人になった僕」感想と名言紹介。人生に疲れた人こそ見るべし!

やっほーのりをである。

今回はホットな話題。映画「プーと大人になった僕」を鑑賞してきたので、私が特に共感したセリフについて紹介する。この映画は、休職していた3ヶ月間に私が考えていた事を見事に表現している素晴らしい作品である。絶賛休職中の方には是非見ていただきたい。

この記事の対象者は以下。

  • 絶賛休職中の人
  • 癒やしが欲しい人
  • 心が疲れてる人

ちなみに、私はプーさんが好きなので、この映画を吹き替え版と字幕版両方を見た。個人的には日本語吹き替え版のプーの声が好きなのだが、やはり英語字幕で見た方が心に響いた。日本語吹き替え版は英語版よりコミカルな感じがするためだろうか。

この映画のあらすじ

簡単にあらすじを述べると、主人公クリストファーロビンは仕事で行き詰まりなんとか状況を打開しようと残業、休日出勤までして必死にもがいていた。しかし、どんなにあがいても解決策は見つからず途方にくれていたときにプーと再開。プーと再開してから大人になって忘れてしまった大切な事に気づかせてもらう。。。

というようなハートフルなストーリーである。

この映画の見どころは以下の2つの名台詞に集約される。

私はこの映画を見て特に以下の2つのセリフに非常に共感したと同時に、私が休職したことに対してこの映画を見ることで多少なりとも救われた気持ちになった。

  • 「何にもしないって最高の何かにつながることなんだ」
  • 「僕は風船を持っていると幸せな気持ちになる」

セリフその1:「何にもしないって最高の何かにつながることなんだ」

休職中の方、頑張りすぎて空回りしている方にはこの言葉は目から鱗なのではなかろうか?

私は休職する前は、ひたすらがむしゃらに働き100時間を超える残業と職場のパワハラに耐えてきたのだが、あるときポッキリと心が折れて休職した過去がある。

そこではじめて何もしないをことを経験した。休職中よく考えていたのははみんな頑張ってる中自分だけ何もしないという罪悪感であった。しかし、復職して今になって思うのは、あの何もしなかった時期は私の人生の中で必要なことだったということである。

こうした経験をしたからこそ、プーが言っていた「何もしないことが最高の何かにつながることなんだ」というセリフが心に染みたのだ。そして、休職したからこそ何か良いことがきっとあると前向きにさせてくれる。

世の中目に見えないところで本当にもがき苦しんでる人は多いだろう。そんな人にはぜひこの映画を見ていただきたい。このセリフをあの無垢で可愛いキャラが発言しているのを見るだけで救われるのだ。

セリフその2:「僕は風船を持っていると幸せな気持ちになる」

続いて、私が共感した言葉がこのことばである。

私は常々思うのだが仕事とはロマンなのではないか。地位や名誉、金を追い求めると苦痛が待っている。逆に地位や名誉、金を求めず仕事にロマンを追い求めることは人間の幸福につながると思う。

私は、休職することで出世競争から事実上リタイアした(と思っている)。休職当初はちょっとした絶望感も感じた。そして、その時に仕事の意味について悶々と考えることでたどり着いた答えの一つとして、仕事はロマンなのではないだろうか?ということなのだ。

それが人にとって何の価値も無い無意味なことであっても、やっているだけで幸せを感じる。そんな仕事につけたら地位や名誉、金への執着も無くなるのではないだろうか。

趣味の世界も同じである、車、バイク、フィギア集め、プラモ作成、カフェ巡り、、、自分の趣味に没頭しているときは周りなんてどうでも良い、ただただ自分が幸せな気持ちになる。誰に理解されなくても自分でわかっていればそれでいい。

風船なんぞなんの役にも立たない。しかし、持っているだけで幸せな気持ちになれる。これと同じことが言えるのだ。どんな仕事も突き詰めれば何の意味もない。そこに意味を見出すのは自分なのだということを改めて気づかせてくれた。そんな素敵なセリフなのである。

まとめ

「プーと大人になった僕」は間違いなく大人でも楽しめる映画だ。見どころは上記で私が述べた点以外にまだまだ沢山ある。ので是非劇場で鑑賞していただきたい。

例えば、町並みや風景、天気など本当にイギリスを忠実に再現している(そのため全体的に暗いイメージになっているのだが、、、)そうした点やファッションについても中々渋くてカッコイイ。

とにかく素晴らしい映画なので是非見ていただきたい。

おわり

この記事をシェアする

コメント

コメントはありません。

down コメントを残す




しょうかい

のりを

のりを

東京在住IT屋のりを。

様々な悲しみを乗り越えブログに流れ着いた過去を持つ。

自由気ままに、IT技術、ガジェットなんでもござれな記事を発信中だぞ! [詳細]